先ほど、
本棚を荒らしていたら、
懐かしい書籍が出てきましたので、
パラパラとめくって時間を過ごしてしまいました〜〜
その一冊が、こちら
日本史に登場する歴史上の著名人2000人を掲載した一冊です
聖徳太子から近代の人物まで、
日本史で活躍した人物の肖像を確かめることができるのです〜。
中には仏像でしか肖像が存在しない方や、
肖像画(日本画)で描かれている方、
明治期前後の方は写真での実物が載っていたりもするのです
兎に角、
有名人のオンパレードなので、
暇つぶしに眺めるには恰好の一冊ですよねぇ〜
ところで、
この書籍は、
私の作品制作にも大いに役立っているんですよ〜。
ドラマCD『研ぎ師伊之助深川噺』に、
実在の人物を登場させたいと思った私は、
ここからそのキャラクターたちを見つけたりもしたのです〜
本日は、
そんなキャラクターたちをご紹介したいと思います
それは二人の幕末の人物になります。
一人目は、
男谷精一郎です。
(私の作品では、大木民夫さんに声を務めて頂きました。)
真ん中の人物が男谷先生ですね。
この人物は、幕末の剣聖と謳われた大剣客になります
以外とふっくらとされていて驚きますね。
噂通りの、実に温厚な顔立ちをされています。
(私の作品のイラストとは随分と違いますねぇ~)
さらにもう一人、
榊原鍵吉(さかきばら けんきち)です。
こちらは、先ほどの男谷さんの弟子になる方です。
こちらは、写真での掲載ですが、とっても厳しい表情ですね~
若いころの写真をよく見ますが、そちらはとても穏やかな表情をしています。
明治維新のご一新の頃、一体彼に何があったのでしょうか・・・
とても気になるところですねぇ〜〜。
そして、
このページは、
武道を極めた方々を特集した構成となっていまして、
榊原さんの両隣は、
「幕末の三舟」と言われた、
山岡鉄舟(無刀流祖)、
高橋泥舟(自得院流祖)、
の二人が掲載されています。
どちらもどこか文化人のようで剣術使いには見えませんね
本当に強い方というのは、
一見しただけでは分からないというのは本当のようですねぇ〜。
超人というのは、
一般人にうまく溶け込んでいるものなのですね〜
ですから、
ことさら厳しいオーラを放つ榊原さんなどは、
きっと、師である男谷精一郎さんには、
到底及ばない方だったのではないでしょうか〜
そんなことを考えてしまいますねぇ。
何でもない一冊の本ですが、
仏像写真でも、日本画でも、古写真でも、
人物の顔を見ることで、
一種のリアリティーを感じながら、
その方の人となりを想像することが出来ます
これは、
物語を考える時に、とても役立つ情報となります。
キャラクターの個性を明確に保つことで、
ドラマの展開も魅力的に進ませることが出来るからです。
物語を作り始める時には、
どんなキッカケでもガイドでも構いませんが、
具体的な素材があった方が、
私には強力なモチベーションとなりますねぇ〜。
100%作り物のストーリーでも、
どこか真実味をもたせたせるべきだと思いますからね。
だから、
こういう書籍で得られた情報は、
藁をもすがる気持ちで、
大切にしなくてはならないのです〜〜
★オーディオキネマ制作作品
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二枚組CDです。
オーディオキネマ代表
山中勇人(脚本・演出)
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