昨日は、地方自治経営学会研究大会に出席し、「明日の地方の方向を問う」をテーマに充実した講師陣で朝から夕方までたっぷりと講演を聞きました。


パネリストは、西川一誠(福井県知事)、森雅志(富山市長)、坪井ゆづる(朝日新聞編集委員)、飯尾潤(政策研究大学院大学教授)で、講演は、福岡政行(白鴎大学教授)、嘉田由紀子(滋賀県知事)、穂坂邦夫(地方自立政策研究所理事長)、石原信雄(元内閣副官房長官)でした。

自治体学会

内容は、多岐に渡り充実したものでしたが、私の心に残った点を簡単に書きますと、

「21世紀の地方自治にとって、租税だけでなく、寄付の文化を作っていくことが重要である」

「財政が厳しいからこそ、複数の用途にたえられる仕組みをつくる必要がある」

「地方消費税のあり方を抜本的に見直すべき」

「富山市では、市民全員で汗をかく事業をしようということで、毎年8月の第3日曜日を市内清掃の日にした所、平成17年3万5千人、18年5万7千人、19年6万6千人の参加者があった。」

「地方に財源を渡せば、地方は道路、はこものをどんどん作り、職員の人件費を上げるから国のコントロールが必要であるという国の言い分に対して、今回の道路特定財源に対する各自治体の対応は、やっぱり国の言う通りだと考えさせられる対応であった。残念」

「道州制議論が、霞が関によって分権を先送りする手段に使われ始めている」

「国の埋蔵金について徹底した実態調査と見直しが必要である」


などなどです。全国から約700人の自治体議員が集まっていました。学ぶことは大切です。個々にとらえ方は違うと思いますが、私なりのとらえ方で行動に起こしたいと思います。


夜は、早稲田大学鵬志会 の先輩、後輩、同期の仲間たちと一杯飲みました。みんなそれぞれの分野で活躍しており、また、大学卒業以来会っていなかった仲間がたまたまドバイから一時帰国していて現れたりと楽しい時間を過ごすことができました。


みんなそれぞれ頑張っていますが、ブログを読んでいただいています皆様にお願いがあります。後輩が北海道11区から衆議院議員になっています。石川ともひろ代議士 にとって次期総選挙は非常に厳しい戦いです。私は北海道に知り合いがいませんが、皆様のご親戚、ご友人等が、北海道十勝にみえましたら是非お声かけいただきますようお願いします。

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