WSにはNGワードがある【その1】 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

さて、

 

来週月曜より、

 

1ヶ月間ワークショップ

『プロ声優に必要なシナリオの読み方を知る』

 

がスタート致します!

 

そして、

 

本日のブログ記事は、

 

そんなタイミングにて、毎度更新させていただく内容となりますニコニコ

 

下記については、

 

ワークショップを受けて頂く新人声優さんにとって、

 

とっても大事なこととなります。

 

それは、

 

レッスンクラスのモチベーションを保ち、

 

クリエイティブな空気を作り出すためのものです。

 

質の高いレッスンを実現するためにも、

 

これまで経験したことのないクラス雰囲気を作るためにも、

 

じっくりと読んでいただければと思います〜ニヤリ

 

よろしくお願い致しますグッ

 

 

 

 

弊社ワークショップにて、

 

参加者の方々にお願いしたいこと。

 

それは、

レッスン中に使ってはならない、


NGワードについて理解して頂きたいのです。

(私の担当するWSでは、そんなものがあるのです〜ニヤリ

面倒臭いと思われるかもしれませんが、

 

この心構え一つで、

 

クラスの雰囲気というのは随分と良くなるものなのです。

 

先ほども書きましたが、

 

モチベーションが高い集団でなくては、

 

クリエイティブな発想や思考は生まれません。

 

これは、

 

プロを目指す集団でいるか、そうでないかの境界線だと思います。

 

ちょっとした気遣いみたいなものですが、

 

これが結構、大切なことなんですよね〜ウインク






では早速、

二つあるNGワードのうちの、

 

一つ目をご紹介しましょう!

それは・・・


「へぇ~~~」

 


という言葉なのです。

ちょっと意外だったでしょうか〜??

新人声優さんにとっては、

非常に馴染みがある言葉(リアクション)ですよねぇ。

でも、

私のワークショップでは、

この言葉が出た時点で、

「やめてください!!」

となっしまうのです〜チューアセアセ




理由は簡単なことで、

「へぇぇぇ~~~」

と言ってしまうと、

言った人間は、

それだけで満足感や幸福感に浸ってしまうからなのですタラー

そして、

 

そこから先のことを思考せずに、

何か大きなことを学んだ気(知った気分)になってしまうのです。

しかし、それはただの錯覚なんですよね・・・ガーン

 

自分の中に何かを取り込む(血肉にする)瞬間というのは、

 

間違っても「へぇぇ〜〜」と感じた時ではなく、

 

そこで得たものを自分の立場に置き換えて考え、理解し、シミュレーションした時なのです。


 

 

 

これは私自身における、

 

昔々の苦〜い経験ですが、

「へぇぇ〜〜」と言ってしまったレッスン後、

その夜になると、

日中に口走った「へぇ~~」の言葉は覚えていますが、

何個の大事なことを学んで、何回「へぇ~~」と言ったかは、

 

もう覚えてはいないものなのです・・・ガーン

(でも、勉強した気分は残ったままです・・・チュー

そして、

次の日になると、

何について「へぇ~~~」と言ったかも忘れてしまっているのですガーン





私のワークショップでは、

だから、

 

このワードは禁止バツレッドになっているんですニコニコ

しっかりと予習、準備をしていれば、

「へぇ~~~」の代わりに出てくる言葉は、

「ちくしょー」になるはずなんですよねぇ。

つまりは、

「ちくしょー、そこまでは考えが及ばなかったッ!」

というリアクションが出てくるのですグッ

 

私のワークショップでは、

 

実際にこういう行動や表情を取る方はいますからねぇ。

こんな方は、

自宅に帰っても、

「なんで、私は、あんなことに気づかなかったんだろう・・・」

と考えることになるのです。

 

 

演技の上達には、

事前の努力と、

レッスン時での悔しさや後悔

 

その後の思考の繰り返しが、

セットでなければ成立しないのですニコニコ



 

私は、

この反骨精神が無ければ、

上達などは期待できないと思っています。

「クラス全員がこの心構えでなければ、レッスンなどは成立しない」

 

とさえ参加者に宣言しています。

一人でも、

自信満々に「へぇぇ~~」と言ってしまうと、

そのだらしなさは、すぐにクラス全員に波及するものなのです〜チュー

 

(私の恐れることは、このことなのです〜。)

 

 

 

どこのレッスン場でも言えることですが、

 

こういう空気をクラスが出した瞬間に、

プロの声優である講師は、アルバイトの先生になり、

プロの音響監督は、アルバイトの演出家になってしまいます。

何気ない言葉が、

彼らの本気を削いでしまうのです。



是非、

 

プロを目指す人間として、

今後は、この、

「へぇぇ~~」

を封印していただきたいですねニコニコ

そして、

クラスみんなと、

プロ意識を共有する大切さを知っていただければと思います!

 

ある一定の厳しさを持ち込んだ方が、

 

ワークショップは面白く有益なものになりますから〜。

 

オーディオキネマ主催のWSにご参加の皆様、

 

ぜひ、一緒に、

 

クリエイティブな時間を過ごしましょう。

 

よろしくお願いいたします〜!!

 

 

 

 

※二つ目のNGワードについては、次のブログにて〜〜。

 

 

 

 

 

【4月開催  3ヶ月間 声優ワークショップ】

『シナリオの読み込みをプロレベルにする!』

(全12回)

 

 シナリオ一冊と、そのドラマCDが教材。大御所声優たちのシナリオ分析の全貌について徹底解説します。

 シナリオを〈プロの声優として読む〉スキルが、プロで通用する演技表現を実現します。

 

月曜昼・夜クラス、水曜クラス、日曜クラスの4クラスを実施。

 

レッスン内容や目的は下矢印

http://dramacd.moo.jp/prolevel.pdf

 

 

 

 

【オーディオキネマ制作のドラマCD】

『研ぎ師伊之助深川噺』(上下巻)

ネットショップBASE購入下矢印

audiokinema.official.ec

 

 

 

 

オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

◆◆◆twitter◆◆◆

 @audiokinema

◆◆◆facebook◆◆◆

 @dramacd