「治療者は思いやりがあり、友好的、魅力的、共感的で、しかも率直でなければならない」 | 女医の国際精神保健

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「治療者は思いやりがあり、友好的、魅力的、共感的で、しかも率直でなければならない」

これは、以下の文献で見かけた文言です。

「精神療法としての助言や指導―私はどうしているか―薬物依存症


著者:松本俊彦 (精神・神経医療研究セ 精神保健研) 
資料名:臨床精神医学 巻:43 号:8 ページ:1161-1166

文献そのものも非常に参考になる内容でしたが、その姿勢が素敵です。

「治療者は思いやりがあり、友好的、魅力的、共感的で、しかも率直でなければならない」
これを実行に移すためにには、相当実力がないといけないことになります。

治療者に限らず、誰かをガイドしたり、誰かの問題を解決する立場にある時はいつもあてはまりますね。
友人の相談に乗ったり、親になったり、いろんな場面で。

こんな人になりたいし、こんな人と働きたいです。