3月、4月になりますと、
私のところへは、
「ボイスサンプルの原稿をチェックしておくれ〜〜！！」
というメールがよく届きます。
みなさん、
過去に私のワークショップへ参加されたり、オーディションで知り合った方々ですね
（その後もお付き合いが続く方が多いんですよねぇ〜）
日頃から、
「声優たる者、
周囲をズケズケと利用すべし！！」
と日頃から言っている私を、早速、利用してやろうと言うわけですね
「なんて身勝手な・・・」
と思われる方もいるかも知れませんが、これで良いのです
周りを利用しながら、巻き込みながら、
それでいて不快にさせない人物でないと、プロの世界ではやっていけないと私は思っています。
そういった我儘を貫く訓練も、今から必要ですからね。
私も楽しく対応させて頂いてます〜〜
さて、
ボイスサンプルの原稿については、
外画、アニメのセリフを流用する方もいますが、
事務所によっては、オリジナルを用意すべしと指示を出すところもあるようですね。
私もオリジナルを勧めていますが、
その作成には、
皆さん、本当に苦労されているようなのです〜
さて、
その原稿作りについて、アドバイスを一つ
気をつけるべきは、日本語には、知性が宿るという問題なんです
よく「語彙力」という言葉を聞きますが、
それによく似たことだと思います。
人物の環境や職業、生き方に合わせた〈言葉づかい〉や〈文章構成〉を行うべきなのです。
そうでなくては、
「如何にもその人らしい」という感覚が生まれてこないのです。
（人柄の表現ってことですね）
何かのキャラクターになりきってセリフを操るには、
この言葉の作り方がとても重要になってくるのです
セリフについては、
色々な書籍もあります。
私の本棚にも、そういったものが色々とあります。
自分の想像する人物にピッタリの日本語を要することが、
ボイスサンプル原稿作りでは、
最も気をつけるべき要点だと思いますね
良い日本語を見つけた時には、
「ああ、この人物らしい言葉だ〜〜」
って確信を得られるものですからね。
それでいて、
それが美しい日本語であれば、
ドラマ制作者たちは、間違いなくそんなサンプルを評価すると思いますね〜
あとは、
自分の声優としてのスキルやセンスを、
制作側に証明する演技や構成を意識すれば、
ボイスサンプルについては、
問題無し
というわけですねぇ
◆◆◆ 声優ワークショップ ◆◆◆
【2023年5月 開催 】
新ワークショップ
『シナリオ読解からボイスドラマ制作まで』 （全12回）
〈月曜昼と月曜夜の2クラス〉
オリジナルシナリオを題材に、
プロレベルのシナリオ読解から始め、
プロレベルの演技表現へにじり寄る演出を経て、
ボイスドラマの完成に挑戦する実践的な声優ワークショップ
レッスン内容や目的は
http://dramacd.moo.jp/makeitdrama.pdf
【2023年6月 開催】
〈水曜朝、水曜夜、木曜夜の3クラス〉
大ベテラン声優のシナリオ読解の全貌について理解すれば、
誰にでも〈プロの声優として読む〉ことが可能となります。
シナリオ読解力が、プロ声優への近道を作ります！
レッスン内容や目的は
http://dramacd.moo.jp/prolevel.pdf
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