3月18日(金) | のだま(野球)カンタービレ

3月18日(金)

この日まで朝は避難所巡回、9時から日没まで外来診療、夕方は市役所災害対策本部で話し合いや外部医療チームとの調整、夜は朝に廻りきれなかった避難所巡回と休む暇が無い。

風呂なんて一回も入っていない。

市役所で薬剤の補給を受けていると、県立病院の脳外科のY先生がやって来た。

大船渡市の災害医療のリーダーであり、DMATの一員でもある。

居合わせた保健師の方と一緒に休養するよう、説得された。

佐久と日赤のチームが私の担当避難所を重点的に巡回してくれると…

そうだな、

少し、休もう。

アドレナリンが出つづけている間は疲れは感じないけど、明らかに疲労のピークは通り越している。

もう一週間が経つんだな。

自分でも疲れによる診断ミスが怖くなり始めていた。

まだ真っ暗で寒い部屋に戻り、泥のように寝た。

3月19日(土)

午前中の外来診療を終え、避難所の急患に対応し、2時間ばかり仮眠をした。

幸いな事にガソリンの補給も受けられた。

仙台へ。

私の家族に会いに行こう。

東北道は通行不可能なため、一関まで出て 国道4号線を一路南下する。

真っ暗。

ガソリン不足のためかほとんどすれ違う車もいない。

所々アスファルトが陥没、隆起しているため、車にガツンと突き上げを喰らう。

後ろに積んだAEDがガチャンと跳ね上がる。
駐車場に車を滑り込ませ、部屋に。

「よっ!おとう!ひさしぶりっ!」

生意気なJr①@小六のお出迎え。

やっと家族に会えた。
当初、マンションは退去指示が出ていたため、独身用ウイークリーマンションを借りて川の字で寝ていたと…

明日、そこに行ってお風呂に入るのを楽しみに気を失うように寝てしまった。