金曜日 23:15~00:10 テレビ朝日

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 あれよあれよというまになんと最終回!みじけー!まさかあまりにも本が上がらないために打ち切りとかじゃないだろうな!なんてことはなくもう翌週からはスペシャル番組ラッシュらしいよ!テレ朝生き急いでるなぁ・・・。


 なんて話は置いておいて、熊本課長はなんか得体の知れないつぼを持ってきた。しかも『水を入れるべからず』と書いてあったためにみんなワクワクゾクゾクしている様子。全くなんてこったおい!


 しかしまぁそんなつぼはとりあえず置いておいて(また)今回の時効事件、まぁつまりラストケースってわけですな!


『スペインの情熱 空飛ぶ楽屋泥棒殺人事件』


 なんかもう全然さっぱりよく分からんわ!楽屋泥棒だけでいい気がする・・・そんな中、霧山は最終回らしくと言うかなんというか「そろそろ別の趣味を見つけないとなぁ」と言い出す!これが本当にラストの捜査になるのか!?!?


 とりあえずその辺は置いておいて(置き過ぎ)今回の事件の概要は、15年前リサイタルホール前で屋上から落とされたコスプレ楽屋泥棒・鳥山清助(岡元次郎)(意味が分かりません)。スパニッシュギターの名手・熱賀しおり(室井滋)のサイフを持っていた。


 しかし熱賀しおりはその時間はコンサート中のために大した調査も出来ずにシロ。コンサート関係者をとにかく手当たり次第調べまくったが誰も犯人は該当せずに時効成立。まぁこの展開だと完全に犯人は・・・。


 鳥山は場所に合わせた格好で泥棒するコスプレ泥棒(そういう意味か)。昔の担当に事件の詳細を聞きに行くが、まず被害者・鳥山と加害者の接点が浮かばないという話に(加害者?)そして事故なんじゃないかという話も浮かぶほどに。確かにややこしそうな事件だ。


 ところがその日に限ってコンサートはボロボロの演奏内容・・・そんなこんなも含めてしおりの家に行くことにした霧山と三日月。 出てきたしおりの夫でダンサーの雪谷松男(升毅)はいきなり三日月に美しいとナンパぶりを出し始める!こりゃ大変な旦那だわ。


 そんな姿にあきれながらしおりが登場。事件について聞き出すが当然コンサート中という主張。霧山は被害者のコスプレ泥棒が「旦那の雪谷さんと同じ格好をしていた」という部分が引っかかって、「当日見間違えたりしませんでした?」と尋ねるが



「見間違えるはずが無いわ!」



 といきなり舞台調で手を大きく広げて反論するしおり。まぁ確かにそんな見間違えないわな。そのまま去り大した手がかりもなく引き上げるが、どうも引っかかる霧山・・・


「手を広げたことで大きく見せようと威嚇した」


「つまりそこで敵だと認識したのでは?」



 と推理するめ、珍しく人の行動心理をついた高度な事をするじゃないか霧山先生!!もう少し捜査をしたいために何とかしたいが、しおり宅はかなり遠い様子でそう頻繁にこれるものでも無いようだ。趣味だしねぇ・・・。


 そんな時、真加出の伯父・下ぶくれおじさんの家がなんと偶然にもしおりの家の近くにあるらしく、そこへ行って(霧山以外遊びに)(仕事しろ仕事!)捜査を続けていくことにしたのだが・・・なんとたまたま三日月には予定があって最初はいかないことに!名コンビが分断された!

 どうやら三日月は九門竜(神保悟志)という元刑事課のエースで元彼と会うためにいけないという!なんてやつだ!霧山がいながら・・・しかしその九門竜は話が面白くないと有名・・・こりゃ逆に災難かもわからんね・・・。


 実際、会って話しても面白くなくて、話を聞きながらドンドン透けていって、しまいにはいなくなった三日月・・・面白くない話はダメだな・・・しかしなんとその後ろにはしおりと雪谷がたまたま居合わせていた!!


 三日月自身もトイレでようやく「話がつまらな過ぎる」鬱憤を吐き出すがしおりは「うちの旦那も話がつまらない」「話がつまらない男との生活は地獄」「あの男はやめておきなさい」と・・・ああ、なんてこったい・・・やっぱすべらない話は必要か・・・二人は無駄なところで息が合ってしまったというね。

 一方、捜査+遊び隊は餃子のにおいがする餃子井戸へ。ナンダその餃子のにおいがする井戸って・・・そんなもんあるわけがないだ・・・って本当に餃子の匂いが!!(注:事件に関係ありません)(注2:あと代弁しただけでにおいはわかりません。テレビだし)


 三日月は何とか霧山と合流してしおりのマネージャーだったエンドー(松尾スズキ)と会う。うれしそうだなぁ三日月、まぁ確かに時効管理課は総じてみんな面白いし。


 エンドーは圧縮が大好きらしくカステラ圧縮とか誰もが一度はやって見たい事をやりやがる!くそ!(?)しおりはあまりギターが良いわけではなく、雪谷が作った曲で何とか売れたという。旦那のおかげと言うわけか。


 ダンスの切れとかにも関わってくるために、雪谷は演奏が気に入らないと屋上に呼び出していたりしたらしい。これは重要なヒントか?そして事件当日の演奏のテープを貰う!これもまた何かいい証拠じゃないか!


 霧山は一度署に戻って鑑識に当日の演奏テープを間違えたりずれてる箇所も含めて楽譜に復元してもらう。そしてしおりの元へ三日月と行きその演奏テープを聞いてもらうと「うまいのにわざと間違えてる」と指摘するしおり。へぇ、わざと間違えてるんだこのテープ(当日のしおりの演奏)


 だがいまいち確証の得られない霧山・・・その夜にみんなで雑談していると熊本課長が「ずーっと同じ事が続いたらいやだろ?」 「で、終わらせるために間違いを犯す」という言葉に 



ああああ!!わかった!!



と霧山!!今回は何カットも撮ったんだという最強のカット割で!!こういうとこセンスあるよな、この製作チーム。


 ところが犯人宅に行く日には三日月が来れないとのこと・・・。どうやら九門竜に「帰る前にもう一度会いたい」と言われたらしい。それでちょっと、軽くだけどケンカする二人・・・最後の事件なのに二人別々か。そして三日月は九門竜にアメリカへ誘われる・・・。どうする三日月!


 一方しおり宅の霧山は三日月がいなくて調子がつかめないながらも「15年前鳥山を殺したのはあなたですよね?」と始まり、まず殺す側と殺される側の接点がないこともあって、ある人物との違いを目がよく見えなかったためわからず間違えて突き落としてしまったとのこと。


 つまり殺そうと思ったのは旦那の雪谷の方。似たような格好をしていた鳥山を見間違えてしまいやってしまったのだと推理。その前段階としてわざと下手に演奏して屋上でダメ出しをさせるように仕向けたのだという。


 「証拠は?」とつめよるが前に、「以聞かせた演奏は当日あなたが演奏したものを再現してもらったテープです」と聞き、確かに「わざと間違えて・・・」と言った事が墓穴を掘る格好に・・・。

 静かに話し始めるしおり。「突き落としたあと旦那が屋上に来たためにもう愛すしかなかった」「話がつまらないのが耐えられなかった!」・・・そ、そんなもんなのか・・・やっぱりすべらない話は100くらいは必要だな・・・。


 そしていつも通りに誰にも言いませんよカードを渡す・・・あ!今回は誰にも言いませんよカードは三日月に渡している!!超動揺する霧山!!最終回なのにちゃんと締められないだなんてそんな!!!


 しかし・・・窓の外にはなぜか馬に乗った三日月が!!ほ、なんとか最後も「誰にも言いませんよカード」を渡す、が、「誰にも言いませんって書いてあるんだからカードの名前に『よ』はいらなくねぇ?」・・・最後の最後に変なとこに引っかかるなぁ!!なんかちょっともめる。最後の最後まで自由だなぁ・・・。


 そして真加出おじ宅に戻る霧山と三日月。そしてお酒を酌み交わしながら



「署の人たちはまるでいとことか家族みたい」


「僕と三日月くんが夫婦でさー」 


「例えばだよー?」


 おおおお!見事に全くなかったラブロマンスがこんな所でおこなわれるだなんて!!!そして三日月も「私のことどう思ってる?」聞いてみることにしたところ!!で!!なんと地震起きた!!みんなが集まってしまい聞けずじまいというオチ・・・まぁそれ聞けたらダメだわな。

 そして署に戻った霧山は



「新しい趣味ができた!」


「もう時効事件はいいかなって」



と語りだしてしまった・・・これで本当に本当の最終回のようですなぁ・・・しかしその趣味というのが冒頭で熊本課長が持ってきたつぼを調べるという趣味のようだ・・・。すんげーどーでもいい!!


 遂につぼを調べるために『水を入れるべからず』という注意書きを無視して水を入れることに。結構入っていく水だが・・・何も起こらない・・・とみんなが思ったその時!!!なんかぶっとんだ!!そして天井に穴!!!ナンダこりゃ!どうでもいい!!


 そんなどうでも良い状況でみんなが霧山をけなしながらも、



「霧山は一生時効事件でも調べとけ!」



「やっぱそうですよねー」  


 うわーまた趣味:時効事件の捜査に逆戻り!でも結局そうそう、霧山三日月はそうやって一生時効事件を調べ続けていればいいんだ!三日月は本当は交通安全課だけどね!!




 さって、まさかの9話で終了と意外に短い感じだった気がします。相変わらず小ネタは凄まじいですが、なんか今回はどうもストーリーの推理があまり質がよくなかった気はしました。まぁだからこそ小ネタとかが精一杯楽しめましたが(ブログにはあまり書けてません)。霧山はとりあえず時効になる前に一線で捜査した方が良いよ!と思う反面、そんなことしたら真相はわからない門なのかいねとも思う。やっぱ今の通りゆるーく時効事件を調べてみる方が良いのかも知らんね。なんて僕の理想とかどうでもいいこと語ってみつつこの「帰ってきた時効警察」全工程終了であります。



出演者スタッフの皆様お疲れ様でした。