恩師
今回は少し野球ネタが入ります。
セキトバさん、昨年の震災の影響もあり、年賀状のご挨拶は自粛しておりました。
何と挨拶していいかわからなかったのですね。
貰った方も気を遣うだろうし…
このような時の文例集も見てみましたが「何か違う」といった印象でした。
でも温かい言葉が書かれた年賀状をたくさん頂きました。
その中で
高校の恩師、K先生からの賀状…
☆★☆★
想い起こすに…
高校時代は目立たず、その他大勢の中の一人であった私。
それでも覚えていてくれたK先生。
「お前はな、1年生の時、何かフラフラして心配だったからさ、わざとその後も俺のクラスに引っ張ったんだよ。」
あら、3年間K先生が担任だったのは偶然じゃなかったのね。
高校3年時、よく職員室に呼ばれました
「相変わらず目標の無いヤツだなぁ、一体どうしたいんだよ。」
「ケッ、オレの勝手じゃんよ。いちいち呼び出すなっつーの」
心の中に黒い雲がムクムクするセキトバさん。
今思えば怒るのではなく、優しい目で諭す人でした。
結局、セキトバさんは大学入試に失敗し、あえなく浪人生に。
予備校に通う暑い夏。
母校野球部は甲子園出場を賭け、西東京大会決勝へ。
ヒートする神宮球場。
そう、
K先生は野球部監督だったのです。
スポーツ特待生制度が無い我が母校。
それでも決勝まで進んだのはK先生の生徒に対する愛情が大きかったから。
レギュラーに程遠い選手達にも手厚い指導をされていたようです。
一丸となった野球部。
それに対して…
糸の切れた凧のように無責任なセキトバ浪人。
一緒に行った予備校仲間と
「1点入るたびにビール一杯なっ!」
ま、
ほど好く酔っ払ったところで甲子園出場を決めるというおバカな作戦…
あんだけK先生の薫陶を受けたのに全く忘れて無責任人生一直線という…
ビール一杯でデキ上がってしまうくせに…
それなのに
点数が15点も入ってしまったという…
気がついたら予備校の空き教室で寝かされていたという大バカぶり…
さすがに浪人生の身分では甲子園に行けず、TV観戦。
甲子園初戦で延長13回の末、0-1で敗退…
淡々とインタビューに答えるK先生。
頭に甦るK先生の言葉…
「お前、一体どうしたいんだよ」
少しだけ目が覚めたセキトバ浪人、怒涛の自習室入り浸り!
おお、人生でこんなに勉強したのは初めて。
K先生の下、薫陶を受けたセキトバさんの同級生に五十嵐信一選手がいました。
ドラフトでは指名されませんでしたが、K先生の熱心なプッシュでドラフト外で日本ハムファイターズに入団。
ユーティリティー選手として一軍定着。
あの江川から初HRを放つという活躍。
東京ドームでバッターボックスに入る時は
「しんちゃーん!」
ファンの熱い声援。
K先生の指導を受けた彼は
ファイターズ二軍監督として中田翔を指導し、粘り強く育て上げました。
K先生から脈々と受け継がれる薫陶。
「いくらなんでもこのままじゃヤベーや」
負けじと勉強に励むセキトバさん。
んで、見事散ってしまいました!
(って…2浪決定かよ、オイッ!(゜▽゜)しっかりしろっ!)
同じく同級生のオータテツヤ君は大学に進学したものの、目標が無く悶々とした毎日を送っていたそうな…
彼のレースとの邂逅はまだ先。
頑張りまくる同級生を横目にセキトバさん、2年目の無責任人生まっしぐら!(泣)
★☆★☆
一枚の賀状で色々な記憶が甦りました。
K先生の賀状…
「君の無事は確認しておりました。何もできなくてすみません」
不覚にも涙が出ました。
…
…
という事で
2年間の浪人生活の結果…
前回のブログ、
「年下の先輩、Iセンセ」
という事情となった訳です。
セキトバさん、昨年の震災の影響もあり、年賀状のご挨拶は自粛しておりました。
何と挨拶していいかわからなかったのですね。
貰った方も気を遣うだろうし…
このような時の文例集も見てみましたが「何か違う」といった印象でした。
でも温かい言葉が書かれた年賀状をたくさん頂きました。
その中で
高校の恩師、K先生からの賀状…
☆★☆★
想い起こすに…
高校時代は目立たず、その他大勢の中の一人であった私。
それでも覚えていてくれたK先生。
「お前はな、1年生の時、何かフラフラして心配だったからさ、わざとその後も俺のクラスに引っ張ったんだよ。」
あら、3年間K先生が担任だったのは偶然じゃなかったのね。
高校3年時、よく職員室に呼ばれました
「相変わらず目標の無いヤツだなぁ、一体どうしたいんだよ。」
「ケッ、オレの勝手じゃんよ。いちいち呼び出すなっつーの」
心の中に黒い雲がムクムクするセキトバさん。
今思えば怒るのではなく、優しい目で諭す人でした。
結局、セキトバさんは大学入試に失敗し、あえなく浪人生に。
予備校に通う暑い夏。
母校野球部は甲子園出場を賭け、西東京大会決勝へ。
ヒートする神宮球場。
そう、
K先生は野球部監督だったのです。
スポーツ特待生制度が無い我が母校。
それでも決勝まで進んだのはK先生の生徒に対する愛情が大きかったから。
レギュラーに程遠い選手達にも手厚い指導をされていたようです。
一丸となった野球部。
それに対して…
糸の切れた凧のように無責任なセキトバ浪人。
一緒に行った予備校仲間と
「1点入るたびにビール一杯なっ!」
ま、
ほど好く酔っ払ったところで甲子園出場を決めるというおバカな作戦…
あんだけK先生の薫陶を受けたのに全く忘れて無責任人生一直線という…
ビール一杯でデキ上がってしまうくせに…
それなのに
点数が15点も入ってしまったという…
気がついたら予備校の空き教室で寝かされていたという大バカぶり…
さすがに浪人生の身分では甲子園に行けず、TV観戦。
甲子園初戦で延長13回の末、0-1で敗退…
淡々とインタビューに答えるK先生。
頭に甦るK先生の言葉…
「お前、一体どうしたいんだよ」
少しだけ目が覚めたセキトバ浪人、怒涛の自習室入り浸り!
おお、人生でこんなに勉強したのは初めて。
K先生の下、薫陶を受けたセキトバさんの同級生に五十嵐信一選手がいました。
ドラフトでは指名されませんでしたが、K先生の熱心なプッシュでドラフト外で日本ハムファイターズに入団。
ユーティリティー選手として一軍定着。
あの江川から初HRを放つという活躍。
東京ドームでバッターボックスに入る時は
「しんちゃーん!」
ファンの熱い声援。
K先生の指導を受けた彼は
ファイターズ二軍監督として中田翔を指導し、粘り強く育て上げました。
K先生から脈々と受け継がれる薫陶。
「いくらなんでもこのままじゃヤベーや」
負けじと勉強に励むセキトバさん。
んで、見事散ってしまいました!
(って…2浪決定かよ、オイッ!(゜▽゜)しっかりしろっ!)
同じく同級生のオータテツヤ君は大学に進学したものの、目標が無く悶々とした毎日を送っていたそうな…
彼のレースとの邂逅はまだ先。
頑張りまくる同級生を横目にセキトバさん、2年目の無責任人生まっしぐら!(泣)
★☆★☆
一枚の賀状で色々な記憶が甦りました。
K先生の賀状…
「君の無事は確認しておりました。何もできなくてすみません」
不覚にも涙が出ました。
…
…
という事で
2年間の浪人生活の結果…
前回のブログ、
「年下の先輩、Iセンセ」
という事情となった訳です。