フィジーのキリスト教説教 | 女医の国際精神保健

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フィジーはキリスト教信仰が強そうです。
日曜日の朝に地元テレビを見ていたらお説教が流れていました。

1 have an idea
2 be creative
3 use your capability
4 think!
などの要点で話されていました。

「座って、何かが起きるのを待っているだけでは、駄目だよ」
「何をすべきかは、教えてもらえるかもしれないけど、どうやってするかは教えてはもらえないよ」
「神様が与えてくれたものを全て使いなさい。神様は我々にいろいろ与えてくれて、期待もしています」

神様が絶対的な存在であることが少し強調され過ぎているような気もしましたが、「よりどころとしての神様」は良い考え方の気もします。

「今日のあなたは、この20年間あなたが何を考えてきたかの結晶です。貧しい者は貧しいマインドセットで行動をしてきたので、今も貧しいし、これからも貧しいです。考えをかえて、行動を変えないと!アイデアを持って、考えて、実行に移して。」

そして、皆が教会に行くので日曜日は街がからっぽです。


精神科女医のロンドン大学院、インターン、コンサル、JPO(WHO)

こちらのDudley教会で、教授が「精神保健と貧困」について講演を行いました。
ヘルスプロモーションの観点からは、フィジーにおいては最高の設定に思います。
毎週講演会を演目を変えて行っているようで、
質疑応答で「先週は、投資家の方からこんな話を聞きました」といった話題もありましたし、
帰りのタクシーの運転手さんが「僕の姪も今度あそこで講演するよ。教育について」とも言っていました。


精神科女医のロンドン大学院、インターン、コンサル、JPO(WHO)

講演会の前には子どものためにビーズ教室をしていました。