一流声優たちの姿勢 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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「作品に敬意をはらう」

 

と書くと、

 

ちょっと大袈裟で、小生意気な感じがして、

 

心疚しい気分になるのですが・・・アセアセ


大御所声優さんのお仕事を間近で拝見して思ったのは、

 

まさに、この言葉だったんですよねぇ〜ニコニコ

 

 


 

脚本執筆や演出の世界で全くの無名新人である私作品(物語)に対して、

 

皆さんの仕事ぶりというのは、

 

こう形容するしか無いようなクオリティーだったんですよね。

 

無数の書き込みで埋められたシナリオ。

 

十数束に仕分けされたシナリオ。

 

膨大な数の付箋紙で膨らんだシナリオ。

 

小さなセリフに固執する読み込み。

 

シナリオの弱点をもカバーする読み込み。

 

人物の本質へにじり寄るアドリブ。

 

人物を完成させるセリフの作り込み・・・などなど

 

これら作品へのアプローチを挙げ始めると、

 

キリが無いくらいです〜〜!!



 

 

スタジオでの皆さんの鋭い眼光は、

 

今でもハッキリと覚えていますが、

 

それらが見つめていたのは、

 

きっと、

 

完成した作品の姿だったのではないかと思います。

 

皆さん、

 

その完成すべき姿に対して、

 

どこまでも謙虚な姿勢で向き合っていたのではないでしょうか。

 

そうでなくては、

 

ド新人の立ち上げた企画に、

 

あれほどの熱量が傾けられるものでしょうか・・・照れ

 

 

 

 

ご一緒させて頂いたのは、


私にとっては、

 

夢にまで見た一流声優さんたちばかりです

 

そんな皆さんの、

 

作品への真摯な姿勢には驚愕もしましたが、


表現力の高さは、まさに噂通りのものでしたキラキラ

 

しかし、

 

そこを徹底されている心地良さも感じた録音だったのです。

 

まさに、

 

私にとっては、

 

幸福感と安心感に包まれたような時間だったと言えるでしょね爆  笑

 

 

 

 

 

これを大胆に言い換えれば、

 

シナリオとは、

 

それほど力強いものだと知らされた経験でもありましたね。

 

現場では、

 

シナリオが頂点であり、全てであるという事実です。

 

シナリオの前では、

 

それを書いた脚本家などは「無」に等しいとさえ感じましたからね〜チュー

 

せいぜい、脚本家が存在することで、

 

シナリオが企画として存在できる、

 

だたそれだけのように思えましたねぇアセアセ

 

きっと、

 

脚本家とは、

 

旗で言うところの支柱なんですね。

 

柱にくくりつけて高く上げなくては、旗は風にはためかない。

 

そんな旗の威勢を皆が眺めていても、

 

その時、支柱に注意を払う者など誰もいないのと同じです。

 

あくまでも、

 

シナリオの中のドラマこそが、全員の目指す到着点なんですよね!

 

 

 

 

マイクの前で演技をされている姿を後方から拝見して、

 

全ての方が、

 

とても若々しく感じられたのも、

 

皆さんの、

 

そんな、ずっ〜と変わらない演技への姿勢を物語っているのだと思います。

 

「役者馬鹿」なんて言葉がありますが、

 

万年少年少女のような純粋さが、

 

ベテラン声優さんなんですよね〜おねがい

 

 

 

 

一度、そんな方々と仕事をさせて頂くと、

 

「もう後へは戻れないぞ・・・・タラー

 

という中毒性があるもの、

 

ドラマ制作の魅力ですよね。

 

もう一度、もう一度と夢見てしまうんですよねニコニコ

 

 

 

 

若い方々に、

 

この経験を伝えていく、次回作にて共有してもらうのも、

 

弊社のすべき大切な仕事のように感じますね〜グッ



 

 

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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