昨日は、岡田克也衆議院議員 が塾長の政治スクールの研究成果発表会がありました。発表会の前に、昨年文部科学省を退官され現在、京都造形芸術大学教授の寺脇研氏 の講演が行われました。


テーマは、「それでも、ゆとり教育は間違っていない」ということで、1987年の臨時教育審議会答申からこの国の教育が、量的なものから質的なものへ、教育する側の論理ではなく受ける側の論理へと変わってきた流れと寺脇氏がまさにその中心で行ってこられたことを興味深く聞かせていただきました。


最近の教育は、ゆとり教育の揺り戻しや、子どもの学力が低下していると必要以上に騒ぎ立てたりと混乱しており、将来国家としての理想像、方向性が全く定まっていない状況であると思います。


現在の混乱の理由は、寺脇氏によると、既得権益を持っている人(大人)の抵抗と、教育に市場原理・競争原理を持ち込むことであると言われていました。根拠も何一つないのに最近の子どもの学力が低下していると大人がさんざん言いふらしたり、学校ごとの差をつけたいために、77億円かけて全国一斉学力テストを行い税金の無駄遣いをやっているなどの指摘は考えさせられます。


教育に関しては、一人ひとりが十人十色の考えを持っているため難しい問題ですが、寺脇氏の言われた言葉で、はっとさせられたのは、「自分たちの国の子どもたちをバカだ、バカだと言っている国が他にありますか?」

大人の責任が果たされていないと感じさせられました。

寺脇氏
夕方は、四日市駅でチャイルドライン24 の募金活動に参加しました。24時間子どもの悩みを受け止めるための専用ダイヤルを皆さんの寄付で実施しています。たくさんの方が募金にご協力いただきました。

0120-969-147(月の午後4時~午後9時・金の午後2時~土の午後2時)

募金活動
その後、北勢地域創り研究会の忘年会へ、いつもは勉強会をした後の飲み会ですが、昨日は忘年会ということで、最初から飲み会で、思ったよりたくさん飲んだみたいです。(今朝ちょっと頭が痛いので・・・・)

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