私は、
毎日言ってよいほど、
山田洋次監督の世界に触れています。
それは、彼の映画を観ることであり、
彼の執筆したシナリオを読むことであり、
彼に関する書籍を読むことを意味しています
なぜに、
これほどしつこく山田監督にこだわるのか、
本当のところは、まだハッキリと掴めていない気もするのですが、
わたしは、他の映画監督には創れない〈美しさ〉に惹かれてやまないようなのです。
シナリオ構成にみる緻密さ、
セリフに籠る情愛の豊かさ、
人物を見つめる厳しい姿勢、
鋭く繊細なシーン並びなど、
私にとっては、どれもこれもが映画的美しさを放って見えるのです。
そして、
今、読んでいる書籍にある山田監督の言葉にも、
ハッとさせられたりするのです。
「目新しいものを、目先の変わったものを、
と考えているうちは決して新鮮な作品などはできはしない。
大事なことは、
人間をどう新鮮な目で見るかということではないだろうか」
彼の言葉を聞き、
その意味するところを探るように思考を巡らせ、、、
そのまま、彼の作品の数々を思い出し、、、
そして、再び彼の言葉に立ち戻ってみる、、、。
その時、
何やら、
私にも大事なことのカケラを与えられた閃きを感じることができるのです。
ドラマ作りにおける〈柱となるもの〉を学んだような錯覚を得るのです
そして、私は、
「ああ、やっぱり、映画ってのは、美しいものだなぁ〜」
とひとり豊かな気持ちになるのです。
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