私がドラマセラピストの資格を取ったのは20代の終わり。

学び始めるための準備をしていたのは26歳頃かな。
⭐️ちなみに、今年は私がドラマセラピストになって20周年です⭐️
 

 

そんな頃に、演劇活動をしている40歳の女性に、

私が演劇でやっていきたいことを語ったら、

彼女は

クスッと笑って

「あなたは、こ・ど・も」

と言われたことがある。

しかも人差し指立てて。

そんな言い方する人、ドラマ以外見たことないぞ。

 

 

そんな言い方して、お前の方こそ幼くないかと

腹が立ちながらも

静かに聞いていた。

彼女は、演劇で心を癒すなんてことを

私なんかができると思うことがおかしいと言っていた。

あのときは私は何も言い返せなかった。まだ自信もなかったし、

そもそも学びに行く前で、大学院の受験も前だったし。

 

 

 

時が流れ、

ドラマセラピスト、心理カウンセラーとしてもある程度のキャリアを重ね、

ある時に

私よりも年上の心理カウンセラーの方のスーパービジョンをすることになった。

彼女からは

「なんで年下から教えられなくちゃいけないの!」と

最初は思われていたそうだ。

(といってもその後普通にちゃんとSVはできたんだけど)

 

 

 

若い頃は、

「こんなに若いのにできるの?」と見られている気がして、

まともに受け入れてもらえないことがあると

とても悔しい気持ちがしていた。

 

 

 

 

私も年齢を重ねると、

同じような思いを持つようになるのかなあ、、、

 

 

と思っていたけれど、

今や、年齢はやっぱり関係ない。
私よりもずっと若い方で

本当に素晴らしい教えをされている方に出会い、

素直に感動し、素直にその人から学ばせていただくことはよくある。

 

 

そういうところに

変なプライドがなくてよかった、私。

 

 

 

こういう年齢で上とか下とか決めるのは

とてももったいないことだ。

 

 

年齢というのは身体的なものでしかなくて、

精神的な面では

この数字は全く関係ない。

 

 

年上であろうが、

年下であろうが、

素晴らしいものは素晴らしいし、

できないことはできない。

 

 

年齢は本当に関係ない。

 

もっというと、

今地球に生まれてきている子どもたちは

私たちの未来を作ってくれる魂で、

精神的に成熟している人が多いと聞いたことがある。

 

そうするともう、

年齢に振り回されることが

どれほど愚かなことか、と思う。

 

 

 

自分より年下の人から学ぶなんで恥ずかしいとか

思ってしまうことで、

学べなくなるのなら、

そんなプライド捨てた方がいい。

 

 

 

 

と言いながら、私も

「私よりも若いのにしっかりしているなあと」か

比べてしまって、自分を低く見てしまうことは、

時々あるかもしれない。

 

 

例えば、ママ友とかで、

本当に偉いなあ、私、彼女の年齢の時には

できなかっただろうなーと感心することがよくあり、

そうすると

「私ってダメだなあ」はセットでついてきてしまう。

 

 

だから、

私もまだまだ年齢に振り回されていることになる。

 


*年をとらないと言いながらバースデーケーキ爆  笑

 



こんな年になって、

こんな服着たら恥ずかしいかしら。

 

 

こんな年になって、こんなことしたらみっともないかしら。

 

 

みたいな感じで

自分を制限してしまうこともあるかもしれない。

 

 

拙著「40代からの〜」の中にも書いているエピソードなのだけれど、

あるとても複雑な瞑想的ダンスのワークショップに参加した時、

その中になんと80歳の女性がいた。

 

 

彼女はそれまで色々と大変なことを乗り越えられてきて、

60歳でヨガの先生になったという。

80歳のその時も現役のヨガの先生。かっこいい。

 

 

そんな彼女が、

私たちの中で、あの複雑で難しいダンスを一緒にやっている。

その姿が

私はもう感動で、私も80歳になったら、

若い人たちと一緒に

身体を動かす系の何かのワークショップを受けるぞ!と決めた。

 

 

彼女は、

私に年をとることで

諦める必要はないことを教えてくれるような出来事だった。

 

 

 

結婚でも仕事でも、出産でも、

私たちが年齢のせいで

苦しくなってしまっているのなら、

年齢なんて忘れた方がいい。

 

 

私はある時から、本当に自分の年齢を忘れてしまうことが増えた。

 

 

冷静に考えれば思い出せるけれど、

本当に忘れてしまうこともある。

書類を書く時に思い出せなくて、

今何年だっけ?と計算したこともある。

しかも私は令和何年、が今でも苦手なので

毎回聞かないと今が何年かわからないし。

 

 

 

嘘をついて35歳です、とかそう言いたい気持ちもないし、

どの年齢が一番いいかな?とかそういうことも思い浮かばない。

気分的にどの年齢にもフィットしないエイジレスな感覚。

それは、

若くもないけれど、年もとっていない、

年齢なんて存在しない、という感じ。

 

 

この感覚っていいなーと思う。

 

 

まだまだ振り回されてしまうときはあるけれど。

 

 

とにかく

私は年をとらないことにした。
「目指せ!永遠の年齢不詳」がキャッチコピー。

 

 

 

今日もお読みくださりありがとうございました。


 


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今日もお読みくださりありがとうございました。