「八日目の蝉」といえば、井上真央・主演の映画(2011)が有名ですが、個人的には映画に先駆けて6話構成で放送されたNHKドラマ(2010)の方が印象が強いです。本作の魅力は、諸事情で他人の娘(乳児)を誘拐した犯罪者を、いつの間にか応援させてしまう作劇。ヒロインが置かれたかなり可愛そうな状況にあるものの、女児誘拐が許される事情などなく、法律的には絶対悪に違いないんですが、攫った子を必死に育てる檀れいさんの姿に、いつの間にか感情移入してしまう、不思議なドラマでした。

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