昨日は常任委員会の県内調査で、県若者自立支援センター、みえ県民交流センター、産廃不法投棄事案(津市)、いつきのみや歴史体験館、斎宮歴史博物館、祓川自然環境保全地域を訪問しました。


中でも、斎宮の発掘現場や、体験館、歴史博物館はいい勉強になりました。皆さん、斎王制度って知っていますか?


飛鳥時代から後醍醐天皇の建武の新政の時代まで660年間続いた制度で、天皇の皇女などが斎王として選ばれ、天皇に代わって伊勢神宮に遣わされました。現在の明和町の斎宮遺跡は斎王が歴代住んだ場所です。天皇が代わるごとに斎王も交代し、5泊6日の旅で京都から斎宮までやってくる間に神になり斎王となります。


伊勢神宮の式年遷宮ではありませんが、斎王の宮殿は斎王が代わるごとに新しく作りかえられていたようです。


体験館・博物館・発掘現場を見て、平安時代・飛鳥時代のロマンを感じさせられる有意義な時間を過ごすことができました。恥ずかしながら斎王制度をはじめて知り、それぞの斎王に様々なドラマがあったことであろうと感じました。


史跡の10分1模型もありますので是非とも、皆さん一度斎宮遺跡に行ってみてください。ちなみに昭和45年から始まった発掘調査は現在15%程度の進捗状況のようです。予算の兼ね合いもありますが、まだまだ発掘には時間がかかります。新しいドラマがこれから更に生まれるかもしれません。

《体験館》

斎宮4
《昔のすごろくゲームができます》
斎宮3
《10分の1模型》
斎宮2
《斎王弁当 千円》
斎宮

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