英国クリスマスの七面鳥とがちょうの話 | アンティークのある暮らしーDrawer

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コッツウォルズのはずれの小さな村にあるアンティーク店より、英国の歴史あるアンティークと、小さな村の生活のおはなしをお届けします。

コッツウォルズより、こんにちは~~☆☆☆


日本では、クリスマスは、お正月の伝統がある分、すこし前の出来事となってしまっていると思います。


英国では、まだ、家にはクリスマスツリーが飾ってあり、


ずるずると(なんとなく、クリスマスの名残が長すぎで、この言葉がぴったりくるの・・・)クリスマスの余韻が続いております。



25日クリスマス当日、大きな大きな”がちょう”を今年も焼きました。


英国では、ターキー=七面鳥の方が簡単にスーパーなどで手に入りますが、がちょうは、オーダーしたりしないと、なかなか手に入らないかもしれません。



がちょうは、七面鳥と比べて、とにかく油が多く、お肉の色も、違います。


七面鳥はチキンのように白く、がちょうは、赤い色です。


今では、七面鳥の方が、クリスマスに食べるお肉として主流になっているような感じですが、


クリスマスに七面鳥にするか、がちょうにするか、は、好みのよって意見が分かれるようです。




ちょっとグロテスクですが・・・。


七面鳥(ターキー)が初めて英国に紹介されたのが、1526年のことだそうです。


それ以前には、位の高い人たちは、がちょうを食べることもあったようですが、


くじゃくや、いのししも食べていたそうです。



がちょうは、調べてみると、面白いことに、お肉だけでなく、いろいろな用途のために育てられていたよう。


ローマ時代には、声がとても大きいために、敵などがやってきても分かるように、ガード鳥!?用にも飼われていました。


それから、がちょうの油が、喉の痛みや、咳の出る風邪の薬になったり、



羽は、インク用のペンの羽になったり。



フランスでは、今でもフォアグラを作りますよね。



これは、フランスに行った時に、動物愛護の運動で、フォアグラ作りがあまりに残忍なので、反対運動のポスターをたくさん見ました。



今回のがちょうは、3時間くらいかけてオーブンで焼きました。



写真のはまだちゃんと焼けていない状態なので、きれいじゃないですが、


これが、もっと時間が経つと、飴色のきれいなカリカリな感じに焼きあがります。


途中で一度オーブンから出して、油を取り出さなければならないくらい、たーーーくさんの油が出るので、それをポットに入れて、取っておきます。


英国のスーパーなどでは、瓶詰めのがちょうの油が売っていて、


この油でポテトや野菜をローストすると、とっても美味しいのです。



もう少し、ちゃんと写真撮ればよかったのですが、どうも、料理をしながら写真を撮るのが苦手です・・・。

(作るのと、食べることに集中するので、あとで、撮っておけばよかった~~と思うの・・・)


1枚だけ、家族が食事している写真を!




家族だけの静かなクリスマスディナーでした~🎵



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