馬体の収縮には程度がいろいろあります | 女医の国際精神保健

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そこんところを知りたかった!ってのに出会うと嬉しいものです。
先日みつけた こちら  の記事は正に私にとってのそれ。
http://dressagetoday.com/article/measuring_dressage_collection_061810

馬体の収縮には程度の差があるって話が写真入りで書いてあります。
その写真がとっても腑に落ちた。
後ろ脚が育つに従ってより強い収縮ができるようになっていく様子が写真で順に分かる。

そして、運動の際の目安は「移行」。
まだ、後ろ脚が育ってないもしくは使えない段階では、移行が不十分です。
たとえば、停止で脚が残ったり、駆け足から並足になるときに数歩早足が入ったり。
後ろ脚が育てば、後ろがぐっと踏み込んだり、後ろで体重が支えたりができるようになり、円滑な移行ができるってわけです。

後ろ脚がしっかり育ってからできる運動は、ピアッフェでありパッサージュであり。
つまり、前方の馬体を後方で全部支えられるようになってからの運動ってことね。

self carriageの話もでてきます。
後ろ足、背中、頚、口がつながった状態の馬は、自分で体を運べる話。
ここ   とも共通。
http://ameblo.jp/drcityangel/entry-11671630101.html

簡単にやっているように魅せられるようになるのが、全体の目標とあります。
頑張って行っている感があるときはどこかのバランスが悪いとき。

馬体を感じられるようになること。
下を覗き込まなくても、馬がどうやって脚を使っているかが分かるはずとも書いてあります。

馬の調子をみたり、解決策を考えるときには、「自分だったらどうか」「馬の気持ちになって」という点も強調されています。

この文章は以前の私には分からなかった文章だろうなあ。
ブランクがありながらも、それなりに続けてきて、昨年ロンドンで学んで 、今回やっと分かった感じ。
繰り返し読む文章になりそうです。