まさきまほこさんの「もう独りにしないで」を途中まで読みました | 女医の国際精神保健

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もう独りにしないで:解離を背景にもつ精神科医の摂食障害からの回復/まさきまほこ
¥1,944
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内容(「BOOK」データベースより)

毎日のように食べては吐くの繰り返し。記憶を失い、自らを切ったり貼ったりして命をつなぐ。幼少期に身体的虐体や性的虐待をうけて苛酷な状況下で育った少 女が、大学生になってから摂食障害を経験、精神科医になるまでの実話を小説で語る。精神科医となった今、自身が体験した複雑性PTSD、解離性障害、摂食 障害をどう語るのか。
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

まさき/まほこ
滋賀医科大学卒業後、京都大学病院精神神経科での研修を終え、現在は大阪のクリニックに勤務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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同僚にお借りして、職場でのすき間時間に読みました。
壮絶な環境の中で育って行き、生き延びるためにいろいろあります。
上記のように様々な症状が出現します。
それを、大人になり精神科医になり、知識や経験もつき、自分を確立したところで、振り返りながら綴っています。
その境遇や症状のど真ん中にいる人の気持ちや発想がよく表現されています。
精神科診療にたずさわる者として、いろいろ参考になります。

でも、途中でなんだか疲れてしまいました。
7割くらい読み進んだところで保留。

似たような境遇にある人にとっては、共感できて解決策も見いだせる一冊だと思います。
似たような境遇の人の周囲にいる人にとっては、その心境を理解する一助になると思います。