この病気で「自分のやりたいことに集中してる時は痛みは感じない」とか「自分のやりたいことや趣味に没頭しているうちにこの病気が治っていった」と言った話があります。

前者は痛みの下降抑制系が一時的に働いていることによると思われますが、後者はそれだけで説明がつけれるかどうか。

完治まで至るのは、脳がいい意味で騙されていったのかもしれないと思っています。


一方その逆に痛みが起きた後に、不安や恐怖を与えるような情報が入ってくると「痛みの破局的思考」につながります。痛みの破局的思考は

・反芻(痛みのことばかり考えてしまう)

・拡大視(痛みが自分の中でどんどん大きくなってしまう)

・無力感(やる気がなくなる)

の3要素から成り、これがさらに恐怖や不眠、不安に繋がるという悪循環に陥ります。

 

不安や恐怖を与える情報というのは「この病気はなかなか治らない、治っても再燃する」という類の情報が代表的なものではないかと思っています。

私自身、このブログのおかげで、同じ病気の人と繋がれ、いろんな情報を得ることができ、自分にとっても有意義だったり、医師としての知識にもつながるところがあり大変感謝しているのですが、一方何事もネットループしすぎたりはダメなんだろうなと思ったりしています。「思考は現実化する」に近いのでしょうが、ネットループして「この病気はなかなか治らない」と思ってしまうと本当にそうなってしまう可能性があるからです。

おそらくこの病気でブログを途中でやめている人の中には一定、ネットループとかの行為をやめるためにもブログを中止してる(そしてその結果治った)人もいるのではないかと思ったりしています。

 

自分自身この病気になり3ヶ月ほど本当に色々調べました。

現代医学でこれほどの難病があるのだということもそうですし、こんなに苦しんでいる人もいるんだということも知りました。

もちろん、あらゆる治療を試みてみるのは治るかもしれないので是非試してみる価値のあることだと思います。しかし、色々やって変わらないなら、どこかのタイミングでこの病気を忘れるために というか、今に集中する(瞑想やマインドフルネスに近いでしょうか)ことで病気を忘れることも大事なんだろうなと改めて思います。

 

とはいえ、現実問題痛くて鎮痛剤も効かないことが多い病気なので、そこをどう折り合うかというところではあるのですが、個人的には、最初にも少し挙げた「脳をいい意味でだます」 ことを繰り返すのが一番の手ではないかと思ってます。

自分が今やっているのは、前立腺の痛みに少しジンジン感が混じってきていることもあり「痛い」を「意外と少し気持ちいい部分もある」と変換してます。これによりここの部分は多少良くなってきている気がします。(臀部痛は痛い100%なので効かないのですが・・・)

 

そのほか、脳をだますわけではないかもしれませんが、脳に働きかける方法として、情動(特に恐怖、不安)に大きく関与する扁桃体に呼びかける方法、それからインナーチャイルド療法や自分との対話(自分の本当にやりたい人生を歩んでいるか自分との対話をし癒す)もある意味それに入るでしょうか。You tubeで最近挙げられてる経営者の方(とても励みになります)もインナーチャイルド療法的なことや自分との対話を仰ってますよね。実は、今、既に近しいことを自分はやってますので効果あればまたご報告させて頂きます。

 

また、最新の話だと、アメリカで最近出てきた「疼痛再処理療法」にも期待したいと思っています。慢性腰痛の人の話ではありますが2/3の人がこれで完治・改善しているようです。日本ではまだ十分知られてない治療なので、自分なりに勉強してみたいと思っています。