昨日、差し歯が取れた。餃子を食べたら取れた。

 不運だ。餃子を食べたタイミングは…落としたという自分の保険証を警察から引き取った直後だ。これで治療しろと? ま、ないよりいいが。

 明日は金杯だ。ということが頭にあったか、変な事を考えてしまった。

 「差し歯が取れる…差し馬が取れる」

 アホだ、完全に。去年の東京新聞杯から一年近く経つが、京都金杯で勝ったハットトリックが、きれいに勝った印象強さというのはいまだ残っている。ハットトリックはその後、マイルチャンピオンシップ、香港哩を制覇、4着のアサクサデンエンは京王杯SC、安田記念ととんとん拍子に出世した。すると、このレースで2着キネティクス3着グレイトジャーニー5着アルビレオを狙ったら面白いのではと思った。プラスアルビレオに勝ったニューベリー。単複の中心は充実のグレイトジャーニー。オレハマッテルゼとディアデラノビアはスルー。

 逃げ馬がいた。典型的な逃げ馬が。ビッグプラネット。逃げに逃げた。ニューベリーもアルビレオもグレイトジャーニーも、差しにかかったが、無理。直線に差し掛かった時点の差も大きかった。逃げ切り勝ちだ。正確には一度差され、差し返した。

 「差し馬」は取れるだと思い込んでいた。「差し歯」は抜ける、のだ。「差し馬」は抜ける。解説が、「逃げ先行有利の展開になりましたね」と言った時、そう思った。

 どっちでもいい。負けたのだ。しかも三連単ボックスは2、3、4着。逃げ馬ねー、しかしビッグプラネットかあ!

単勝 10 複勝 10 三連単ボックス 6,7,10,13

結果

 7歳以上の馬が多い、オジサンのレースだが、その中で4番ハツラツが6歳、中央でもそこそこで、まあ結果を出してくれるだろうと思っていた。〆切30分前で単勝10倍程度、そのまま推移するだろう、そう思っていたが、最終オッズは2.1倍になり、1番人気となった。一瞬目を疑った。何が起きたかわからなかった。

 相手関係を考えたとき11番ダービーヒルズは最近好走しているのに単勝オッズが高く、なぜだろう、と思った。ここで素直に従ったのが間違いだった。シーキングザパールのときのように、そんな筈はない、と強気でいけばよかったのだ。人気薄すぎて、手を引いてしまった。馬連ワイド形式か三連単か、4-11を選んでやればよかった。9歳だから?

 結果は早めに抜け出した4番ハツラツが1着、大番狂わせの11番ダービーヒルズが2着だった。11番をいれても三連単は取れなかったが、違う形なら取れたのではと思わせる、自らの馬券下手を痛感させる結果だった。

 まあ、終わったことは仕方ない。複勝が以外についた(2.2倍)ので、大怪我にはならなかったからいっかと思うしかない。ああ…それにしても悔しい、買い初めであった。この運(というか下手という実力)のまま今年は突っ走ってしまうのだろうか;ああおそろしい。

単勝 4 複勝 4 三連単 4-1,3,5,8,10-1,3,5,8,10

結果

 シーキングザダイヤ。フェブラリーステークスでは2着、ジャパンカップダートでは低評価だったが、そんな筈はないと単複勝負でハナ差2着。結構大きかった。他にも交流GⅠ盛岡杯で2着などと健闘が目立つが、勝ちがないだけにシルバーホルダーなどと呼ばれていた。

 横山騎手もGⅠでハーツクライやアドマイヤジャパンでの2着はあるが、1着がない。人馬共にシルバーホルダーなどといわれている。いよいよ戴冠のときは来た。この東京大賞典はシーキング戴冠の日だ。相手1番はタイムパラドックス、特に武豊騎手の2着が多い横山騎手だけにこの馬には負けられないだろう。

 シーチャリオットは急な相手関係の強化と鞍上の交替がどうでるか。内田がアジュディミツオーに乗るのは長年の義理か、シーチャリオットとの比較ゆえか。アジュディが上だった、と私は見た。だから次に危険な相手はアジュディミツオーだろう。

 他は善戦すると思われるのは、ユートピア、そしてべラージオ。この2頭は単勝オッズと複勝オッズの開きが大きい上に、午前中により人気があった。何かありそうだ。

 スターキングマンはジャパンカップダートでは好走したが、赤木騎手に乗り変わってどうか。好走は見込めないのではないかと思って斬った。ボンネビルレコードは斬ろうかと思ったが、ついつい残した。

 シーキングと、というよりはシーキング1着と心中する形になった。残念ながらレースを見ることはできなかったが、後で映像で見た。好位につけたシーキングだが、結局逃げるアジュディを捉えられなかった。

 どうしてこんなに勝てないのだろう。次の戴冠を素直に望んでいたいと思う。

単勝 6 複勝 6 三連単 6-1,2,4,8,9,15-1,2,4,8,9,15 

結果

 本当にディープは古馬に勝てるのか?

 それは絶えざる疑問であった。勝てる騎手はペリエ。重賞は強いとはいえ、武豊は中山はあまり好きではない。どういう作戦を取ってくるか。逃げ先行策をとるとする新聞もあった。ディープの力としても勝つ力は十分にあるだろうが、本当に勝てるのかが疑問で、それが楽しみでもあった。

 だから、デルタブルースだった。 前走ステイヤーズSの相手はそんなに大変ではない相手で、若干苦戦を強いられたデルタでは物足りない。だけれども…復活を期すのと、角居厩舎&ペリエの相性に賭けて…

 あとはアドマイヤジャパンで苦杯を嘗めた横山典が、やはりまた、今度はリンカーンに乗って、ディープを負かしに来るだろう。

 友人にマークカードを託された。2、10、14、15のワイドボックス。6のディープをはずして2着3着でいいと。

 渋谷のウインズは人だらけだ。ウインズ前の道のごみがもう少しなくなれば、競馬に対する印象も変わるような気がしていた。渋谷のウインズに着いたのは締切約10分前。係員が今からだと買えない場合もございますので云々と言っている。そうだよな、と思いつつ、じゃあと思ったのがいけなかった。

 いつもなら2階に行くのだが、1階から直接エスカレーターがあるので、B1階より混んでいると思ってしまった。B1階の係員が「左端がすいております」などと言うので、愚直にそのとおり左端に進む。半分より後ろの人も列かと少し立ち往生したが、前に進んでいく人があったので、進んでいった。「すいません、ディープインパクトって何番ですか」なんて声もする。並んで、盛んに焦らせる場内放送を聴きながら待っている。機械があいたのでお金を入れてマークカードを入れる。まず買えた。自分のデルタブルースの単複。しかし、託されたカードを入れても、何かを直してくれという画面表示が出た。慣れっこになっていたのだろう、おばさんがすかさず顔を出し、「すいませんねぇ、ここ500円単位なんですよ」という。しょうがないから1点を500円に直してみた。500円足りないそうだ。財布を探る。無理だ、買えない!仕方ないから窓口を離れた。

 多くの人はディープの勝ちを期待していたのだろう。私もそれがなかったといったらうそになる。馬券はデルタだが、ディープが勝ったら祝福したい。いよいよGⅠのファンファーレ、新聞を叩く者が多くいる。すこしずれる。いよいよだな、の声がする。中山グランプリ、有馬記念、発走!

 最初にどよめいたのはハーツクライが好位につけているのに誰かが気づき、実況もそれを指摘したときだ。揺れるようであった。ディープが動き出したときも地震のような揺れだった。直線、一度抜け出したコスモバルクをかわし、ハーツが、ディープが競っている。リンカーンやコイントス、ヘヴンリーロマンスも追ってきていた。ハーツが先頭に立ち、最後、ファンはディープの差し脚を、待つ。しかし、伸びない。

 ハーツが勝った。ところどころで手が挙がる。うなだれるものもある。ルメールの好騎乗が光ったというものが多い。3着はリンカーン。10-14の買えなかったワイドは当たっていた。1600円、結構大きい。あと500円あれば。そればかり考えていた。

単勝 15 複勝 15

結果

 サンスポに高橋源一郎が「こんなにはずれちゃダメかしら」という表題の下に予想を書いているが、そんなにはずれていないのではないか。CBC賞は12月18日に中京競馬場で開催される筈だった。しかし、その日、列島は寒波に見舞われ、中京競馬場も例外でなく安全な競馬の実施が困難であるとして、9R以降が中止、11RCBC賞は12月24日クリスマスイブに順延となった。

 このCBC賞に関して、高橋源一郎と私の意見が一致した。ウインラディウスである。ウインラディウスは1200mは初挑戦であるが、マルカキセキのようなれっきとしたスプリンターを相手にして通用するだけの十分なスピードがある。鞍上が鹿戸雄一騎手であることが多少不安ではあったが、中京は分かっているだろう。悪くない。

 カネツテンビーがものすごくゲート入りを嫌がっている。津村騎手が一生懸命入ろうとしている。ようやくのことでおさまった。ゲートが開いて一斉にスタートした。ウインラディウスは最初、不利にあった。だが、カーブはインをついてスムースに回った。直線に向いた。ウインラディウスの脚は確かに伸びようとしていた。確かに。しかし、如何せん前が詰まっている。持ち出すに持ち出せず、脚を持て余し、こちらが気を揉んでいた。改めて持ち出してやはり最後はもう一度伸び、4着であった。

 見事な4着である。あの不利がなければ…などとおもわないでもないが、まぁ、よしとしよう。ウインラディウスとしては好レースであるし、心中して悪くないレースだった。

 もう明け新年には8歳になるが、まだまだ動ける。特にこの1200mは適正もありそうだし、中京はいいだろう。出走してきたら楽しみだ。高松宮記念に、などとおもってみてもしまう。

単勝 4  複勝 4  馬連 4-1,2,9,11,12  ワイド 4-1,2,9,11,12

結果