ロッテ逆王手→森福の11球。
どもっ!

セキトバですっ!

ホールトン自由契約。
2年6億円の交渉がまとまらず…
ふーん。
と、その下に
「森福投手、3倍増で契約更改」
ほう…
先の中日との日本シリーズ第4戦。
1点リード、ノーアウト満塁のピンチで森福登場。
11球で小池、平田、谷繁を打ち取る。
次の回も3者凡退に抑え、大きく波を引き寄せた…
その伏線に2010年度CSファイナル~ホークス対ロッテ~があったというのです。
ロッテ下克上の年。
2勝2敗のタイで迎えた第5戦。
ホークス、1-0でリードするもファルケンボーグで同点にされ、摂津で逆転されてしまいます。
9回表のホークス、2-3の1点ビハインドでマウンドは森福。
ここで森福が抑えれば9回は何が起こるかわからない…
森福、痛恨!
清田に2ランを浴びる事になります。
ロッテは小林宏之を送り、難なく勝利。
ロッテ逆王手…
ターニングポイントでしたね。
この時点でホークス、
既に…
Point of no return.
となってしまいました。
森福の頭の中には シダックス時代の野村克也監督の常套句、
「打たれると分かっとってワザワザそこに投げるヤツがおる」
鳴り響いていたに違いありません。
「ナニを考えておるんや?」
深く胸に刺さったと思います。
そこでツブれず、制球に磨きをかけ、鉄のハートであの11球を「いつも通りに」投げ切った森福がいます。
1年かけて返した借り…。
楽天、野村克也監督、
「シダックスの森福、ウチで取ってくれんかな。いい投手なんだけど。」
171センチという身長がネックだったようです。
惜しい事をしました。
何はともあれ、
森福投手、おめでとう!
来シーズンも良い試合を。