遂に弁護士から連絡が来た。第二次離婚調停を不貞男が申し立て

 

 

 2021年 4月某日。 

9年ぶりにN弁護士から電話がかかってきました。

 

 

 携帯の画面にN弁護士の名前を見た瞬間、とうとう来たな、と思いました。

 その年の夏に、子どもが20歳の誕生日を迎える事から、別居の期間が長期間に渡る事、未成年の子供がいないという離婚条件をクリアするのが分かっていたので、離婚調停が始まるのは時間の問題だと覚悟をしていました。

 

 

 電話を取って挨拶すると、相手側弁護士から、私の自宅に調停申し立ての文書を送ったが、宛先不明で返送されてきたと言われたので、自分が代わりに受け取りました、とのこと。

 

 

 その前の年、子どもが無事大学に合格・入学した事、一人暮らしになった為家賃を節約するために引っ越した事と新住所をN弁護士にメールで伝えてあったので、今の住所に送って貰えるようお願いしながら、

 

 「でも私、姑には手紙で高校卒業の記念写真を同封して、引っ越した事は手紙に書いて伝えてありますよ。 

 

 前回の調停終了時の文書に、連絡を取る際はお互いの代理人を通して行い直接の連絡はしないこと、って書いてあったじゃないですか。

 あちらの親子で話していれば、私が引っ越した事は知っているはずだから、新住所に送ってくるはずなんですけどね」

 

 と説明しました。 

 

 

 相変わらず不貞男は親の話も聞いていないのか、うちの子の卒業写真を親子で見ていても私の話はタブーなくらい親子のコミュニケーションが取れていないのだな、と思いながら気の重いゴールデンウィークを過ごす事になりました。

 

 

 N弁護士と再度、調停の為に代理人委託の契約を交わしたいです、と電話で伝えたので、ゴールデンウィーク明けに申立書は直接事務所で確認し、再契約を行う事になりました。

 

 

 2021年5月、調停不成立で離婚裁判覚悟の、第二次離婚調停が始まろうとしていました。

 

 

サレ妻復活日記32 に続く