インセプションという映画がある。



●映画のクライマックスで主人公のディカプリオが奥さんにこう言われる


leap of faith

直訳すると、眼をつぶって飛べ…という意味だが、元々は哲学者キルケゴールがキリスト教の信仰に対して、不条理だが、眼をつぶって、信仰しよう…という意味らしい。


●…というわけで、だからナンなんだという与太話を書き散らかしてしまいました。
●とりあえず、楽しみですね。ダークナイトライジング


キャットウーマン演じるアンハサウェイに大注目です。




●前作のダークナイトで歴史的名演のヒース・レジャーの後任ですから、全世界が注目してます。

ここらで曲を一曲音譜
トニー・ベネット&エイミー・ワインハウス「body&soul」です。


●今はなきワインハウスと全米で最もうたがうまい老人との奇跡のコラボレーションです。

●コラボといえば…



●最近、ポピュラー音楽界のヒップホップ化が目立ちますね。
feat・feat・featで結局、誰の歌かよく分からんというあれです。


好むと好まざるに関わらず、我々は知らない間にヒップホップ化されているのですA=´、`=)ゞ
●先日「文科系のためのヒップホップ入門」という本を読みましたが、これが実によく出来てました。
●自身もラッパーであるライムスターウタマル先生もラジオで絶賛してました。



●この本を読むと、世界が今、どんどんヒップホップ化しているかが解ります。
●騙されたと思ってLEAPTHE近衛町☆爆弾してください
●・・・というわけで本日はここまで。最後の曲はヒップホップ誕生の瞬間の貴重な映像です。
RAPER’s DELGHITE、SUGAR HILL GANGです。


●先日の林家三平の結婚披露宴でのたけしのスピーチは凄かった。

前文掲載します。
ー三平さん佐智子さん。このたびはご結婚おめでとうございます。
わたくしも、今日のこのおめでたい席に出席するにあたり、数々のヤクザの営業、イベント、または黒い交際などをしっかりと断ってやってきた次第でございます。

あなたは海老名秦一郎、香葉子の次男として、姉・海老名美どり、泰葉、兄・泰孝、沢山の水子、これらの後に堕ろされもせず、よくぞこの世に生をうけました。

親が林家三平というだけで、その名跡を継ぐだけならまだしもこんな綺麗な嫁さんまでもらって本当にうらやましいかぎりです。
こんな不平等があっていいんでしょうか。わたくしは今日から共産党に入ります。

さぞお母さんも草葉の陰から喜んでいることでしょう。
よくお兄さんの正蔵さんとは親が違うと言いますが、私もそう思います。
ところで三平師匠の腹違いの兄弟達はみんな元気なのでしょうか?ひとめ会わせてあげたいと、強く思うのは私だけでしょうか。

三平さんの襲名披露の時はお母さんの香葉子さんに「50万あげるから来てくれ」と言われとっぱらいで50万円いただいたわたくしですが、今日は結婚披露宴ということで、わたくしが持ってきた祝儀を差し引いても、75万円は残るという計算をたてております。

なんでも、三平さんと佐智子さんの出会いは、あのTBSの長寿番組「水戸黄門」での共演がきっかけと聞きます。
共演者の佐智子さんに手をつけたあたりはさすがちゃっかり八兵衛と思わせましたがその結果、あの長寿番組の「水戸黄門」を見事に終わらせてしまうという、うっかりも甚だしい現実を見過ごすわけにはいきません。
挙げ句の果てには、由美かおるがもう一回裸になって風呂に入ると言い出す始末です。
そしてTBSの何が悲しいかと申しますと、再放送の方が実際の放送より視聴率が高いということです。この現実をあなたはどう受け止めているのでしょうか。

話は変わりますが、かって、お兄さんの正蔵さんが襲名披露でいただいたご祝儀を地下室に隠し、脱税をしたという悲しい過去があります。
あなたは、このたびの披露宴でいただく莫大なご祝儀を決して隠すことなく、姉・泰葉さんの頭の治療代、および、姉・美どりさんが出版したミステリー小説「ビッグアップル殺人事件」の膨大な在庫の買取代にあてていただく事をせつに願う次第です。

それから前々から噂されている暴力団との黒い交際も、今日の日を最後に、きっぱりと手を切ることをお勧めします。

結びに、芸能界のおしどり夫婦として有名な私から花嫁の佐智子さんに、女房として守らなければならない三つの袋の話を贈ります。
まず一つめは池袋。これは都内どこへ行くにも便利です。
それがダメなら沼袋。これは新宿に出るのにやや近い。
そして三つめは玉袋。玉がダメになったら子供ができません。もしダメな場合は私に相談して下さい。うちの近所にいい医者がいます。ちょっと入り組んだ路地の奥にあります。これを我々は袋小路と呼んでおります。

以上をもちましてお祝いの言葉とかえさせていただきます。


●落語家も漫才師にここまでやられたら、むしろ心地いい(笑)



●昨今の落語ブームですが、林家一門の最大の欠点は男よりも女のほうがおもしろいという点だ。


●落語家に限らず、嫁のほうがおもしろいというケースはよくある。
東野幸司とか、二丁拳銃とか…

●そこでワタクシが本当に面白い落語家を紹介します。

●今、本当に面白い落語家はほぼ、ある師匠の弟子で固められてます。

●それは立川談志一門です。
●ジャズ界にマイルス・デイビスというミュージシャンがいます。


●マイルスはマイルス・スクールとも言うべき、若手ミュージシャン集団を育成しました。
●現在でも活躍する、マーカス・ミラーや、



ハービー・ハンコック



ウェイン・ショーター




●それと同じことを落語界でやっているのが、談志師匠です。

立川志らく




志之輔


談春





談笑・・・



●彼らは独演会でチケット完売時間が最も短い落語家です。
●彼らに対抗できるのは、柳家小さん治、柳家僑太郎ぐらい。
●談志師匠は「落語は業の肯定」という有名なせりふがあります。



●談志師匠は時々、独演会やりますんで、ぜひ、観にいってください。
ワタクシ、昔、マイルスのライブ誘われて、断りました。
激しく後悔してますo(TωT )

●…タイトルの意味ですが、談志師匠は新大久保に住んでます。
サックスプレイヤーの菊池成孔もすぐ近くに住んでます。
●大久保通りを、別名・ファンキー通りと勝手に読んでますヾ(@°▽°@)ノ
パリは燃えているかという映画がある。
●1944年8月7日から、8月19日のレジスタンスの蜂起開始、アメリカ軍の援護を受けて、8月25日のフランスの首都パリの解放に至るまでを、描く。
●物語はドイツ軍の降伏に貢献したレジスタンス運動を中心にしている。
●映画の終盤、降伏する前にパリを破壊しろというアドルフ・ヒトラーの命令が下ったが、最終的にコルティッツ将軍は命令に従わずに連合国に無条件降伏し、パリを破壊から守った。
●ヒトラーが言った言葉が、「パリは燃えているか?」だった。



●現在、大坂都構想で注目される橋下知事は「今の政治には独裁が必要」と発言し、平松市長に罵られました。
●橋下は大坂を破壊するヒトラーか?




大阪は燃えているか(笑)



●いよいよ、大阪市長知事のW選挙が始まります。
●橋下知事は鞍替え選挙で市長選に立候補。
●大阪府知事選にはかつての同僚の丸山和也の立候補が取りざたされている。


●大阪の地盤沈下は本当にひどい。
●ここ十年で、府内GDPは2・4兆円減
●平均年収は東京と130万円差
●生活保護は日本一。
●失業率は沖縄に継ぐ。
●学力は全国46位。

●ワタクシも大阪マニアなので、帰郷の際には、わざわざ大阪のホテルに前のりしてから神戸に帰ります。
●昨年末、前のりして梅田の駅前ビルで昼酒をハシゴしてました。
●梅田の駅前ビルをじっくり観察したのだが、ほとんど廃墟でした。
●第一から第四ビルまでテナントはガラガラ…
●中に入ってるのは地下街の飲食店のみ。
●地上階は消費者金融がパラパラ入ってるだけです。
●こんな駅前の一等地が廃墟と化しているのは大阪の退廃と行政の無策を痛感します
●ワタクシが入ったたち飲み屋では、サラリーマンがこんな会話をしていた。
西成の当たり屋…生活保護の不正受給…不景気…
●ある意味、70年代のニューヨークや、シカゴの貧困地区を髣髴させる。

大阪のタクシーは5000円以上は半額になる
●ワタクシが足しげく通った焼き肉屋はバローロやバルバレスコなどイタリアンワインが半額で飲めます。…勝山というマニアックな場所=鶴橋の隣=にあるのですが、閉店してしまいました。
●30日に北新地に繰り出してみたら、貸切でした
●ことほど左様に、大阪は景気が悪い。

●大坂の地盤沈下はいつから始まったのか。
●江戸時代の大坂は繁栄していた。
●当時の大坂は徳川幕府の天領として物流の中心であった。
●各藩の蔵屋敷が存在し、その周辺の今橋界隈に両替商が林立し、日本経済の中核だった。
世界初の商品先物市場も誕生し、ロンドンと並ぶ、金融都市であった。
●現在の大企業もほとんどが大坂出身だ。
伊藤忠、丸紅、三越、三井、みずほ銀行、野村證券、松下電器、ダイエー
●現在は本社機能を東京に移転したが、大坂で商売の基礎を築いた。

●明治時代に大坂は、徳川幕府から与えられた経済特区の権限を剥奪された。
●それでも、紡績産業で繁栄した。

●大坂商人の最大の欠点は政治家との付き合いが下手なところだ。
●平成最大の疑獄事件リクルート事件の犯人。江副浩正は大坂豊中出身。
●また、昭和最大の疑獄事件ロッキード事件は大坂の商社・丸紅が起こした。
●大坂商人は、普段、政治家と距離を置いているため、いざビジネスで政治家の利権を利用したいと思うと、すぐ実弾=現ナマを使う。

●大坂のもうひとつの特徴は、政治家不毛地帯…地元にまともな政治家がいない。
●いまだに総理大臣を輩出していない。
●国政での最大の成功者は元財務相の塩川正十郎
●しかし塩ジイの在任中の小泉政権で実質上の経済政策を担ったのは竹中平蔵だ。
●塩ジイは清和会の重鎮で派閥均衡人事だった。
●一番の大物ですらこの程度だから、国政に影響を与えた歴史に残る政治家は一人もいない。

●なぜ、こうなったのか?
●それは大坂人の政治家フォビア=恐怖症にあると思う。
●江戸の元禄時代に淀屋辰五郎という豪商がいた。
●ありあまる財力で天井をガラス張りにして、金魚を泳がしていた
●難波のルードウィッヒ(笑)
●当時、各藩に莫大な大名貸しをしていた辰五郎は風紀を乱したとの理由で財差没収。大坂ところ払いの流刑に処された。
●これをみて震え上がった大坂商人は時の権力者と距離をとるようになった。
●しかし近代社会は政治と経済は一体しないと利益が上がりにくい構造になっている。
●政治に手を出すなが信条の大坂商法が現在の大坂衰退の一因であると見ていいだろう
●これを辰五郎の呪いという(笑)。

●そんな状況の中、突如現れたのが、橋下徹だ。
●橋下は厳密に言うと東京生まれだ。
●しかし、幼少期に八尾の部落改良住宅に移り住んだ=父方の実家。
●名前ももともとはハシシタと読む・
●このあたりの事情はノンフィクション作家の森功のルポに詳しい。
●橋下も、実母も、被差別部落出身ではないと証言している。
●橋下自身、実家が生活保護を申請しても、却下され続け、大坂府行政に深い憤り感じており、「同和対策費用はゼロにしたい」
と発言している。
●大坂行政に対する深い憤りの原点はこの八尾改良住宅時代の原体験が元になっている。
●森氏のルポによると、橋下の実父は地元の建設業者だったが、ガス自殺したそうだ。
●また、叔父は暴力団関係者で、北朝鮮にパイプをもつ人物だったことも示唆している。

●その後、橋下は進学校の北野高校に入学し、ラグビー選手として活躍。
●早稲田大学に進学して、革ジャンの販売で稼ぐ。
●この革ジャン販売というのが引っかかる。
●なぜならそれは関西では在日朝鮮人名や、被差別部落の専売特許だからだ。
●橋下自身、有力な仕入先を確保していたのではないか。
●その後、人権派弁護士の鐘野法律事務所のイソ弁になるのが意外だ。
光市母子殺害事件で人権派弁護士と激しいバトルを繰り広げた。
●鐘野氏は橋下に利用されたと森氏のインタビューに答えている。
●その後、独立した橋下は悪名高い商工ローン関連会社の顧問弁護士になり、契約中は無敗で有名になった。

●相当胡散臭い人物だが、本人も自身の出世欲や名誉欲をあけすけに語る。
●教育改革に見られるような合理精神や、裏表のない発言は大阪人好みだ。
●ライバルの摂津人(尼崎)平野氏のソフトな語り口とは対照的な河内人のバイタリティあふれる橋下の言動は注目の的だ。

●それでは橋下は大坂を再建することができるのか。
●橋下府政の眼目は府の財政再建にある。
●橋下はこれをコストカットで実現しようとする。
●市長とのバトルの発端も浄水所の統一問題だった。

●また橋下はかなりの右翼で日教組が大嫌いだ。
●橋下の教育改革は日教組解体作業とも映る。
●成績の悪い教師を免職できる条例を提出しているが、身内の陰山英夫にまで反対されている。
●だが、教員のに査定制度を持ち込むのは、欧米では普通だし、橋下の実験は大いに価値があると思う。


●また、国旗国家唱和ハシズムと批判されているが、国旗国家唱和がファシズムというのは無知無教養だ。
●国旗国歌を発明したのは革命後のフランスであり、これによって、国家は国民のものであるということを表明した。いわば民主主義の原点だ。
●世界中の国家が民主化した際に、フランスに習って、国旗国歌を設立した。
●もちろん日本も。
●日本も国民国家、民主主義である限り、国旗と国歌に敬意を払うのは当然だ。
●世界中のどこの国でもそうだ。
●国旗国歌称揚を思想信条の自由という憲法を持ち出して、日教組は反対するが、日教組のルーツは共産党にあり、自ら、政府に弾圧された歴史をもつが故であるのは論を待たない。
●ただ、日本国憲法は合衆国の押し付けで行き過ぎたリベラル憲法であるがゆえに、国家に対する国民
の責任条項が抜けている欠陥憲法であることは強調しておきたい。
●ちなみに橋下は改憲派であり、核武装論者だ。
●まさに水と油…こんな楽しいプロレスを無料で視聴できる大阪府民はラッキーだ。しかもガチ

●これらのハシズム政策の総決算が大坂都構想だ。





●現在の大阪市と堺市を統合して20区にし、大阪府全体を大坂都にするという再編成だ。
●現在、大阪府は大坂市の4倍の人口ををもちながら、税収は大阪市が5割を占め、政令指定都市・大坂市の財源を府が管理するのが狙いだ。

●コストカット以外に税収増を見込んで、舞州にカジノ構想、公娼制度の復活も提言する。
●いわば大阪=ラスベガス計画だ。
●さらに水都・大阪として大阪=ベネチア計画も進行している。
●実際、東京に暮らしていて、大阪に行ったことがある人間の少なさにはびっくりする。
●ワタクシも大阪水上バスに乗ってみた。
●面白くなかった。大阪は戦災で歴史的建造物がなく、観光資源がないのだ。
●今の大阪の観光資源は近代以降のレトロ昭和なじゃんじゃん横丁や、鶴橋市場だ。
●水都構想に詳しい大前研一氏にでもブレーンになってもらうといい。

●これに対して、平野氏は大阪特別自治都市を提唱する。
●具体的には韓国のソウルや米国のワシントンDCをイメージしていただけるといい。
●しかし、首都の東京にすら与えられていない権限を大坂市が獲得するのは難しい。
●都構想もそうだが、中央政権の承認がなければ法改正できない。
●橋下構想は自民党には石原のぶてるなど、賛同者がいるが、民主党からは批判されている。

●仮に橋下が市長の当選しても、所属団体の大阪維新の会が市議会で過半数が取れておらず、過半数を次の選挙でとっても、次は国政の壁が立ちはだかる。

●またコスト意識も大切だが、今の大阪に必要なのはイノベーションだ。
●大正から昭和にかけて関一という大阪市長がいた。
●当時は幅6メートルだった御堂筋を現在の10車線の日本最大の幹線道路に施設し、同時に地下鉄を開発した。
●同時代の船場商人は「大阪のど真ん中に飛行場でも作る気か」と反対したが、昭和を通じて繁栄を続けた近代都市・大阪の礎を作った。
●橋下の大阪=ラスベガス化計画も結構だが、その前に大阪は伝統的に世界的な商都であることを忘れてはいけない。
●大阪はむしろシリコンバレーを目指すべきだろう。
●橋下はベイエリアを経済特区として法人税を5%にすると提言している。
●その考えは基本的に賛成だし、いかにも大阪らしい発想だ。

●独裁者と呼ばれるヒトラーも、ミュンヘン一揆から10年以上かけて国家元首の地位に着いた。
●その間、ドイツ国民がヒトラーを支持し続けたのは30%の失業率を0%にしたからだ。
●橋下をハシズムと批判するジャーナリズム=この世界は左翼思想が強いから、橋下みたいな右翼は必要以上にたたかれる=はある意味、橋下をたたいているように見えるが、実は持ち上げているのだ。
●なぜなら政治家としてのヒトラーは最終的には破滅するが、途中までは、かなり優秀なのだ。

●この大手前(府庁所在地)のアドルフ・ヒトラーは大阪を第二次世界大戦のパリのように焦土と化すのか?


●橋下が破壊者であることはいうまでもない。
●その動機が個人的なイデオロギーと、市役所に見捨てられたルサンチマンが根底にあるのも事実だろう。
●橋下の大阪再建案は企業の誘致及びその促進が実現した時に成功したと言える。
●かつて大阪は貿易港、両替商、紡績業、金融、商社とその時代に合わせた各種イノベーションを繰り返してきた。
●この儲かれば何でもいい、井原西鶴に書かれた船場商人の合理主義が大阪を発展させたのは言うまでもない。

●また、橋下氏に提言したいのだが、大阪は仏教都市であることも再提示して欲しい。
●社会学者・マックス・ウェーバー「プロテスタンティズムと資本主義の精神」でカルヴァン派の禁欲が資本蓄積に結びついたと喝破しているが、船場商人の商売道に浄土真宗が息づいていることを忘れてはいけない。
●船場商人は近江商人を出自に持つ人が多いが、近江と大阪は一向宗の根拠地でもある・
●近江出身の代表的船場商人・伊藤忠兵衛は「商売のことは忘れても他力安心と毎日のお勤め=信仰は忘れるな」と奉公人に毎日、説いたそうだ。
●大阪はひったくりがおおいとか治安が悪いとかいうが、それは近年の話で~まあ、河内、和泉は昔から血の気が多いですが~基本的に大阪人は礼儀正しい…といったら意外に聞こえるか。
●東京大阪を比較しても、大阪人は親切で腰が低い
●その根底には浄土真宗の他力信仰があると、作家・五木博之は指摘する。
●大阪方言の「おかげさんで」のおかげさんは伊勢神宮のことをさすが、広く一般的には天地神仏を意味する。われわれは偉大な力に活かされているのだという深い信仰心をもう一度取り戻して欲しい。

●今回のW選挙はその大阪復興の長いロードマップの一過程に過ぎない。

●・・・ワタクシ投票権はありませんが、ハシズムを支持します。
●理由は平松市長に中央政界に働きかけて大阪市をワシントンにする政治力があるとは思えないからです。
●マックス・ウェーバーが定義する政治的人間とは「情熱と判断力を駆使して、未来に対する責任感を持ち、現実の正確な同義語である不可能に対して穴を空け続けていく人間」と定義する。
●この定義に準ずれば、橋下徹のほがより近しい人材だろう。
●…助役上がりの市長と自治省の天下り知事の兵庫県民・神戸市民としては羨ましい限りです(* ̄Oノ ̄*)


●東京に出てきて、20年以上にります。
●ワタクシは神戸出身です。
●東京と関西をほぼ同じくらいの長さに生きています。
●長年の体験で、自信をもって言えるのだが、関東圏の住民から見ると、京都も、大阪も、神戸もひとまとめに関西人なのだ。

●我々、神戸人から見ると甚だ迷惑な話ではあるが(笑い)

●しかし、関東圏で流布している関西人のイメージは大阪…ということになっているのだが、大阪自体が二重文化圏であることを、知られていない。

●その二つあるうちの一方の大阪人のイメージを最初に全国に広めたのは小説とそれを原作にした、映画である。
●その世界観は、けして井原西鶴や、吉本興業ではありません((笑)
●ましてや、てなもんや三度笠でもございません。あれは時代劇ですから。

●時代は昭和30年代。小説の原作者は今東光
●今東光こそが二つあるうちのひとつの大阪文化の紹介者なのである。
●今東光は天台宗の高僧であるとともに、著名な小説家である。

●生まれは横浜であるが、僧侶として、河内に赴任する。
●そこで得た体験をもとにして小説化したのが、一連の河内ものである。
●代表作は「悪名」
●勝新太郎主演で16作製作された、大ヒットシリーズだ。

●話はしごく単純で、八尾に住む朝吉という百姓の倅が、盆踊りでセックスして喧嘩するという…たわいもないお話です。
●この物語では、昭和初年度の河内文化が豊かに語られています。
闘鶏、盆踊り、遊郭、ヤクザなどなど…

●また、今作品では「こつまなんきん」という作品がある。

●これは典型的な河内美人のことを指す。
●具体的な身体的特徴は背が低く、グラマラスな女性…

●今の描く、こつまなんきんは、セックス大好きでバイタリティあふれる。
●男は飲む打つ買う、女は生命力の固まり…これが今が全国区に祭り上げた大坂人像である。

●しかし、これは大阪のある一面を紹介しているに過ぎない。
明治維新以前は大阪は二つの藩に分かれていた。
●摂津国と河内国である。
●摂津は、阪神間、河内はJR天王寺を北点として、門真、東大阪、藤井寺、八尾、守口、枚方を含む地域である。
●今東光が紹介したのは河内文化なのである。

●関西人が下品で、ガサツ、厚かましい…イメージが付いたのは今東光のせいなのだ(笑)。
●ワタクシが小学校の時、「河内のおっさんのうた」という歌謡曲が大ヒットした。


●それに対してケチで計算高い大阪人というイメージもある。これは摂津文化である。
●摂津文化とは何か?
摂津文化の源流は船場文化にある。
●船場文化とは何か?
●ずばり谷崎潤一郎である。
●谷崎の代表作、細雪は船場の商家の四姉妹の物語である。
●小説の中では、関西の四季折々の催事を織り込みながら、上流生活が描かれる。

●この四姉妹は「こつまなんきん」に出てくるがさつなオンナはいません。
●今がえがいた時代と、谷崎が描いた時代はほぼ同時代。戦前の大阪なのである。

●洗練と野蛮、摂津と河内。二つの大阪の距離は電車で20分(笑)。

●…ちなみに、今は若い時、谷崎の書生をしていたというから笑える。
●実は、今もそうだが、谷崎も関東人…しかも、江戸ッ子も江戸ッ子、日本橋の商家出身なのだ。
●大阪の最大の紹介者が二人揃って、関東人というのも笑えます。

●谷崎の描く船場文化とは?
●船場文化の女性は細雪に書かれたとおりだが…
●近年の小谷野敦の谷崎伝によれば、細雪はほぼ実話であるそうだ。
●谷崎が放蕩のあげく、松子夫人と結ばれたのは、文学史に有名な話であるが(興味のある方は松本清張の「昭和史発掘」をお読みください)、細雪は松子の実家のお話です。
●谷崎が描く船場文化の男性像は「悪名」とは正反対。
●遊びずき(これは朝吉と同じ)であるが、意志薄弱、生活力に乏しいオタク(主に、ファッションやグルメが多い)…

●これを大阪では「ぼんち」と呼びます。
●そのままズバリの漫才コンビがいましたが、同名小説があります。
●山崎豊子「ぼんち」は上記の船場の商家に生まれ、戦争で身上を潰して、滅びゆく船場商人を描ききった傑作です。
●今日では「沈まね太陽」「大地の子」で知られる山崎氏ですが、彼女も元々は船場生まれです。
●「ぼんち」は山崎氏のデビュー作です。
●映画で市川雷蔵が名演を披露してます。
●文芸評論家の福田和也氏は山崎の最高傑作は「ぼんち」と断言しています。

●「華麗なる一族」も「白い巨塔」も舞台は関西。両作とも、摂津文化が根底描かれています。
●ぼんちと言えば、織田作之助の「夫婦善哉」も船場文化を描いた傑作です。
●こちらも森繁久彌の名演が歴史に残ります。
●これは織田作之助の実姉夫婦の実話で、当時は裁判沙汰になったノンフィクションです。
●織田作之助…通称、オダサクは「源氏も西鶴も秋成も近松も文学は昔から大阪のもんや」と豪語しました。

●大阪と言っても市内の話ですが、ここにも分断する二つの文化があります。
●いわゆるキタ・ミナミ文化です。
●こらは「大阪学」で有名な大谷晃一氏の説です。
●キタは武士文化…近松門左衛門(この人は元々、武士でした)
●ミナミは商人文化…井原西鶴
●という分かりやすい色分けをしていますが、盛り場がキタとミナミに二極集中するようになったのは戦後です。
●戦前は高麗橋を中心とした船場や、河内文化の拠点である天王寺界隈のほが中心でした。
●船場…現在の住所で言うと本町や、当時の蔵屋敷は中之島…つまりキタとミナミの中間点にあるので、大谷氏の分析には無理があります。
●特にキタなんていうのは梅田を中心としたビジネス街として、戦後、小林一三の都市計画のターミナルシティとして急速に発展した新興都市です。。

●キタに文化らしいものがあるとすれば、近松門左衛門の「曽根崎心中」ですが、戯曲を読むと分かるのですが、当時の曽根崎は結構な田舎=郊外として描かれています。


●また、近松作品はキタを舞台にした作品はこれだけで、ミナミを舞台にした作品も多数残しているので、キタの作家というには無理があります。
●心中天の網島は京橋、女殺し油の地獄は天満。近松作品の掛る劇場の竹本座はナンバ・戎橋=通称ナンパ橋のそばにありました。




●戦後の日本料理を席巻した三ツ星料亭「吉兆」本店もキタでもミナミでもない、その中間点の高麗橋が発祥です。


●…ちなみに、吉兆の創始者かつ、和食界のスティーブ・ジョブズこと湯木貞一は大阪人でありません。
●湯木の実家は花隈(神戸にある旧城下町。現在は廃墟です)にある料理料亭の跡取り息子でした。湯木は当時の古臭い料亭料理に我慢ならず、実家を飛び出して、当時、まだ、船場文化の香りが残る大阪で、カウンター割烹を出店しました。

●現在、銀座に限らず、日本中の繁華街に見られるカウンター割烹のスタンダードを作ったのがこの湯木です。  

●ミナミの代表的作家と考えられる井原西鶴ですが、彼の実家がどこにあるのか実はわかっていません。
●代表作「好色一代男」の世の助がキタの商家なのかミナミの商家なのも実はわからないのです。
●しかし、西鶴が所属した談林(俳句グループ)の拠点は天満宮で場所はキタにありますので、ミナミ限定の文化人とは言えないでしょう。

●ここで仮に、キタ、ミナミ双方に共通する、摂津人を河内人とは対象的な憂鬱な大阪人と定義します。。

●摂津一体に蔓延する、大阪人は繊細で、臆病な気質があります。

●その代表は川端康成や、上田秋成です。
●「雪国」や「伊豆の踊子」で有名な日本情緒を代表する作家が天神橋生まれであることを忘れてはいけません。
●また、リリカルな文体で熱狂的ファンの多い梶井基次郎土佐堀生まれです。
●文学者だから繊細だろうという反論も成り立ちますが、やはり摂津と河内では作風でも隔たりがあります。
●現在、河内文化を代表する作家に中場利一がいます。
岸和田少年愚連隊だ有名です。

●この大河小説は映画化されて有名ですが、作者自身が書いてますが、基本的に実話がベースです。
●小説最高のキャラクターで、スピンオフ映画で竹内力が快演してシリーズ化されたカオルちゃんは実在の人物です。

●今の八尾の朝吉もモデルがいたでしょうが。
●岸和田まで行くと、河内とは言えませんが、本家・河内地方よりも、色濃く河内文化が残っています。
河内文化のキモである酒と博打と祭りと喧嘩が色濃く残っています。
●また、岸和田にはリアル八尾の朝吉…清原和博もいます。

●今や「だんじり」は全国区のお祭りとして有名です。
●岸和田はこのだんじりを中心に廻っています。
●その姿は、同じくお祭りを中心にセックス、喧嘩が起こり、地域の社会性の基盤である、昭和初期の河内の愚連隊の姿を彷彿とさせます。
●だんじりは河内・摂津地方に見られるお祭りですが(神輿を担いでスピードを競います)、摂津地方~吹田市、尼崎氏、芦屋市~辺りで今日も行われていますが、さして話題にならない(笑)。


人の死なない祭りは祭りではありません。
●祭りとセックスと喧嘩と死はセットなのです。
阪神工業地帯という近代化と船場文化というブルジョア文化…さらには寺内町から発展した仏教文化を縫合した摂津文化は洗練されすぎていて、だんじりという日本古来の祭事を漂白してしまいました。
●小説家の五木寛之氏が指摘するように、元々、大阪は浄土真宗の石山本願寺を中心医に街が発達した歴史があります、
●キタトミナミを繋ぐ幹線道路、御堂筋は元々、北御堂と南御堂という寺院を繋ぐ、門前通りでした。戦争で燃えてしまい、現在は存在しませんが、もともと大阪市はキタもミナミも宗教都市として発展し、船場商人の商売道も、仏教と深く関わりがあることを、大阪を代表する作家・藤本義一も指摘してます。
●それとは別に、河内国というのは古大阪です。
●古墳時代の河内は現在の内陸部がほとんど、水面下に覆われ、住吉大社辺りは当時は海岸沿いでした。
●河内地方は当時から渡来人に占拠された地域で、仁徳天皇や、崇神天皇などのいわゆる河内王朝が発生した地域で、往時を偲ばせる巨大古墳を現在でも散見できます。
●演芸評論家の武智鉄二は現在の歌舞伎の荒事の源流が河内地方にあるという興味深い指摘をしています。
●河内地方の民間芸能が大阪の中心で上演され、その荒くれぶりを取り込んだのが、初代團十郎だそうです。
●武智は現在では、イロモノ扱いを受けてますが、関西歌舞伎を一人で支えた男として、関西歌舞伎会では一目置かれています。
●当代の坂田藤十郎も武智に私淑した一人です。
●そういった意味では河内文化というのは、勝新太郎~市川海老蔵~清原和博といういかにも日本人語のみののアウトロー像を古代から、現代に至るまで提供し続けた、日本文化の重要なリソースのひとつです。

●仏教伝来以前の原日本文化を色濃く残す、その河内文化が最近注目されています。
●先のだんじりもそうですが、最近は河内文化の北限、天王寺や、ジャンジャン横丁は大阪のガイドマップの巻頭を飾るようになりました。
●一昔前なら、ジャンジャン横丁のショップマップなんかありえませんでしたが、最近はカップルのデートコースに組み込まれています。


●天王寺駅前も再開発され、ショッピングモールのQ’sコートがオープンし、近鉄百貨店もリニューアルし、2014年には地上300mのメガ百貨店に生まれ変わるそうです。
●ここんとこ、きな臭いニュースばかりだ。
●島田紳助の引退問題
●紳助は逮捕されるのかどうか…週刊誌は報道しているが、大阪にある紳助ビルや、沖縄にある土地に暴力団が絡んでいるのを立証できるのか?
●今のところ、動きはないが、10/1まで寝かしているのだろうか?



●加護亜衣の自殺問題
●加護ちゃんは不幸だ…
●彼氏が「俺のバックには山口組がいる」といって恐喝したばっかりに…
●元々、モー娘時代に稼いだ金を離婚したオヤジさんにパくられ…
●けなげに母親と幼い妹弟をかかえ…
●リストカットにDV…
●パチンコ屋の営業…
●…下流社会のデパートのような人生だ。
●たった2本の煙草がきっかけで叫び


●吉川ひなの出来ちゃった婚問題…これは関係ないか
●こちらは、近頃、何かと話題の関東連合出身の彼氏と結婚したらしい。
●それにしても関東連合ってもてますね。
●藤井リナ
●上原美優

●指定暴力団が警察の規制によって、六本木をで精力を伸ばしてるのが関東連合らしい。



●これらの背景には今週末、10月1日から施行される暴力団排除条例がある。
●暴力団排除条例とは(以下ウィキペディアより)

●暴力団関係者との会食、ゴルフ、旅行など交際を繰り返すことについて、警察がその人物に対し「密接交際者」とみなし、認定を行うことを可能にする自治体もある。
●影響としては、密接交際者とされた場合に工事の入札から排除されたケースがあった。
●今回の施行にあたり東京都では、該当者が金融機関からの融資(ローン)を受けたり当座預金の開設ができなくなったり、住宅の賃貸契約もできなくなるよう、関係機関が各業界団体に働きかけていると報道されている。

●…怖いですね。家は借りれない。ローンも組めない。
●実質上の禁治産者になってしまいます。

●実は暴力団排除条例は地方自治体の条例で、最後に残った沖縄と東京が施行されるのが、10/1で、これで全国制覇というわけです。
●なんか東京と沖縄が最後って意味深ですね。


●ひょっとしてこれの影響ですかドクロ

●我々、一般人は大丈夫だろうが、今一番頭を悩ましているのは芸能界でしょう。

●もともと、芸能界と暴力団は関係が深い。
●暴力団が地方の興業をマネンジメントするケースは昭和時代には多かった。
●山口組がかつて経営していた神戸芸能社には、美空ひばりが所属していたこともある。

近衛町★爆弾のブログ
近衛町★爆弾のブログ

●先日、たけしが、週刊文春で、暴力団との交際を告白して、業界は話題になった。

●「これまで何度も右翼団体から街宣活動かけられたことがあったけど、オイラは紳助と違う。ヤクザに仲介なんて頼んだことない。最初はフライデー事件の後、日本青年社に『復帰が早すぎる』と街宣をかけられたときだな。一人で住吉の堀さん(政夫氏、当時・住吉連合会会長)のところへ行って、土下座して謝ったの。その後、右翼の幹部にも会って、それで終わりだよ。ヤクザを頼ったとか、カネ払ったとか噂されたけど、一切ない。タレントとしてそいういのを上手くやって逃げるのも本人の"芸"だっていっているんだけど、紳助は"芸"がなかったな」

●暴力団の親分の娘が「たけしに会いたい」とねだったため、強引に連れていかれたこと山口組渡辺芳則五代目組長と無理やり引き会わされたこと、たけし軍団には親父がヤクザという芸人がいる、暴力を扱った映画がなぜ多いのかについてよくしゃべっている。

●10月1日から東京でも施行される「暴力団排除条例」については、これからはその条例を盾に暴力団の誘いを断れるから助かると話している。

●紳助の過ちは「一番肝心な『ヤクザにモノを頼む』っていう大失敗をしでかしたこと」だと総括する。

●なぜ、この時期にたけしが発表したか。
●ある意味、バスケットボールでいうチャージングの線引きだろう。
●詳しくは「スラムダンク」陵南vs湘北戦の魚住のプレイを参照してください。

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●とか

●とか


●とか…

●線引きといえば、頭を抱えているのはNHKもそうだろう。
大晦日の紅白歌合戦のメンバーはどうなるか?
●常連の演歌歌手に疑惑のベテランが多すぎるのだ。

●近年若返りを図るNHKだが、ここでどういうメンバーが発表されるか注目される。
●発表は11/24頃です。
●「リトルピープルの時代」という本がある。
●村上春樹から、仮面ライダーまで論じている評論である。

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●今年、出版された和書では、出色の一冊である。
●著者の宇野常弘氏は中で仮想現実と拡張現実という概念を使って、論考を進めている。
●その仮想現実と拡張現実を援用して、昨今のドラマについて論じてみたい。


●昨今のアメリカドラマブームは凄まじい勢いだ。
●それに比べて、日本のドラマはつまらないものが多い。
●日米のドラマを分析してみたい。

○仮想現実~マッドメン~幻想の60年代
●マッドメンというドラマが大人気だ。
●先日も4年連続エミー賞作品賞を独占し続ける、モンスター番組だ。
●舞台は60年代のニューヨークの広告代理店。
●主人公のドンを中心に一癖あるキャラクターのスタッフが繰り広げる愛憎劇だ。
●このドラマを見ていると、うらやましい限りなのが、職場で酒のみ放題、タバコ吸い放題なのだ。
●…あとセクハラもし放題(笑い)
●オトコにとってこんなに働きやすい時代はなかった。
●泥沼化するベトナム戦争直前の時代設定は巧みだと思う。
●そこで我々は、実際には知らない過去を発見するのだ。
●特に、日本人である私が、50年前のアメリカが懐かしいはずもない。
●いや、アメリカ人自身が50年前のマンハッタンでの体験を懐かしいと思うはずもない。
●むしろ、実際に体験した人は、あんなんじゃなかったと重箱をほじくるだろう。

●マッドメンが作り上げた60年代とは、仮想現実なのである。
●仮想現実に人々は、ノスタルジーに酔うことが出来る。
●これは、動物とは違う人間の特殊な能力だと思う。
●これとよく似た現象が日本の映画にある。
●大ヒットした「三丁目の夕日」がそうだ。


●こちらも時代は同じく、高度成長期直前の東京が舞台だ。
●こちらは、マッドメンと対極の下町の人情味あふれるヒューマンドラマだ。
●しかし、こちらも仮想現実という点ではマッドメンと全く同じなのだ。
●自身も、映画の舞台になった、東京の下町育ち、自らの貴重な体験を作品に残している作家の小林信彦は「三丁目の夕日は全くの嘘。当時はあんな様子じゃなかった」と批判しました。
●実際の昭和30年代の東京の下町はもっと、殺伐としていたそうです。
●しかし、人間はその脳力で過去の記憶を捏造して、ありもしないノスタルジーに浸れるのです。
●実際、20代の知り合いが三丁目の夕日を観て懐かしがるのだ。
●人間の想像力とは恐ろしい。
●もちろんドラマとは古今東西の時代設定を自由にできるのだが、この捏造されたノスタルディに想像力を膨らませるというのは新しい現象である。
●米国のSF作家・フィリップ・k・デックは「記憶は捏造する」という現象を生涯のテーマだとしたが、我々も、三丁目の夕日やマッドメンを観たことによって、実際の60年代とは関係のないイメージを刷り込まれる。
●いわば仮想(ドラマ)が現実(人間の考え方や感情)を包摂するのだ。
●この日米同時多発ノスタルジードラマブームは注目すべきです。
●先進国の人々がありえない過去にあこがれる、つまり、仮想現実に包摂されたいという願望に包まれている、ということです。
●これは何も、ドラマに限ったことではありません。
●宮崎五郎のアニメーション「コクリコ坂」もまさに、昭和ノスタルジーの嚆矢といえます。


●この作品もおなじく1960年代が舞台です。
●60年代がそんなに今と違って、豊かな人間性があふれていたかは知りませんが、観客はスタジブリのマジック=仮想現実に酔いしれています。
●とにかく、昨今のドラマのトレンドは仮想現実でしょう。
●アニメーションといえば、90年代に登場して、一大ブームを起こした」新世紀エヴァンゲリオン」もこの系列に入ります。
●舞台は近未来、謎の使徒に攻撃され、首都東京を箱根に移して、戦う…という設定です。
●この箱根が舞台というのが、このアニメーションになんとも不思議なリアリティを与えています。
●これもある種の仮想現実にノスタルジーを感じさせる演出です。

○拡張現実~glee~究極の双方向性ドラマ~
●ここからさらにドラマは進化していきます。
●仮想現実から拡張現実へと更新されます。
●拡張現実とは何か?
●典型的な例は「らき☆すた」です。
●これは日本のマンガです。
●高校の女子高生5人が主人公の4コママンガですが、こちらも作者の地元である埼玉県久喜市がふんだんに使われています=仮想現実的手法です。
●後にアニメ化されて、爆発的人気を得て、膨大なコスプレイヤーを生みます。
●そして聖地巡礼なるものが、それらのコスプレイヤーたちを捉えます。
●要はラキスタに出て来る実際にある鷲ノ宮神社に、コスプレで大挙して訪れるというムーブメントです。
●さらに、ここからが珍現象ですが、地元の久喜市が9月の大祭をラキスタ祭りと名前を変更して、有象無象のオタクたちを受け入れたという点です。
●先日もテレビで放映されてましたが、地元のヤンキーがかつぐ神輿と、コスプレイヤーがかつぐラキスタ神輿が混在し、かなりなレア映像です(笑い)。
●ぜひ、youtubeで拝見してください。

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●つまり、単なる4こまマンガが、現実の都市空間を支配するという、かなりシュールな展開が現実に行われてます。
●仮想が現実を支配する…これを拡張現実と提議します。
●翻って、アメリカのドラマに話を戻しますが、アメリカのドラマでも典型的な拡張現実型があります。
●「GLEE」という番組です。


●こちらはオハイオ州の現代の高校が舞台。
●グリークラブという掃き溜めに様々な負け犬が集い、大会を勝ち抜くというドラマです。
●この番組が始めたGLEEプロジェクトというのがあります。
●これは全米でコンテストをやって、入賞者を実際のドラマに出演させるというプロジェクトです。
●素人が全米ナンバーワンドラマの俳優になるという、これまた珍妙な話です。
●しかし、このイベントの参加者は多く、全米一大ムーブメントになっているようです。
●先のラキスタとケースは同じですね。
●厳密に言うと、ラキスタは仮想(マンガ)が現実のお祭りに採用される…
●GLEEはドラマの登場人物(身体障害者や、ゲイ、アジア人など、構内では差別される、いけてない奴が多い)のグリークラブを通して成長する姿に憧れている素人の高校生が仮想(ドラマ)に出演するという違いがあります。
●しかし、仮想が現実を支配するという点では共通してます。

●仮想現実と拡張現実が昨今のドラマやカルチャーを支配していることをある程度、ご理解いただけたかと思います。

●宇野氏は著書で「村上春樹は仮想現実=1Q84を描こうとしているが、作品は破綻してしまっている」と指摘します。

●要は村上春樹の想像力の限界批評しているのです。
●重ねて、氏は村上春樹が牽引してきた文芸における今日性を現在では文学作品ではなく、サブカルチャーが園役割を担っていると解いています。
●それらの多くが拡張現実の手法を使っていると論じてます。
●先の「ラキスタ」や、イラストサイト、pixivや、平成ライダーのストーリー、モンスターハンターがそれに当たると指摘してます。
●ここでは詳しく説明できませんので、著書を読んでください。

●翻って、日本のサブカルチャーやアメリカのドラマに比べて、質の低い作品しか作られていないのは、民放ドラマです。
●このままでは、視聴率も下がる一方、スポンサーも韓流に流れていくばかりです。
●仮想現実や、拡張現実を取り込んだドラマ制作を実践すべきでしょう。

●そんな中、唯一気を吐いているのが、平成ライダーシリーズだ。
●10年以上、日曜の朝の顔として、定着している。
●しかも、全50回放送。
●今や、大河ドラマと並ぶ、国民的番組といえる。
●この番組も、前者とは違ったいみで拡張現実型番組だ。
●平成ライダーは毎回一つずつ、新しい武器を使い、タカラトミーがCMで毎週、その玩具を発売し、お父さんがオトナ買いしてるそうです。
●まあ、あざとい商売といってはそれまでだが、仮想(ドラマ)が現実(玩具購入)に強烈にリンクしているケースは珍しい。
●脚本は中島かずき。
●劇団新感線の座付き作者。
●中島カブキは絶大なファンを持つことで知られる。

●今夏のライダー映画は松平健が、暴れん坊将軍役でライダーと共演するという離れ業を披露してます。



●ドラマは進化してます。

近衛町★爆弾のブログ

近衛町★爆弾のブログ
●ちょうど、先週日曜日が日米両国のメモリアルデーということもありまして、両国の危機管理に関して比較してみたいと思います。
●といっても、半年と、10年というタイムスパンに開きがありますが…
①911からの~10年で200兆円
●この10年にアメリカが使った軍事費ですが、概算で3兆~4兆ドルだそうです。
●日本の国家予算、特別会計を含めた年間予算を超える膨大な金額です。
●この間、アメリカの軍事外交は中東を中心でした。
●国債ジャーナリスト、手島龍一氏によると、アメリカの中東政策で一番割を食ったのは日本だそうです。
●アメリカの軍事力が、中東に傾倒するあまり、東アジアが手薄になり、北朝鮮の核開発を傍観してしまったそうです。
●さらに、一時は米国と交渉を考えていた北朝鮮も一転して、親中、親ロ外交路線であることは明らかですね。
②対テロ費用は年間3兆円
●911以降、アメリカは対テロ対策としてのインテリジェンス費用は年間3兆円だそう。
③枝野経産相はありかなしか?
●鉢路経産相の失言によって、就任した枝野氏だが、氏自身が管政権の官房長官として、東電の情報隠蔽に加担してきたとジャーナリスト・上杉隆氏は指摘する。
●「枝野のおかげで被爆した福島県民が大勢いる」という。
●確かに、実際の福島原発の被爆、被害の状況はこれから検証しなければいけない状況である。
●そもそも、第一原発のメルトスルーは東電が発表しているが、第二、第三の原発がどういう状況なのかは、把握できていない。
●放射量が高いので、内部に人が入れないのが現状だ。
●このような状況で、原発推進である経産省の責任者に枝野氏が就任するのはいかがなものか。
④東電はこのままでいいのか
●現時点では、東電は存続する方針だ。
●政府は電気料金の値上げ、増税等で、この危機を乗り越えていくようだ。
●しかし、先日、原口一博議員によれば、そもそもの原発事故の原因が人為的ミスによる可能性が高いという。
●津波が来た時に、東電スタッフが手動で3回電源スイッチを切った事実が最近、判明したのだ。
●結局のところ、津波なのか(この可能性は最近、否定されている)、地震なのか、人災なのか…
●畑村洋太郎委員長による事故調査委員会のリサーチを待つしかないが…
●ワタクシの私見では、発送電の分離は必要でしょう。