今日は、午前中、会期に関するプロジェクト会議の第二回会合が開かれました。第一回は正副座長を決めただけでしたので、今回が実質一回目の議論です。このプロジェクトでは、地方自治法が改正され、これまで年4回と決められていた定例会の回数が、地方議会で条例によって独自に決めることができるようになったことを受け、議会の議論を活発化させるためにはどのような定例会・会期のあり方が良いか議論するものです。


私は、以前ブログにも書きましたが、第3回定例会(9月下旬~10月下旬)と第4回定例会(11月中旬~12月中旬)の間の閉会中にこれまで行っていた予算決算委員会の決算審議を充実させ翌年の予算に反映させるためにも、この二つの定例会を一つにし、9月下旬~12月中旬までを第3回定例会にすべきだという考えを持っており、本日そのような意見を申し上げました。


また、5月の臨時議会で一年間の役職がそれぞれ決まり、6月中旬から始まる第二回定例会までの間に、執行部から正副委員長レクなどが行われます。これを正副委員長だけでなく委員もすべてレクを受け議論が出来るようにするためにも5月臨時議会と第二回定例会を一つにしてはどうかといった趣旨の意見もありました。


あるいは、1月に開会し、12月まで通年議会でやってはどうかといった意見もありました。


それぞれ、執行部との関係や対外的な問題、費用弁償の問題など課題はありますが、いずれの意見も委員会審議・議会活動をより充実させようといった視点からの議論でした。


次回会合までに課題等を整理した正副座長案が取りまとめられ、それについて議論することになります。来年度から新しい形の議会運営を行うため、12月の第4回定例会に条例案を提出したいという方向性が決定しました。


昨年度の三重県議会の会期の日数は102日間です。これは神奈川県議会の108日間に続いて全国2位です。会期が長ければ良いというものではなく、審議の中身が大切でありますが、私たち三重県議は、今でも年1/3は議会に拘束されています。そして更にこのような中身の充実を求めて議論を行っております。


こんな議論をしている議会は他の都道府県にはなく三重県議会のみです。私は三重県議会に所属をさせていただきこのような議論に参加できることを光栄に思います。


議会改革は、県民には少し分かりにくいマニアックな議論かもしれませんが、今三重県議会は全国に先駆けて出来るところまで改革をする必要があります。


そして、質の高い議員を有権者がたくさん選んでいただいた時、真に改革の真価が表れ、県民にとって有意義な政治がおこなわれることになると考えます。

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