私は割と秘密主義なところがある。
オープンに色々話しているようでいて、
実は「人に話したくないこと」を
ちゃんと守っている。
思い起こすと、
実は子供の頃から。
いつ、何があったのかは
さっぱりわからないのだけれど、
自分が願うことや
自分が心から感じていることを
人に話すことで
傷つくという経験をしたのではないかな、と思う。
その結果、
親にだって話したくないことはいつでもあった。
例えば、将来の夢。
演劇を学び始めた頃の私は
女優さんになりたかった。
でも、それをいうことで、
親だけでなく、友達からだって、
バカにされたり、
そんなのできるわけないでしょ、という
冷たい言葉を聞かされることは間違いなかった。
だから、
自分を守るために
一切人に話さなかった。
私の母は、
演劇を学びにイギリスに行ったほどなのに、
卒業したら、
「銀行とかで働いてほしい」と
本気で思っていたようだった。
だから、
どんどん母の予想に反した生き方を
展開させていく娘を見ながら、
相当心配だったと思う。
大学を卒業した後、
会社員だった頃や、会社をやめたあたりまでは
親も色々言ってきていた。
でも大学院に行くと言いだし、
その準備として
奨学金を取ってきたりしたあたりから、
文句を言えなくなってきていた。
私が何をしようとしているのか、
多分、もうわからなくなっていたんだと思う。
話してないんだから仕方ないよね。
でも両親の血圧を上げることに
私は大きく貢献していたことは間違いない。
さらに
ポーランドに行くことにした時は、
一切何も報告しなかった。
とは言っても、
さすがに行くと決まってから言うのは
気が引けたので、
ポーランド政府の奨学金のための
面接の前の日に、
「あのさ、まだ受かるかわからないんだけど、
ポーランドに行こうと思うんだよね」
とだけ伝えた。
35歳の娘が、
結婚もできずに、
またおかしなことを言い出してしまい、
「え、また結婚できなくなるの」と言った
母の顔は、
わかりやすく曇った。
でも私はそれを見ても気にしなかった。
だって、
ポーランドに演劇の研究で行きたかったのはもちろんだけど、
ポーランド行きは、私にとっては婚活だったから。
結局ポーランドでは出会えなかったけど、
拙著の元になる恋愛ドラマセラピーワークを実践できたしね!
心の中のことを
人にシェアする時、
私は相手を選ぶ。
自分を否定せずに、受け止めてくれる人、
何のジャッジもせずに、私の言葉をそのまま聞いてくれる人というのは、
そうそういない。
だからそれをしてくれる人にだけ、
私は話したいことを話す。
前回のブログで
自分らしく生きることについて書いたけれど、
そうやって
自分を守って来られたことも、
私が
自分の道を進みやすかった理由じゃないかなーと思う。
じゃあ、反対に
人が、何でも誰かに話したくなるのは、
「認めてほしい」と思っているからじゃないかな。
私は自分に自信は持てていなかったけれど、
幸いなことに、
自分がやりたいことだけは、
人に認めてもらわなくちゃ、と思ったことはなかった。
でも、
自分に自信がないと、
「こういうことをしようと思うけれど、これでいいよね?」
と確認したくなっちゃう。
でも、それを認めてもらえないと、
ダメなのかな、と思えてしまうじゃない?
そうすると
自分の願いを生きることの邪魔になってしまう。
自分の願いは
誰に相談する必要もなくて、
自分が認めてあげればいい。
そして、
安心できる人にだけ話したかったら話せばいい。
適度に秘密主義になることって、
心の健康に必要なんじゃないかなーと思うのよ。
今日もお読みくださりありがとうございました。
