今日は三重県議会主催の全国自治体議会改革推進シンポジウムがホテル花水木 にて開催され、全国各地から400名以上の自治体議員の方々にお集りいただきました。


慶應義塾大学法学部教授(前鳥取県知事)の片山善博氏 の基調講演の後、松田神奈川県議会議長、日経グローカルの井上主任研究員、三重県民代表の中山さん、岩名三重県議会議長によるパネルディスカッションが行われ、その後交流会といったスケジュールでした。


片山先生の講演では、学者による地方自治論は国から見た視点のものばかりで住民から見た地方自治論が求められることがまず語られました。議会は、安易に国の方針に従おうとする執行機関を質す役割が求められること、税に関わる条例に関しては決して専決処分をすることなく議会でしっかり議論することは議会の責任であること、本来の立法機関の役割をしっかり果たすことなど非常に手厳しくいい話をしていただきました。


パネルディスカッションでは、パネリストの方々それぞれの経験、立場での興味深い話をいただきましたが、特に県民代表の中山さんが最高でした。中山さんは、県議会の傍聴によく来ていただいている女性ですが、問題意識をはっきりと持って行動に起こしておられることがひしひしと伝わってきて、議員はもっとがんばらなければいけないと感じさせられました。


交流会では、全国青年都道府県議の会の同志達や、大学の後輩などと出会い楽しい時間を過ごすことが出来ました。


この議会改革シンポジウムは、四日市、東京、津ときて今回桑名での開催となりました。議会改革の取組は三重県議会が突出しており、ひょっとすると浮いているのかもしれません。しかし、私はこの三重県議会の一員でいられることを誇りに思いますし、この三重県議会の取組みの輪が全国に年々広がり始めていることを感じます。今後、自治体議員として微力ながら更なる議会改革に取り組んでいきたいと思います。

議会改革シンポジウム

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