オーディオドラマにこだわる〜 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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もう数年前の話になりますが、

 

ドラマCDを制作しようと決断した私は、

 

その分野について調べることから始めることにしたのです。

 

(何しろ、全くの素人でしたからねぇ〜アセアセ

 

 

 

 

当初の〈ドラマCD〉への認識というのは、

 

声優さんが中心になって制作される音声ドラマ・・・

 

そんなくらいに予想していました。

 

しかし、

 

色々と調べていく中で、

 

その浅はかさ大きく覆されることになっていったのです〜びっくり

 

それは、

 

効果音の入れ方が、

 

まさにアニメの質であるという事実を知ったからでした!!

 

 

 

 

ラジオドラマは、

 

ラジオ局で制作されることが多いのかもしれませんが、

 

ドラマCDは、

 

アニメーションの録音現場で制作され、

 

その後の仕上げもアニメ関連の技術者たちで行われます。

 

ですから、

 

効果音の入る数や、演技や演出との絡まり方などが、

 

実にドラマティックな効果を生み出していたのですグッ

 

そこに私は、

 

強い興味を覚えたし、

 

同時に、大きな可能性を感じたのです。

 

 

 

 

そして、

 

いくつかの作品を視聴した後、

 

知人に紹介してもらった新人声優さん数名に、

 

聞き込みリサーチを行いましたニコニコ

 

・どんなドラマCDを買ったことがあるのか・・・。

 

・なぜ、それを選んだのか・・・。

 

・購入後に不満は感じるか・・・。

 

など10項目くらいについて調べさせてもらいました。

 

すると、

 

驚いたことに、

 

皆さんからは、ほとんど同様の回答を聞くことになったのです〜。

 

例えば、

 

購入作品を選ぶ理由は、

 

主演が大ファンの声優さんであるということ。

 

そして、面白いことに、

 

作品のジャンルはあまり気にしない。

 

共演者へのこだわりはない。

 

という答えも同じでした。

 

 

 

 

声優ファンにとっては当然のことでしょうが、

 

人気声優さんの持つ、

 

ファンへ向けた吸引力の強さを知ったのもこの時でしたね〜照れ

 

(声優ファンの熱さは、俳優や歌手以上ですよね~)

 

とても熱心なファンが多いことに驚いたのもです。

 

 

 

 

 

しかし、

 

そういった陰で、

 

ちょっと寂しい話も聞いたのです・・・ショボーン

 

それは、

 

「買ったドラマCDは、

 

2、3回聴いたらその後はあまり聴かないよ・・・」

 

というのですタラー

 

 

 

 

私が「なぜ?」と尋ねても、

 

皆さん無反応なんですよね。

 

買った作品の物語(ストーリー)にはあまり頓着していない結果が、

 

こういったことになっているのでは?と考えたりもしましたね。

 

 

 

続けて私は、

 

恐る恐るこう尋ねてみました・・・・

 

「で、そのCDは、今、どうしているの?

 

答えは、

 

私にとってはおぞましいものでした・・・。

 

「さあ~~~」

 

「分からない~~」

 

「捨てたとおもう~」

 

というものだったのですアセアセ

 

(特に「分からない」はショックですねぇ~)

 

これからドラマCDを制作しようとする者には、

 

足元がふらつくような打撃力のある答えでした滝汗

 

 

 

 

こういったリサーチ結果を経て、

 

私がまず心に決めたスローガンが、

 

「捨てられないドラマCDを作ろう」というものだったのです。

 

捨てられずに済む方法は何か・・・・

 

捨てられないストーリーとは何か・・・・

 

捨てられないキャスティングとは何か・・・

 

そういったことを、

 

半ば恐怖心から考えるようになったのです。

 

 

 

 

そして、

 

結果として、

 

時代劇という発想へと落ち着くことになったわけですね。

 

時代劇は、

 

今でも世代を超えて愛されています。

 

(広く大衆的に・・・ではもはやないですがアセアセ

 

そして、

 

大御所の声優さんについても同じで、

 

長く活躍されているので広く知られた存在でもあります。

 

この二つが合わさることで、

 

「捨てられない作品」が実現すると思ったのですニコニコ

 

 

 

 

私の理想としては、

 

若い方に購入していただき、

 

納得するまで聴いたところで、ご両親へ渡してみて欲しいのです。

 

それだけでなく、

 

おじいさん、おばあさんへも渡してほしいですねぇ照れ

 

家族皆さんで、

 

この作品を共有していただきたいのですOK

 

 

 

 

反対に、

 

年配の方に購入していただき、

 

聴いたその後は、

 

お子さんやお孫さんへプレゼント、なんていうもの素敵ですね。

 

相手がアニメが好きなら、

 

きっと喜ぶともいますキラキラ

 

 

 

 

これは、私の理想ですが、

 

新品のドラマCDをプレゼントするのではなく、

 

封を開けて聴いた後のものを、他者へプレゼントして欲しいのです。

 

その両者の間では、

 

その後、きっと交流が生れますからね。

 

昔懐かしい、お古のプレゼントですね照れ

 

 

 

 

前作の『研ぎ師伊之助深川噺』などは、

 

上下巻と長い作品ですからね、

 

(CD4枚分です!

 

例えば、

 

ご家族で長距離トラックを運転される方がいらしたら、

 

ぴったりのプレゼントだと思います。

 

(眠気を吹き飛ばす物語ですよ~)

 

そして、

 

たまの休みに、

 

親子でこのCDの話しや、時代劇の話しなどしていただけたら、

 

私はこの上なく幸せですねぇ~おねがい

 

 

 

 

 

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【全2回 声優ワークショップ】

  『仕事に繋がるボイスサンプルの作り方

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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