アメリカの南部にはデブがおおい、という事実は周知のことである。
日本のデブ、なんかははっきり言って太刀打ちできない。 よく家からでられたなあ、というデブがいるのは大抵この地域である。
ではどのくらいデブが多いかというと、こんな感じである。 パーセントはその州の人口の何割が肥満のカテゴリーに入っているか、ということを示している。
Mississippi, with 29.5 percent
Alabama (28.9 percent),
West Virginia (27.6 percent)
Tennessee (27.2 percent),
Louisiana (27 percent),
Texas (25.8 percent),
Kentucky (25.8 percent),
Indiana (25.5 percent),
Michigan (25.4 percent),
South Carolina (25.1 percent)
なんと、3、4人に一人は肥満という、すごいことになっているのだ。
では何で南部はこんなにデブが多いか?それは、彼らが
何でもかんでもやたら油で揚げて食べる
という恐ろしい食習慣があるためだと思う。(食べる量も多いけどね)
サンクス・ギヴィんグの七面鳥も、オーブンでローストするのでは物足りない、と、丸ごと油で揚げてしまうという、とんでもないひとたちは大抵南部に住んでいる。 この夏、ロードトリップでオクラホマの片田舎のレストランによったのだが、野菜が食べたかった私は、メニューに揚げ物しかなくて、
「すいません、油で揚げてないものありませんか?」
と聞くと
ウェイトレスがいかにも”なんじゃお前ら、揚げたものが食えないって言うのか?”という態度ありありで
「ハウスサラダくらいね。」
というので、それを頼むと、しょぼいレタスの千切りの上に、油べとべとのクルトンが山ほど乗っていたものが出てきたことがある。ご丁寧にも、その上にはベーコンがたっぷり入ったランチドレッシングがこれでもかとかけられていた。
それもそのはず、彼らの食べるものといえば、
フライドポテトなんかははっきり言って序の口、油で揚げられるものは何でも揚げる。蒸し野菜とか、湯がき、などという調理法は彼らの料理本にはない。生野菜、なんてもってのほか。 では、どんな野菜を油で揚げるか、というと、
フライド・ズッキーニ
フライド・オクラ
フライド・オニオン
フライド・ピクルス(きゅうりのつけもの)
フライド・グリーントマト(まだ青いトマト)
といった感じである。前菜というか、おつまみですね。
まあ、このくらいなら許せる。 それでは、彼らはメインコースには何を食べるか?
フライド・キャットフィッシュ(なまずの揚げ物)
フライド・アリゲーター(わにの揚げ物)
チキンフライドステーキ。。。なんてものも常食となっている。
この南部特有のチキンフライドステーキというのは曲者で、初心者は、フライドチキンと誤解することが多いのだが、実はこれはビーフステーキを衣を着けて揚げ、そのうえに白いクリーム状の肉汁を使って作ったグレイヴィーというソースをどっぷりかけた、という恐ろしいものであり、これがすごい人気なのだ。ちょっと、日本人の食感では考えられない組み合わせである。
でも、まだこのくらいなら許せる。 それでは、彼らはデザートには何を食べるか?
この人たちはこんなものを平気でたべるのだ。
フライド・トウィンキー
要するに、小型のクリームドーナッツに衣を着けて油で揚げ、その上にチョコレートやらストロベリーソースをのっけて、粉砂糖をまぶしたもの。
とか、
フライド・オレオクッキー(チョコレートクリームサンドクッキー)
とか、
フライド・スニッカーバー(チョコレートバーのなかに、キャラメルとヌガーの入ったもの) を平気で食べる。
食後のドリンクには当然、例の甘ーいSothern Comfortというウイスキー。 これまた砂糖が山ほどはいったセブン・アップで割って飲む。
おつまみは当然、
フライド・ポークスキン(ブタの皮を揚げたもの)である。
うえ、書いていて気持ち悪くなってきた。 ここらへんでやめよっと。
そういえば、ヨーロッパで一番肥満度が高い国は、イギリスで肥満人口は約23%らしい。 もうちょっとでアメリカに追いつくぞ。がんばれイギリス人。