私たちは潜在意識に支配されている②

 

 

 ちょうど第一次離婚調停の最中に、『リーガルハイ』という弁護士ドラマを放送していました。 時期的に法廷ものに興味があった事に加え、個人的に脚本家・古沢氏を評価していた事から観ていました。(これについては別の機会に、私の人生を変えたドラマとして紹介したいと思います) 

 

 

 その第2シリーズの第2話で、私はショックを受けました。 ショックというより、目からうろこが落ちた感じがしました。

 

 代理人の依頼を主人公にしてきた依頼人(被告)は、顕在意識では原告を憎んでいるのですが、潜在意識では原告に好意を感じている、というオチだったのです。

 そして、本人もそのことに気が付かないまま、自分が憎んでいる(と思っている)原告の忠告に触発されて仕事を続ける、という結末でした。

 

 

 潜在意識下での好意の形成シーンを観た時、私は初めて、自分の場合も、意識していない何かが自分の言動をコントロールしているかもしれない、と気付いたのです。

 

 

 そんな事ってあるんだろうか、自分の感情を封印した事なんてあったんだろうかと思いつつ、私は過去に付き合って(別れ)た男性たちの事を思い出していました。

 

 そこに、自分では意識していなかった共通点があったのです。(つまり、過去の失敗から学んではいなかった)

 

 

 詳細は割愛しますが、元カレや不貞男も含め皆が、今なら絶対付き合わなかっただろう、と思う性格の持ち主でした。

 

 私の気持ちに鈍感で、私が無理をして相手に合させなければ交際が続かないタイプだったのです。

 

 家族(特に母親)に対して、常に似たような感覚で生きて来た私は、無意識で母親に似たタイプを受け入れていたのです。

 

 

 母親への感情を抑圧して潜在意識にせずに顕在意識に記憶を残していたら、きっとこのような選択はしなかったと思います。

 

 反面教師として親と全く違うタイプの人をパートナーに選ぶ人は、きっと家族に対する葛藤が言語化されて顕在意識になっているのだと思います。

 

 私の場合、母親に対して甘えたいという感情を抑圧してしまったから、潜在化してしまったと思います。

 自分の心を親に大切にされていなかった、と認める事が悲しかったのかもしれません。

 

 

 心療内科でのT先生とのカウンセリングでたまたま習慣化したメモ書きも、潜在意識を顕在化させるのに役立ちました。言語化がカギの様です。

 

 以前紹介した公認心理師Youtuber 橋本翔太さんも、言語化が大切だとおっしゃっていました。 

 

 心理相談のライブに興味のある方は、ぜひ橋本翔太さんの動画を視聴してみて下さい。学ぶことの多い動画で、きっと皆さんの心に響く事があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 サレ妻復活日記30 に続く