木曜日 21:00~21:54 テレビ朝日

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 前回、遂に珠子が提訴し学校VS珠子の裁判が始まることに!一区切りと言うことで今回は大体のダイジェストから始まる!ああ、裁判だなんてゾクゾクするわゾクゾク・・・まぁ書きづらいけどね!


 いろいろあった頃から一年後。学校の雰囲気は平穏そのもので・・・生徒たちも気軽にこんな話を始める



「なんでいじめたあたしたちが訴えられないんだろう」


「学校ではいじめた人も守られるんだ」


「いじめてた人だったら全員じゃない」


「「キャハハハハハ」」



 すでに生徒たちの間ではいじめの話を思い出語り。・・・いじめが悪いとかそう言う観念はすでに欠落してしまっているようですなぁ・・・。これ録音できてたらあっという間に裁判終わる。


 加地も『教師』として一回り成長したよう。すでに明日香の『事故』を「嫌なこと」と言い始める。さすがに大城もこれには驚いた様子・・・完全に学校色に染まったらしいですなぁ。しかも前々から怪しいと思っていたが、加地と大城は結婚目前らしいくっそ!!


 と、学校は平穏な雰囲気を取り戻し、生徒たちとの関係もいい感じにはなってはいたが、職員室の中ではピリピリしたムードが漂う・・・加地が裁判でピリピリしながら偉そうに言うのをみんなよく思っていないらしい。や、実際この加地はかなり鬱陶しいわ。


 そんな中、珠子は法廷へ、証人喚問として明日香の1年時の担任、三澤亜紀子と2年時担任の加地を指名。ところが三澤亜紀子が「当日ヨガの発表会で来れない」とか言い出す・・・ホントコイツ重要なもの持ってるくせに面倒だなー!


 そして数日後、加地の証人尋問から始まる。まずは原告代理人の珠子から。



・着任早々いきなり人手不足のまま担任


・副校長が明日香が不安定だったこと知っている


・明日香がどうして学校に来たくなかったか


・登校させるのではなく理由を調べるべきだったのでは



 とバンバン加地の動揺を突きながら攻め立てる!うまいところで弁護人の瀬里の異議が入ったりするものの、珠子の勢いは止まらない!そして遂にロッカーの中の教科書の話しに入っていく。


 別段ウソをつくわけでもなく、しっかりと「死ね」だの書いてあった事を話す加地。しかし、「誰が書いたのだと思いますか?」と言う質問に対して加地は「明日香さん自身が書いたものだ」ととち狂った発言をし始める。おいおいおいそれはちょっと無理があるんじゃねぇか?


 珠子は証拠品として提示したテープレコーダーを再生する。加地の「いじめられていたんじゃないか」発言を法廷に流す。予測はできていただろうが、戸惑う加地に珠子はとどめとして



「あの教科書は

明日香さんからの切実な告白だったのでは?」



 追い詰めた!グッと語りかけるように追い詰めた!しかし、明日香自身が書いたものとかめちゃくちゃだよなぁ・・・。ここで原告側の尋問は終わり。なかなかいい感じに追い込んだ気がする。・・・本当は仲間に引き込まないといけないのだけども。


 続いて弁護側の瀬里の尋問。ここはおそらく打ち合わせをしてきただろうが、加地に「明日香さんが不安定なのは育ってきた環境」と誘導する。まぁそうなるわな。


 しかし、ここから加地と瀬里はなんと珠子と明日香の関係を話し始める!珠子が明日香に冷たく当たっていたことや、養護施設に押し付けたなど珠子に対してボロクソ言いはじめる。元同志と元婚約者がこんなことしやがるのか。


 そして締めくくりには



「彼女は死ぬ当日は元気だった」


「そんな彼女が自殺したとは思えない」



「事故だと思う」



 と締めくくり尋問が終了する。こぶしを握り締め悔しさを堪える珠子。まずは揺さぶりから入ってきやがったか・・・こんなにもグロイ裁判はなかなかドラマで見たことないわー!


 閉廷後、なぜかゴスロリ姿のポウ様降臨!(今週はポウ様スペシャルだぜひゃっほーい!)詩を読んでくれなかった加地を批判するポウ様。そして遂に切り札のホテル街の写真(3話より)を出す!!加地オワタ\(^0^)/


 ところが珠子はその写真を見て



「困らせるために自作自演ね」


「そんなことできる男じゃない」


「彼は生徒思いの良い教師」



 としっかりと加地をかばう発言を!まぁ確かにそうだもんなぁ・・・ポウ様からしたら不服かもしれないが、詩を読んで貰えなかった不満が見えるからなぁ・・・まぁまだまだきっとチャンスはありますぜ!!(?)


 一方、学校側には壁への色々書かれたらくがき(6話より)の写真がマスコミへの謝罪要求とともに同封された。それを見てちょっと何とか調査しようかとしりごむ副校長たちに加地は



「いじめなんて無い」


「いじめがあったら責任とります」



 とかよく分からない事を言い出す!!お前が辞めてどうこうなる問題でもないぞ。副校長たちもわかっているらしく、教育委員会と相談して調査などの判断をすると。副校長冷静になってきたなぁ。


 そんな副校長の元には息子が出所して帰ってくるが、夜な夜な仕事探しとか言って外に出る。怪しいやつめ。それでも息子が帰ってきて喜ぶ副校長・・・。が、ゴミ箱からは真新しい血のついたTシャツが出てくる・・・副校長一家オワタ\(^0^)/

 教師同士でいじめ調査をおこなうように話すが傲慢加地にみんなイライラ。あーあこれじゃあもう完全に教師陣の結束はバラバラだなぁ。裁判中なのに裏切り者出るぜ!?まぁ戸板はすでに裏切ってるけど!


 ポウ様は下駄箱の前で上履きに手を伸ばした状態のまま涙・・・い、いったい何が!?教室では加地は一人残っていた兼良と話す。すると兼良はすがる様な目で



「僕いない方が良いのかな」


「いじめをした有名人だから」


「クラスにいじめなんかありません」



と発言だけして優等生風に去る。が、去りながら舌を出して面倒くさそうな顔・・・こ、こいつやべぇ!完璧に悪の顔してやがる!キャスティングもよすぎるぜ!


 珠子は三澤亜紀子と次の尋問の相談。しかし正しい方の日誌と副校長に書き直しを命じられた日誌も赤か青かを判断するだけなのに一苦労・・・頼りない三澤。大丈夫かよ。


 そして学校の現状では「ゴミ箱から『カス子』と言う落書きが見つかった」とアンチ学校派の戸坂から内部情報を漏れ聞く。これはもしかして新たないじめの予感なのだろうか?今起きたら学校側やベーだろ!

 そしてまた裁判の日。今日もポウ様が来て珠子と話し、珠子が自分の詩集に興味を持ったのを見て詩を渡す。よかったね!ポウ様!しかしポウ様は三澤亜紀子が来ると去ってしまう。やっぱ前の担任にも会いづらいか・・・ゴスロリだし。


 相変わらず法廷では証人としては頼りない三澤・・・。ダンドリだってバレバレな展開。しかし、なんとか自分の書いた日誌が赤であり青でない事と、副校長に書き直しを命じられたと主張する。まぁあとは厳しい瀬里の追求をかわすのみ!


 しかしいきなりボディブロー!なんと傍聴人席には得体の知らないおばあちゃんが現れる。その姿を見た三澤はひどく動揺をしてしまい、「・・・よく覚えていない」など完全にうろたえた発言をしてしまう!なんてこった!


 どうやらそのおばあちゃんは教育委員会の人で、三澤があまりにも怠慢教師だったために副校長が指導力について審査を依頼した相手なのだと言う。そして指導力不足という結果・・・。これは非常にまずい展開では!


 三澤は副校長に辞めさせられたとまで珠子に言っているために、この話は痛い!その後も瀬里は三澤の怠慢ぶりそのまま動揺させ、そして感情的になり・・・。



「だって・・・実際副校長にムカついてたし・・・」



 あああああもう終わり・・・そんなこと言っちゃダメだわ・・・。もう瀬里の思う壺・・・



「つまりあなたは恨みを晴らすためなら」


「平気でウソをつくわけですね」


「例えば」


「本物の日誌が、青だとしても」

 


 うますぎる!この男すご腕過ぎる!正直そんなこと言われたもう心象なんてガタ落ちですよ!!三澤が切り札だっただけにこのままでは珠子の勝機は薄すぎる!!


 学校では八幡が授業に来ないと言う状況に、大城と加地が構内を探すと泣き崩れるて座っている八幡がいる。あまりに思い悩みすぎた八幡は「僕は何をすればいいの・・・」と弱音を吐き始める。まぁ確かにあんな兼良みたいの相手してたら大変だわ。


 しかし、なんと加地はそんな八幡を殴りつける!そして引っ張って教室に戻そうとするが、さすがにやりすぎだと大城が止める。ナイスだ大城!!言ってやれこの加地男に!



「八幡先生の言っている事がわからないんですか?」


「教師が万能じゃないって言ったのはあなたでしょ」


「どうして責任を取るだなんて言ったの?」


「生徒が死んだらどうやって責任取るの!?」



 もうなんだかんだで傲慢な加地(彼氏)に鬱憤が溜まってたんだろうなぁ・・・。その言葉に何かを感じたのか何も言い返せなくなる加地。確かにお前は変わったよ・・・。八幡はもうぶっ壊れてしまい、



「・・・フヒヒヒヒ、加地先生は神様なんだ・・・」


「だったら、藍澤明日香を生き返らしてみろよ!」


「また誰か死ね・・・死ぬんだよ!フヒヒヒヒヒ!」



 法廷から去る三澤と珠子。その際に法廷の前で三澤を見ると逃げるかのように去って行ったポウ様の話に。「あー山田和子か」「あの子本名で呼ぶと怒るんだよなー」山田和子・・・和子・・・カス子・・・ポウ様!それを珠子が知る!!これはポウ様・・・まさか!


 珠子は渡された詩を読むと自分を表現する詩が。その内容は・・・「黒い鶏」・・・



羽が気持ち悪い

においが臭い

仲間じゃない

君は飛べないから鳥じゃない



そんな厳しい言葉が仲間はずれの鳥と言う表現で記されている・・・。


 あわてて珠子は裏表紙に書いてあった電話番号に電話するが・・・ポウ様はすでに夕暮れの屋上に上り、屋上から・・・。




 第二の犠牲者が出てしまった今回・・・。しかもポウ様がだなんて・・・。長引いてしまった裁判と調査を曖昧にした学校。反省を全くしていなかった生徒たちが引き起こした悲劇。これで完全に学校側としては不利な事実ができてしまった!果たして裁判はどういう方向へ!明日香の死の真相は!?ポウ様!!とにかく見逃せないラストへ駆け足で向かっていく!!