木曜日 21:00~21:54 テレビ朝日

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 明日香の自殺についての証拠保全に学校へ訪れた珠子。重要な証拠となるはずの明日香のかばんを開けて見てみるがなかには何も入っていない・・・。これに対して問いただしてもとぼける様子の副校長。嫌な上司だな・・・。


 珠子は「いじめがあったのではないのですか?」と聞くも副校長は「いじめはありませんでした」と完全に否定。終わってからも加地がいじめの可能性もあることを告げるが「学校の問題は学校で解決するべき」と煙に巻かれてしまう。


 そしてそれに感化されるのが加地ってやつ。珠子に向かって「学校の問題は学校で解決するべき」と指摘・・・ホントこいつは・・・。しかし真相を知りたいのは同じなのでもっとお互い協力してやろうという協定を結ぼうとする。


 しかし当然珠子はこれを渋り「学校はいじめを認めない」「それを認めさせるのは学校と戦うこと」「それを一教師のあなたにできるの?」と厳しい質問を投げかける。加地はよく考えてから・・・







「出来ます」






 と腹をくくったようだ。珠子は「生徒を疑え」とアドバイス。そして加地も教員たちに「いじめがあると感じるか」という問いを投げかけるが相手にしてもらえない。ない、というかあったとしても興味がないようなそんな感じ・・・全くひどい教員たちだ。


 その中でも特に大城先生(真木 よう子)は不機嫌に切り捨てる。どうやら教員の間では前の学校で生徒の父親と不倫関係になったことがあるという話まで・・・ふーむ。真面目な先生だからそんなことあるかいねぇ?


 そんな時に加地の授業中に別の受験勉強をしていた生徒の山藤拓巳(登野城佑真)の頭を丸めた教科書で軽く叩く。するととんでもない目つきをして「大城先生は何も言わなかった」とキレて授業を出て行く。ホントひどいな最近の思春期は・・・


 ハイ、そして皆さんもうお分かりですよね?特攻してきましたよママンが。軽く叩かれてママンに泣き付いてママン激怒ですよ。完全に加地のほうが正しいこと言ってるけど、大城は平謝り。ホントいい感じに腐ってる部分を表現できてるなーこのドラマは。


 大城は「ああいう保護者の言うことに熱くなってはいけない」と・・・なるほど。それも一理ある。しかもあの親は給食費滞納野朗らしい。ひどいなぁ。腐りまくってんなぁ。


 加地はついでに授業以外の勉強をしているのをなぜ大城は注意しないか問うと「今の授業が受験と関係ないからじゃない?」と他人事のように・・・そして「何のために学校があるのか」という問いに対しても「分からない」とか・・・しっかりしてる先生かと思ったけどこんなもんか。


 一方珠子は施設から送られてきた明日香の荷物にあった携帯の電池パックの裏に女子生徒と移っているプリクラを発見。相変わらず早い行動でその女子に照準を合わせ、接触。自分がピアニストだとウソをついて今度家に来るように約束。うーむなんてちゅう弁護士だ・・・


 後日加地と会い、その生徒が仁科朋美(谷村美月)と言う生徒で議員の娘で成績優秀、友達も多い。と至れり尽くせりの経歴を。もしやこいつがいじめの首謀者なのか!!!


 その朋美に接触を試みている珠子に対し「これ以上生徒に混乱を与えないで欲しい」と言う加地。しかし珠子は冷静に「混乱しているのは教師だけで生徒はいじめがあった事を知っているのかもしれない」となるほど確かになと言う回答を示す。


 しかし加地はそこで引き下がらずに「生徒を疑うことから始めるのではなく、信じてみようかと思います」「今度のホームルームで生徒の声を聞いてみる」という加地のしっかりとした言葉で珠子は朋美と接触をしないと口で約束。そう、うそつき珠子さんが口で・・・ね?


 加地はその後、保護者が学校へ乗り込んできた給食費滞納山藤家へ。しかし門前払いをくらい文字通り門前で日が暮れるまで待っている。するとそこに大城が!なんと保護者からの通報を受けたという。かー!まぁた面倒くさい感じに・・・でも確かにそんなに待ってたら仕方ないか。


 大城はそんなに必死になる加地を見て気を荒くしてしまい「学校なんて無くてもいい塾に行けばいい!」と言い出す。あーあ。しかし加地はそれに対して自分の経験を語り出す。お、いいぞいいぞ何で熱血になったんだ?



「中学の先生が自分の落ち込みに気づいた」


「卒業式で泣いてくれたこと」


「学ぶということにふれることでは?」



かー!あってるけどもっといい例えは・・・そしてなんとインターホン越しにその会話を聞いていた山藤が出てきた!!そして明日からは真面目にやる。授業もちゃんと聞くと!!すげえ!熱血が少年の心を開いたのだっ


 しかしその次に山藤が出したものは・・・衝撃的なものだった・・・。


 大城の過去の保護者との不倫現場の写真を記事にしてメールに送ったという・・・なんてこった。しかも「どうしてこんなことを?」「面白そうだったから」・・・こここいつ悪魔や!!前言撤回!全然心開いてねぇし加地の言葉も届いてねぇ!


 そのおかげで飲んだくれて荒れる大城。しかも加地をやっけぱちにホテルに誘ってくるが加地は当然拒否!「あんたにおらのなにがわからあすも!」と訛りまくったりもうめちゃくちゃ・・・自暴自棄って言うのはこういうことを言うんだわ。ところがそこでとんでもない発言が飛び出す。



「明日辞表を出すから、


藍沢明日香のカバンの中身返す」





 え・・・これは衝撃の言葉・・・つまりやっぱり、学校側が意図的に隠していたということに!!やったぜ!!と喜んで(?)いたときにうしろから生徒らしきゴゴゴスロリが!!!しかも加地をホテルへ引っ張り込もうと!!なんてうらやま不埒な!!


 当然加地は拒否るがなかなか離してくれない・・・こんな所をもしも保護者とかに見られたらもう加地の教師生命は終わるね・・・何とか振り払って事なきを得たようだ。


 そんな女子二人からホテルに誘われるというおいしいけしからん状況の加地に比べて、うそつき弁護士珠子さんは仁科朋美と接触し家に連れ込むことに成功!さぁさぁウソまでついたんだ、しっぽをつかんでやりな!!!


 しかし朋美は鋭い!なんと珠子がピアニストでないことを見抜く。まぁわかるか・・・。そして珠子はもう腹を据えて明日香のことを聞き出す。すると朋美は「友達じゃないです、私たちは・・・透明人間だったんです」と・・・うーむ意味深な言葉を使うもんだ・・・結局その日はそれ以上何も聞き出せなかった。


 翌日、大城は辞表を出しに行く・・・が、副校長は大城を「よくやってくれている」とやめさせない宣言をする。加地はかばんの中身は・・・と尋ねるが大城は「何のことですか?」ととぼける。よってて覚えていないのか・・・副校長に飼われたのか・・・。


 加地は今日のホームルームでいじめ調査のプリントを配ろうとするが副校長は「検討しますのでまだ配らないでください」と。
加地は副校長に何とか頭を下げて申し出るが無視する副校長・・・その日はとりあえず配らないことに。圧力に屈するのか!?


 一方、朋美は学校をサボって珠子の元へ・・・。珠子は話したいんだと察知し、ここぞとばかりに「藍沢明日香はいじめられてた?」「あの学校にいじめはあるの?」と聞く。そして「誰にも話さない、私があなたを守る」という約束をして・・・重かった口が開いていく・・・。



「昨日まで友達だった子と話したら無視された」



「聞こえないふり、見えないふりをされる」



「長く続くと自分が存在しないんだって思うようになる」







それで透明人間・・・





「わたし・・・いじめられていた」



 号泣しながら珠子に打ち明ける朋美。朋美と明日香はいじめられていたものどうしで繋がっていたのだ・・・イヤ、一度でも首謀者なんじゃと疑ったりしてスマンかった・・・良くぞ打ち明けたぞ!!あとはそのいじめの首謀者の名前を・・・聞き出せば・・・。


 そうやって珠子は重要な証拠を手に入れたが加地はボケッとしている頼りない大人。ホームルームの議題も終了し自習に・・・しかしここで加地が動く!!どうやらアンケートを強行して配るようだ!よし!よくやった!プリントを取り出して・・・









 え







取り出したプリントの一番上には・・・・・・








加地がゴスロリ少女をホテルに連れ込もうとしているような写真が



 イヤ、待て待て!!引っ張り込もうとしたのはゴスロリ少女で!でも写真で見るとまるで・・・・・・加地が嫌がる少女を無理やり引っ張っているようなそんな!違う違う!!そうじゃなくて







完全にはめられた・・・







 果たしてこれは加地のアンケート配布阻止の教員の妨害工作?それとも生徒たちからの嫌がらせ?というかいつそんな写真を取っていつ入れたのか??一体どこのどいつが敵で、どこのどいつが味方なのか??もはやこれは疑心暗鬼が発生するくらいひどい状況・・・


 珠子は珠子で重要な証言を手に入れて一歩前進、加地ははめられて後退・・・イヤ、本当に教師と生徒の立場が逆転している昨今をすげー描けてる!ここまでひどかったらやばいけど。とにかく来週が楽しみでならない!!そろそろ生徒が暴走しそうな予感!あとやっぱり朋美は怪しい気がする!!全く関係なかったら土下座するぜ!