昨日は長い本会議の後、知事と連合三重の幹部の方々を来賓にお迎えし第101代萩野議長の就任祝賀会を新政みえとして行いました。いい雰囲気で楽しい会になりました。私はブログに飲み会での話の内容は書かないようにしていますが昨日の祝賀会で非常に気になることがありましたので迷いましたが書こうと思います。


宴たけなわのころ、知事がマイクを握って「議会側からいろいろと言われますが、私は知事として職員を守る立場にある」と言われました。私は知事は県民に対する責任を負うと同時に県庁のトップとして職員を守る責任があるのは当然と考えます。


職員に対していやがらせや恫喝や無理難題を言う議員や情報公開請求を悪用し職員にいやがらせをする県民などから職員を守ることはトップとしての知事の大きな責任であると考えます。


しかし、議会で政策などを職員と大いに議論し議会に時間を取られることや、議会からのチェック機能がはたらき職員の今までの業務のあり方が見つめ直されるケースなどは県民のために必要なことであり、知事は当然こんなことは十分承知のうえでの発言であると思い発言自体の違和感はありませんでした。


問題はこの知事の発言で、連合三重の幹部の一部と新政みえ議員の一部が大きく拍手をしたことです。労働組合の方々は、職員を守るといった知事に拍手を送るのは理解できます。しかし一部の議員が拍手をすることに大きな違和感を感じました。


三重県議会は二元代表制であります。議員個々の立っている軸足は選挙等の影響もありそれぞれですし、組織の中で選ばれて議員になっている方もみえますが、少なくとも私たち議員は県民の立場に立つ必要があると考えます。


議員は知事が守っている職員といい議論をしながら時には対峙し県民のための政策を作っていかなければいけません。拍手したかしなかったかなどは些細なことですが、県民と組織のどちらに軸足を置いているのと感じてしまい違和感があったのだと思います。

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