私たちは潜在意識に支配されている①
氷山の一角という意味をご存知ですか?
海面に出ている氷山の下には、それより遥かに巨大な氷の層というか塊があるのですが、それに例えてたまたま表面化した、大きな物事のほんの一部の事を指します。
人の意識もどうやら氷山の一角の様になっているらしいです。
見えている部分(意識出来ている部分)を顕在意識、見えていない(意識出来ていない)巨大な部分を潜在意識と言います。
結婚相手が何となく自分の母親や父親に似ているというのは、潜在意識のわかりやすい例だと思います。
家族として上手くやってきた成功体験があるからこそ、この人となら新しい家族を作っていける、と感じるのでしょう。
ところがここに罠があります。
幸せな親子関係じゃなかった(虐待やネグレクトされた)場合でも、そういう関係になりそうな人を選んでしまうのだそうです。
なぜなら、それがその人にとって通常の人間関係だったから。
その中で生きてこれたという、ある種の成功体験があるからです。
潜在意識は、普段から意識しない様に自ら抑圧している場合が多いらしく、自分で気が付きにくいという点で厄介な物だと思います。
次回は、私がそれに気がついたきっかけについて書きたいと思います。
サレ妻復活日記29 に続く