ひょんなことから魔女修行をすることになりました。
(その話はこちらの記事をご覧ください)
そのお話の続きです。
彼女の家を追い出されて、友達の家に居候していた時のことです。

友達が仕事で家におらず、帰ってくるまで時間をつぶすために、
私は本屋に入りました。
すると突然マレーシア人の女性に話しかけられました。
そして彼女はわたしを何故か気に入ってくれて、
食事に招待してくれました。
人に嫌われていると信じ込み傷ついていた私には、
その彼女との会話がとてもありがたく、彼女の家に行くことにしました。
食事をしていると、突然家の中の水のパイプが壊れてしまいました。
魔女のところでは、何か悪いことが起きると、全て私のせいでしたから、
この時も私はすっかりそう思い込み、「ごめんなさい!」と謝りました。
するとそのマレーシアの女性は、大笑いしながら言いました。
「どうしてあなたのせいなの?あなたは何にもしていないでしょ。
これは私の家の問題。あなたには関係ないことよ」
そして彼女は、その後の私にとって、とても重要な言葉をくれました。
「あなたね、自分が本当に体験するまで、人の言葉を信じちゃダメよ」
それはまるで、
「魔女に何を言われたとしても、
あなたが、それを、本当に自分の身をもって体験したことでないのなら、
信じる必要はない」
という言葉に聞こえました。
魔女に、
私のせいでいろんな悪いことが起きる
とか
みんな私を嫌いだ
などと言われ続け、彼女の言葉を鵜呑みにしていましたが、
それを、私は自分で本当に体験したわけではないんだ、
と気づくことができたのです。
彼女には、あの魔女の話はしていませんでした。
だから彼女がそんな風に言ってくれたことが、私には救いでした。
この言葉を、今も私は大事にしています。
このマレーシア人の方とは、これ以降会うこともなかったのですが、
こんな風に、自分を助けてくれる人がいる、と知ることは、本当に素敵なことでした。
本当に必要な時に、誰かが助けてくれるというのは
本当だと思いました。
辛いとき、
心地よい風や
きれいなお花や
かわいい子犬や
おいしいチョコレートが
私を元気にしてくれるように。
いつだって、私を助けてくれる存在は、
周りにいるんですね。
今日も一日、ありがとうございました。