エリートパニック
4月1日の朝日新聞の朝刊記事で、以下のような文章が載っていたらしく問題になっていたようです。
・早くも免責提案!! 小宮山宏前東京大学総長
(既にまとめている方がいらしたのでその方のリンク先を貼ってあります)
こんな免責が適用されたら政府が「野菜は大丈夫!」と言って、甲状腺癌が飛躍的に増大、なんてことになっても罪に問えないということになります。
まさに恐ろしいことですし、これで政府はパニックを抑える為に嘘をつき放題になりかねません。
ご自身の保身能力だけは高いようですね。。
さて、「エリートパニック」という言葉があります。
災害社会学者キャスリーン・ティアニーは主に公的機関や、通常、一定の権力を行使できる立場にいる人々が災害時には往々にしてパニックに陥る例が多くみられることから、そのような行動を「エリートパニック」という語を用いて表現しました。
これによると、「エリートは一般の人々がパニックになるのではないかと恐れるがあまりパニックになる」ということらしいです。
今の政府はまさにこの状態であると言っても良いと思います。
祥にそれを感じさせるのが以下の政府報告でした。
・チェルノブイリ事故と福島原発事故の比較
(4月15日・首相官邸が公表)
以下、抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1. 原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に
28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、
放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。
2. 事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。
3. 周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の
500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は
認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した
子供の中で6000人が手術を受け、現在までに 15名が亡くなっている。福島の牛乳に
関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを
超える牛乳は流通していないので、問題ない。
*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、
放射線の影響は起こらない。
一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)の
リスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に
検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チェルノブイリ事故は人間が引き起こした最悪の原発事故として有名です。
福島第一原発事故がレベル7に格上げされたとき、一部の方が「今後、政府はチェルノブイリを過小評価することによって、今回の事件を小さく見せようとするだろう」という発言をしていました。
祥としては、そこまで姑息で分かりやすいことはしてこないだろう、と思っていたのですが、、
その方たちの予測された通りになったようです。
レントゲンと変わらないから問題ない
↓
CTスキャンと変わらないから問題ない
↓
被曝じたい問題ない ←今ココ
では、実際の犠牲者数はどうなのか。。
・ウクライナ犠牲150万か チェルノブイリ原発事故
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【モスクワ24日共同】23日のタス通信によると、1986年に旧ソ連ウクライナ共和国で起きたチェルノブイリ原発事故の被害者でつくるウクライナの「チェルノブイリ身体障害者同盟」は、事故に関連する同国内の死者が150万人以上に上ったとの調査結果をまとめた。事故発生から19周年となる今月26日を前に公表した。
調査によると、事故で被ばくした人はウクライナ国内で約350万人で、うち120万人が子供だという。
ロシア政府によると、同事故による隣国ロシアでの被ばく者は145万人に上っている。
2005/04/24 12:49 【共同通信】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
つまり、これはこういうことでしょうか。
要するに、「政府が認定しなければ被害者は存在しない」
これを今の時点で宣言したということなんでしょうかね。。
チェルノブイリ事故の悪名は日本国内でも響き渡っており、こうした原発事故の委縮発表は国民を馬鹿にしています。
しかも、現在、日本は世界中から原発動向が注視されている状況。
そんな中で、政府がこんな発表をしていると伝われば、どこまで日本の信頼は落ちるのか。。
こうした信頼崩壊の積み重ねが、海外からの日本産輸入拒否の流れに繋がっていくように思えてなりません。
恐らく政府内でも原発のレベル7でパニックになっている人がいるのだと思いますが、
こうした誰に対しても不幸をまき散らす報道はやめてほしいものです。
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染
・早くも免責提案!! 小宮山宏前東京大学総長
(既にまとめている方がいらしたのでその方のリンク先を貼ってあります)
こんな免責が適用されたら政府が「野菜は大丈夫!」と言って、甲状腺癌が飛躍的に増大、なんてことになっても罪に問えないということになります。
まさに恐ろしいことですし、これで政府はパニックを抑える為に嘘をつき放題になりかねません。
ご自身の保身能力だけは高いようですね。。
さて、「エリートパニック」という言葉があります。
災害社会学者キャスリーン・ティアニーは主に公的機関や、通常、一定の権力を行使できる立場にいる人々が災害時には往々にしてパニックに陥る例が多くみられることから、そのような行動を「エリートパニック」という語を用いて表現しました。
これによると、「エリートは一般の人々がパニックになるのではないかと恐れるがあまりパニックになる」ということらしいです。
今の政府はまさにこの状態であると言っても良いと思います。
祥にそれを感じさせるのが以下の政府報告でした。
・チェルノブイリ事故と福島原発事故の比較
(4月15日・首相官邸が公表)
以下、抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1. 原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に
28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、
放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。
2. 事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。
3. 周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の
500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は
認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した
子供の中で6000人が手術を受け、現在までに 15名が亡くなっている。福島の牛乳に
関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを
超える牛乳は流通していないので、問題ない。
*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、
放射線の影響は起こらない。
一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)の
リスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に
検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チェルノブイリ事故は人間が引き起こした最悪の原発事故として有名です。
福島第一原発事故がレベル7に格上げされたとき、一部の方が「今後、政府はチェルノブイリを過小評価することによって、今回の事件を小さく見せようとするだろう」という発言をしていました。
祥としては、そこまで姑息で分かりやすいことはしてこないだろう、と思っていたのですが、、
その方たちの予測された通りになったようです。
レントゲンと変わらないから問題ない
↓
CTスキャンと変わらないから問題ない
↓
被曝じたい問題ない ←今ココ
では、実際の犠牲者数はどうなのか。。
・ウクライナ犠牲150万か チェルノブイリ原発事故
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【モスクワ24日共同】23日のタス通信によると、1986年に旧ソ連ウクライナ共和国で起きたチェルノブイリ原発事故の被害者でつくるウクライナの「チェルノブイリ身体障害者同盟」は、事故に関連する同国内の死者が150万人以上に上ったとの調査結果をまとめた。事故発生から19周年となる今月26日を前に公表した。
調査によると、事故で被ばくした人はウクライナ国内で約350万人で、うち120万人が子供だという。
ロシア政府によると、同事故による隣国ロシアでの被ばく者は145万人に上っている。
2005/04/24 12:49 【共同通信】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
つまり、これはこういうことでしょうか。
要するに、「政府が認定しなければ被害者は存在しない」
これを今の時点で宣言したということなんでしょうかね。。
チェルノブイリ事故の悪名は日本国内でも響き渡っており、こうした原発事故の委縮発表は国民を馬鹿にしています。
しかも、現在、日本は世界中から原発動向が注視されている状況。
そんな中で、政府がこんな発表をしていると伝われば、どこまで日本の信頼は落ちるのか。。
こうした信頼崩壊の積み重ねが、海外からの日本産輸入拒否の流れに繋がっていくように思えてなりません。
恐らく政府内でも原発のレベル7でパニックになっている人がいるのだと思いますが、
こうした誰に対しても不幸をまき散らす報道はやめてほしいものです。
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染