12/23DDT仙台大会 | Backpacking wrestler ディック東郷の『東郷見聞録』

Backpacking wrestler ディック東郷の『東郷見聞録』

2011年8月1日に日本をスタート。オーストラリア、ヨーロッパ、中南米の順にプロレスをしながら世界を旅する。2012年9月9日に念願のボリビアで引退試合を行うことに成功。
2014年4月からベトナムのダナンに移住。新たな夢の実現へ向けて奔走中!

この日のカードは宮城県出身のMAOとシングルマッチ。

会場には彼の親族や知人、友人達が大勢来ていたようだった。

試合前、大石が『もしMAOに勝ったらアイドルになってもらう』的な意味の分からない要求をして来たが、俺にはある回避策があったので要求をあっさり飲んでやった。

なぜか大石は忘れた頃にアイドル入りを勧めて来る。ただでさえ、自分で平均年齢を上げておきながら、俺を入れたらもっと上がることに気付かないのか!それとも自分より年上を入れて自分は若い気でいたいのか。どっちにしろ俺が入ったらもはやアイドルユニットではないだろ。あいつはやっぱりバカだ。

そんなことはどうでもよい。

MAOは予想以上に頑張ったんじゃないか。ただ潰すことは簡単だった。しかし、それじゃあ面白くない。あいつの闘志を引き出したかった。

だから意地悪した。

それが場外の垂直落下式ブレンバスターだ。これでリングに戻れなかったらそれまでだ。しかし、あいつはリングに戻って来た。そして、顔色を変えてガムシャラに攻めて来た。

試合結果は言うまでもないだろう。

この試合で彼の中で何かが変わればそれでいいのだ。