なぜ野球選手はプロになってからでも素振りを欠かさないのか。
それは、「反応レベル」で良いスイングができるようになるためです。
それを体に覚えこませる為です。
そして、そのスイングの精度をより高める為に欠かせないものです。
良いスイングをしてヒットを打つというのは、プロではない草野球レベルの人でも「たまに」あると思います。
でも、プロになったら「たまに」ではいけないわけです。
この「反応レベルで」ということが重要なキーワードになると最近考えています。
これは、演技においても同じだといえると思います。
演劇を続けていると、「たまに」
ものすごい感情が押し寄せてきてすごく良い演技ができる時があると思います。
特に特別な訓練をしていなくても。
でも、その瞬間は「たまに」しかおきません。
だったら、その「たまに」の回数をもっと増やしていこうと思うのが正常ですよね。
その「たまに」の瞬間を増やす為に行うのが毎日の俳優訓練になるわけです。
もちろん、発声練習とかストレッチとかダンスとかそういった体作りとは別の
「演技のための訓練」です。
Office トップクラスではこれの為の訓練を1日15分のエクササイズとして教えています。
これは、演技における「たまに」の瞬間を増やす為に行う俳優の基礎エクササイズです。
これは、野球における素振りにあたります。
これはまさに、役として生きる為の俳優の体を「反応レベル」で作り上げる為のものです。
「ここはこういう風な言い方にしよう」とか
「ここはこういう顔にしてやろう」とか
頭で考えた演技ではなく、反応レベルで演技ができるためにするものです。
体が自然と反応してしまう。
そんな俳優の体をもてたらすごく演技が楽しくなると思いませんか?
というか、そっちの方が数十倍楽しいです。
だから海外の一流の俳優達はこういったエクササイズを欠かさないんですね。
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並木健太郎プロデュース
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