役として役の状況や悩み、経験などをレポートにガーッと書いたら、それをさらに定着させて深める方法をやっていきます。
ここからは自分一人の作業ではなく、相手役が必要になります。
ある程度知っている仲であれば、そのまま作業にうつりますが、初対面や、あまり交流を持ったことの無い人の場合、まずはいろいろな雑談をしながら相手との交流を深めましょう。
お互いに心を開く事がまず大事です。
そして作業にうつります。
片方はインタビュアーになります。
もう一方は【役として】答えます。
インタビュアーは、相手を一人の人間としていろいろインタビューしていきます。
「好きな食べ物は?」「どんな性格?」「家族は?」「どんな人生を送ってきた?」etc.
別に台本の内容に直結していない内容でもかまいません。とにかくインタビューは細かい所までツッコミます。
一方、役として答えるほうは、全て答えることが義務です。
作り事でも何でも良いのでとにかく答えることです。
「わかりません」「それはまだ考えてなかった」という言葉は禁句です。
なぜなら役はわかっているから。
とにかく頭を使ってあてずっぽうでも答えること。
それが役にアプローチする上で重要なことだったりします。
そしてインタビューする事がなくなったら交代します。
こういった作業をしてからいつもの稽古に入ると良いでしょう。
役に対する認識が大きく深まってくるはずです。
唯一つ、役のシチュエーションはこれだ!と決め付けないことです。
稽古していくうちに認識が変わってきたりするので、その時は柔軟に対応しましょう。
と、まあ台本を受け取ってからの作業をカンタンに解説してきましたが、どうでしたか?
要は「役を一人の人間として理解しようとする」ことです。
エキセントリックに役をおもしろおかしく表現するだけが演技ではありません。
まだまだやらなければいけないこと、やると良いことはたくさんあります。
とりあえいず今回はこの辺で。
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