「台湾トレードミッション
が、フィジーの精神保健分野での研究費をくれることになったよ」
「なので、ご挨拶に行くから、一緒においで」
とチームに誘われ、ご一緒しました。
「精神保健は今フィジーで盛り上がってるからね、こちらこそご一緒できて嬉しいよ」
と台湾代表から。
フィジーの話、台湾の話など一般的な話から、更にフィジーと台湾の医療交流を盛り上げるための具体案までかわされました。
代表としては、
1、精神保健は手つかずに近い分野
2、台湾にエキスパティーズがある分野
3、精神保健は社会の成熟を示す指標
という観点から興味深く思っていて、短期的な対策から長期的な対策まで検討する必要があると考えているとのことです。
CROP
USAID
EU
JICA
などが大型ドナーであり、助成金の応募を積極的にすることを勧められました。
しかし、優先分野に精神保健が入っている必要があるので、diplomacyが大切であることも強調され、責任者たちと交流する機会を増やすこと、彼らに近況を常に伝えることを勧められました。
優先分野は、委員会の討論で決まるので、そこの話題に上れるかがまずは勝負です。
台湾はこれまでも、ボランティア医療班をフィジーに派遣しており、7名の医療者を班として(医師、看護士、歯科医師など)2週間地域医療を展開することが多かったようです。
ここでの疑問は、
「どの国でも多忙な医療者を元来の職場から2週間派遣できるのは、どうやって?」
台湾は「国際活動に協力する施設や個人は、国から金銭的助成を受けられるそうです。
特に、活動先が途上国であれば、なお助成は強力だそうです。