溜息のでるスターリングシルバーのバターディッシュ | アンティークのある暮らしーDrawer

アンティークのある暮らしーDrawer

コッツウォルズのはずれの小さな村にあるアンティーク店より、英国の歴史あるアンティークと、小さな村の生活のおはなしをお届けします。

英国・コッツウォルズより、こんにちは〜🎵🎵🎵





蓋つきのスターリングシルバーのバターディッシュです。


全体に透かし細工が施されており、擦りガラスのボールがはめ込まれています。


なんて優雅なバター入れでしょう。






英国には、バターは中世の時代からありました。


バターを作る機械を、”バターチャーン”と言います。


アンティーク屋さんでは、今でもヴィクトリア時代から、1900年初期のバターチャーンを見かけることがよくあります。


よく、シルバーティーセットなどの砂糖入れが異常に大きいのは、砂糖を持っていることがステータスシンボルになったので、


『こんなに砂糖を持っている家なのよ〜』ということを誇示するために、砂糖入れも大きいのですが、バターはそういうわけではなさそうです。


くるんとカールさせたバターを入れて、サーブされていたのかしら。


こちらのお品は、ヴィクトリア時代初期の1842年に作られました。


まだアフタヌーンティーの習慣が始まったばかりの頃です。当時、どんな風にテーブルに飾られていたのでしょうね。






バター入れとしてはかなり大きめなので、マカロンを入れて見ました。


蓋付きなので、ビスケットなども入れておけますね。






ウェブサイトの掲載ページはこちらになります。

『ヴィクトリア時代初期・スターリングシルバーのバターディッシュ』



毎週書いております、メールマガジン『楽しくアンティークを学ぼう!!』、ぜひ登録してみてくださいね。
アンティークのお話、新着アンティークのお知らせをいち早くお送りしております。