★演じても気持ちが一定に見える問題 | 演技力Up

演技力Up

俳優女優声優向

演技の質問をいただきました。



=悩み=

演じても気持ちが一定に見える。

感情が客観的に見て、分からない。



実は、この問題を抱えている人は多いはずです。

ワークショップや演技クラスに参加される方も、こういった悩みが多く寄せられます。



いろいろな要因が考えられますが、一番大きな原因は、

「楽器が硬い」

ということです。


楽器というのは俳優の楽器です。

身体の柔軟性とは違います。



感じている事、考えている事が自然なコースを通って表れてくる訓練が特に必要です。

リラックスオープン


全ての感情を恥じずに、あるがままに受け止めて表していくこと。

それから、それまでの生活習慣、教育によって押さえ込んできた感情、クセを解放してニュートラルな自分に戻していく事が大切です。そして、慢性的な緊張を取り除く事。



まず一つはその「俳優の楽器を磨いていくこと」です。


それは、毎日のエクササイズで磨かれていきます。

演技力向上プログラムで紹介しているエクササイズです。


これを毎日15分ずつやっていくことで、

確実に変わります。



これは、今までの生徒を見てきてもわかりますし、自分自身や他の人を見ていて断言できます。


必ず変わります。

そして演技がよくなります。

顔も晴れやかになり、さらに魅力的になります。




それからもう一つは「シチュエーションの認識が浅い」ことだと思います。

つまり、セリフの文字を一生懸命表現しようとしているから、他から見ていて一定にしか見えないのだと思います。


つまり、演技が上辺だけになってしまってる。

人間らしさが無いということです。



普段の生活を思い浮かべてみてください。

何かの行動のウラにはかならずシチュエーションがあると思います。

時間、場所、理由、過去、目標、目的、人間関係etc


そういったものがいろいろ関係して、何かの行動を起こすわけです。



つまり、台本に描かれている部分の他に、役にとっては膨大な時間と人生経験があり、さらに未来が待っています。



ここの認識が浅いと、演技が浅くなってしまいます。



台本に書かれた文字だけを追っていただけでは深い演技も、面白みのある演技もできません。



役の人生にとっては、台本に書かれているのは役の人生の一部に過ぎないからです。

シチュエーションを深めましょう。



そして、その時にシチュエーションも頭の作業になってはいけません。


単に理屈や理詰めで深めようとしても、演技に影響されません。

頭の作業では演技がどんどん冷たいものになっていきます。


よく、国語の勉強みたいに、このセリフ一つ一つの洞察が見事で、人間関係もシチュエーションも事細かに分析するけれども、演技に全く反映されない人がいます。


それはもちろん、俳優の楽器の問題もありますが、その洞察が頭だけの作業になってしまい、本当に心が動いていかないからです。



シチュエーションを深めるには本当に自分の心が動くように深めていく事です。



楽器の訓練」と「シチュエーションを心が動くレベルで深める

まずは、この課題からはじめると良いと思います。


※もちろん他にもたくさんありますよ。

まずはこの事をクリアしましょう。



シチュエーションの深め方、楽器の訓練の深め方は、演技力向上プログラム2【波動】に詳しくまとめてあるのでご覧ください。


【滑空】と【波動】をしっかり学んでやっていれば相当良い演技ができると思います。

ホントニ。



演技力向上プログラム2【波動】 (6ヶ月プログラム)


>>パソコン版HP

>>携帯版HP



演技力向上プログラム【滑空】を見てから受講する事がオススメです。


>>パソコン版HP

>>携帯版HP



そして、楽器の訓練のチェックはOffice トップクラスの 【本気モードクラス】やワークショップなどをご活用ください。


>>演劇ワークショップ




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