ジュネーブがもっとも盛り上がった日かもしれません | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

6月21日から23日はジュネーブで fete de la musique  がありました。
毎年行われる町中が音楽だらけになる週末。
22時以降大きな音を出しては行けない法律もこの期間だけは免除!
(集合住宅で22時以降にトイレを流したり、シャワーを浴びたり、洗濯機を回したりの騒音は違法です!)

川向こうも川こちらもいろいろ演奏スポットができます。
プログラムを眺めてお目当てをめがけるもよし。
友人たちと気ままに歩きながら見つけたものを聞いたり踊ったりするもよし。

私は、お別れ月間に合わせて大勢を誘いました。
(お別れ月間は、積極的に食事やお茶をしつつ、この音楽祭とハイキングとピクニックの3つを私が主催し、来れる人が来れるのに来る仕組みでした)

一緒に行く約束をした人とももちろん一緒に楽しめましたし、多くの知人や友人にお祭りのどこかで会えて、本当に楽しかった☆


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集合はバスチーユ公園でして、最初の乾杯!
スイスに来てからすっかり身に付いたスクリュートップのワインの持参。
そして、もう一つ身に付いた小さなカップの持参。
これがあれば、列に並ぶこともなく、好きなワインを好きな時に飲める◎
バーで支払いに戸惑うことが多く、しょっちゅう誰かにおごられてしまう私。
この手法なら、確実に私がふるまえる!
飲む気分か分からないときは、小さなボトルが重宝。
飲まなければ、また持って帰ればいいもの。
そして、赤だと常温でいいので、飲むタイミングも気ままー


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皆とたわいのない話をしながら旧市街を歩いていると人ごみが。
人ごみってジュネーブで初めて目撃したかも。
雪でバスなどが止まってしまった駅前くらいかな?
ハウスのDJがガンガン回してました。
きもちいー。

ずっと曇っていたジュネーブが晴れに晴れた二日目だった当日。
ジュネーブ市民は全員このお祭りに来ていたのではないかというくらいの、人数と笑顔!
こんなにポジティブなエネルギーに溢れたジュネーブは初めてみた。
嬉しーなあ。


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美術館で聞いたタンゴも格好よかったねえ。
一緒に行ったのは、イギリス人(2人)アメリカ人フランス人エチオピア人。
途中で合流したのは、スペイン人ドイツ人スイス人コロンビア人。
すれ違った友人は、カナダ人日本人インド人オーストラリア人。
世界から集う友人達。
でも、それぞれの意見は、国籍から来る物でなくて、性別からでもなくて、それぞれ個人からくるものなんだよなあ。
良い空間です。

こだわりのドイツ人の希望でエチオピアジャズを聞きに移動。
この人達皆と気軽には会えなくなってしまうなあ。
ジュネーブの街も恋しくなるなあ。
いろいろ噛み締めながらヒトトキを楽しみました。

このfete de la musiqueはフランス文化庁が10何年か前に始めたもので、フランスと界隈の国の自治体がそれぞれ行っているそうです。
突然街中にピアノが設置されたりして、通行人が自由に弾いたりする。
本当に素敵なお祭りです。
イギリスでも日本でも始まらないかなあ。
どちらの国もそこそこあるけど、有料だったり、遠くまで出向かなくてはだったり。
fete de la musique、万歳!