「ただいまー」
「おかえりぃー❤」
「あれ、愛美、早いね」
この愛美こと、庄野愛美
ママが用意するって言ってたうちの店で一緒に働いてくれるスタッフさんの一人。
ちなみに、愛美は高2で
ママの会社のチーフデザイナーの娘さん。
「うんっ。学校から直で来たから」
「あぁ。なるほど」
「てゆーか、ひどいねぇ、その格好」
「いいじゃん。いつもと違う自分も楽しいよ?」
「でも、その格好はいやぁ」
「ははっ(笑) 確かに」
愛美の顔が可笑しくて笑っってしまった
「もぉー。早く着替えておいでよ」
「すねないでよ(笑」
「すねてないもん!」
「はいはい(笑」
2階にある自分の部屋に戻って
ウィッグ取って、パーマのかかった茶色い髪を下ろす。
キャミの上にチュニックを着て
下はくしゅくしゅのクロップドパンツ
メイクには力を入れる。
ブラウンシャドーで影入れて
濃いシャドーをワキに塗る
目の下のワキに濃いブラウンシャドーを入れて
グラデをつくる。
ラインを目がしらは細く目じりは太く入れて
つけまをつける。
その上からもう一度ラインいれて、今度は少し目じりをハネ上げる
下つけまは全部じゃなくて
えーっと
目じりから3分の一ぐらいまで。
茶色ペンシルでつけまと目のキワの間を塗って
口はベージュリップを塗ってからグロスを塗って修了。
ブーツサンダルは手に持って
階段を下りてから履く。
「おー。メイクして可愛い格好すると変わるねー」
「まぁーね(笑)愛美も着替えたんだ」
「うん。愛美のメイクも悠樹がやってね♥」
「やだよ・・・。めんどくさい」
「えー。社長兼メイクチーフの娘が何言ってんの」
「いや、それアタシには関係ないし」
「やーーーだーーーー。」
「あー、もう。はいはい。ご希望は?」
「とにかく、甘くて可愛い愛美風に❤」
「・・・・りょーかい(=◇=;)」
愛美はこんな可愛い顔して腹黒い
自分大好きで、天然のふりしてるけど全ては計算
ときどき、怖い・・・・
とりあえず、始めようか。
眉下にハイライト入れて
明るいブラウンを黒目が幅広くなるように入れる。
濃いめのブラウンをふたえの幅にのせる
目頭に太めのライン
下まぶたにもグラデをちょっと幅広くのせる・・・
ふたえの部分にのせた色と同じ色を目尻のキワに。
ブラウンのジェルライナーをひいてからラインをぼかす
それから、上も下もかなりフサ系のつけまをつける
その上からブラウンリキッドのひいて
ハイライトで肌に透明感をだしといて
小鼻の横に丸くピンくのチークをいれる。
チークと同じ色のリップを塗ってから
同じ色のグロスを塗って完成。
「どう?」
「最高❤」
「髪はどーすんの?」
「緩くツインテール」
愛美の髪を巻きながら
今日の学校の事を話してると
「お疲れー」
「あ、空」
「お疲れー」
「2人とも今日もかわいいね」
「知ってる」
「ですよねー( ̄* ̄ )」
「早く着替えてきたら?」
「翔は?」
「まだ来てないよ」
「あれ?今日は学校から来るってゆってたのに」
「女の子に追いかけられてるんじゃないの?」
「有りゆる(笑」
空こと、東山空はネイリスト(もちろんママの会社のチーフさん)の一人息子
あー、翔の名字は佐久間
シューズデザイン(やっぱりママのとこのチーフ)の息子
つまり、この店はママの会社のトップの人たちの子供たちで
なりたってる。
「わりぃ。遅れた」
「まだ、セーフだよ。翔」
「でも、あと10分しかないけど?」
「着替えてこなきゃね」
翔が着替えに行ってる間に
皆、持ち場について
準備を始める。