このブログが16年目に突入です | 女医の国際精神保健

女医の国際精神保健

精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

このブログが16年目に突入です。

 

最初の記事は2009年3月29日↓。

 

2009年夏ー2010年夏はLSHTMで公衆衛生修士課程をしました。この経験を綴りたく開始した本ブログ。

その一年が終わると同時に終了にしようかと思っていたら、継続プリーズのリクエストをいただき、続けることにしました。

 

 

 

 

2010年終わりはWHO本部でインターンシップ、2011年はフィジー大学勤務とWHO本部勤務で、2013年夏までWHO本部勤務が続きました。ロンドンでちょっと生活の後、2014年から赤道ギニア国立病院で勤務。国際保健の専門家としてのキャリアを中心に記載した時期ですね。

 

2014年初夏に日本へ帰国し、臨床医勤務再開しました。

その後、2015年ー2016年は外務省で勤務し、また国際保健キャリア的な記事になっています。

 

 

 

その頃に、ブログに記載する内容は少し変わったみたいです。

 

 

2016年夏から2020年は東京大学でPhDをしましたので、その事を主に記載。

 

 

2020年はPhD卒業とコロナ開始とで過渡期だったようです。

 

 

「世界の精神保健を向上させたい」「精神科の強制加療を小さくできないか」「遠くの自分の見たことのないものへの好奇心」といった感じが2009年から2020年の私を動かしていました。

しかし、PhDで「日本とインドの精神科強制入院の経験に関する質的研究」に取り組みまして、「インドで暮らすのに疲れて、遠くの土地での生活への好奇心は身がもたない」事を感じ、「人の話を聞くと世界の果ての人も興味深いけど、私のすぐ隣にいる人も興味深い」事に気づきました。そして、コロナ蔓延のタイミングで世界が全く気軽ではなくなっていたタイミングでもありました。

 

そんなこともありまして、2021年以降は「日本の精神保健向上」「一人一人の毎日の精神保健向上」「身近を深く」に関心は移り、「国内で臨床・行政・産業医・研究・教育」に軸足は移りました。

それらを全てできる一つのポジションはなく、自然と非常勤職の組み合わせで仕事をするようになり、自分の名前でもらえる仕事も増えました。そうはいっても、組織に所属しないとできない仕事はありますが。

 

合わせて、馬への情熱が高まりまして、だんだんといかに馬と過ごす時間を増やせるかに関心が少しずつどんどんと。

4歳から中学生と大学1年間は熱心に取り組んだ馬ですが、その後やめていて、2013年後半にロンドンでちょっと乗って、2015年・2016年に日本でも週一回かで定期的に再開してました。

段々、馬を中心に気持ちが回るようになり、生活をデザインし始めています。(今年のハイライトは断然パリ五輪馬術観戦!)

 

 

段々ブログのタイトルから外れ始めていまして、ブログを分けるなりした方が良いような気もしてますが、、、

国際精神保健やってる人が日本では少なすぎて、このペースで仕事する私でも日本のトップ10に入るんじゃないかと思ったり。

 

本ブログを活用するときは、検索機能や項目などを利用して、ご興味の箇所だけ使ってもらうのが良いかと思います。

 

16年目は、「精神科の外来・往診・行政・教育・研究・産業医」、「国内国外旅行」、「馬」、「一人の女医の関心ごと」がメインなブログになると思います。

お役に立てること、を心がけて記載したいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。