・・・・朝か。
まだ、ねむいっちゅーの。
ピピピピピピピピピ
・・・・目覚ましかけといたんだっけ。
ピピピピピピピピピ
あー、もうっ。うっさい。
アタシは布団にくるまってもう一度寝ようとしたんだけど
ピピピピピピピピピピ
うっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ!!!!!!!
布団の中から手だけをだして目覚まし時計を投げた。
・・・けど、落ちた音がしない
あれ?
「ちょっとー。物にあたってんじゃないって」
「は?」
「もう7時半なんだから、早く起きて朝ごはん食べちゃってよ」
「うっせぇーよ、ばばぁ」
「ばばぁじゃないですぅ!まだ35ですぅ!!」
「うっせぇーな、30超えたらばばぁだよ。つか、どっか行けよ」
「ほっとに、昔から寝起きが最悪。」
この口五月蠅いのはアタシの母親で
宮地 志穂。
ついでに言うと、投げた時計をキャッチしたのも母さん。
「もー、早く、起きて」
・・・・・はぁ。
こんだけばばぁがうっさいと二度寝もできないし
さっさとしたくしなきゃ遅刻しちゃうから
しぶしぶ起きるけど・・・
母さんはアタシがベッドから起きるの見て
リビングに戻っていった。
テーブルについて、パンをかじる。
まぁまぁ上手い。
「どー?おいし?」
「まぁーま」
「たまには褒めてよ」
「はいはい」
てきとーに母さんを受け流して
さっさと顔を洗いに行く
「せっかく可愛い顔に産んであげたのに、なんでそんなダサい格好すんの?」
「うるさいって。別にいいじゃん」
「よくないって!人気ブランド社長の一人娘がそんなんで言い訳ないって」
「別に、ガチでダサい格好してるわけじゃないし、いいじゃん」
「学校だけだとしても、ファッション科なのにそんなにダサくていいわけ?」
「あー、しんねぇー」
あぁ、ファッション科?
うちの高校は全国でも珍しいファッション科ってゆーのが存在する。
って、あれ?
そっちじゃなくて、母さんの人気ブランド発言か(笑
うちの母さん、35にして、社長やってんの。
海外にも進出してるし、雑誌にも特集が組まれるぐらい人気ブランドで
「First love」ってゆー、口にするもの恥ずかしいような名前のブランド。
First loveってゆー雑誌も母さんの会社でつくってたりもするんだよねぇ・・・
まぁ、母さんはまだまだ満足してないみたいだけど。
てか、8時なんだけど!
遅刻すんじゃん!!!!!!!
「行ってきます!!!!!!!!!」
「気を付けてよ!ダサ男君!!!!!」