6ヶ月間の成果! | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

先週、

 

約6ヶ月間をかけて実施してきた、

 

「シナリオを読み込む」ワークショップが、

 

ついに終了致しましたニコニコ

 

レッスン最後は、

 

規定の回数ではシナリオが終わらずアセアセ

 

1日余分に日程を頂戴し、

 

ようやくエンディングまでを読解することが出来ました〜爆  笑

 

 

 

 

シナリオを一冊丸々読み込むことは、

 

とてもとても辛抱のいる作業となります。

 

そして、

 

その間、

 

終始、己の読解力と大ベテラン声優とのそれとを比較し続けることになりますので、

 

参加者は、そこから起こる苦痛焦りと格闘し続けなくてはなりませんチュー

 

今回、

 

このレッスンを終了された方には、

 

努力を続けていただいたことに感謝を言いたいですね。

 

シナリオの読み込みスキルだけでなく、

 

演技表現への忍耐強さも習得されたのではないでしょうか。

 

(なんせ、私とマンツーマンのレッスンでしたからね爆  笑!!

 

 

 

 

私は常々、

 

「プロレベルのシナリオ読解力を得るには、

 

起承転結の入った一冊のシナリオを用意するべきだ」

 

と言ってきました。

 

シーンの繋がりを学ためぶにも、

 

教材は、物語の始まりから終わりまでが用意されているシナリオでなくてはなりません。

 

キャラクター作りを学ぶためにも、

 

教材は、人物紹介からその人物の終わらせ方まで書き込まれたシナリオが必要です。

 

テレビシリーズの一話分のシナリオでは、

 

こういった重要な要素を学ぶには不適当なんですよね。

 

 

 

なによりも、

 

シナリオが進むにつれて物語は膨らみをもちます。

 

それと同時に、

 

登場人物たちも成長を見せていきます。

 

この時間を、

 

WS参加者が、じっくりと共に歩むことに意味があるのだと思います。

 

物語(作品)に丁寧に付き合うことが、

 

新人声優さんにとっては、具体的な理解に通じていきますからねニコニコ

 

 

 

 

今回のワークショプでは、

 

参加者の女性声優さんと、

 

本当に多くの討論を重ねてきました。

 

そして、

 

そんな会話の中で、

 

私の作品『研ぎ師伊之助深川噺』についても、

 

新たな発見がいくつもありました〜グッ

 

1ページ目から、

 

じっくりと読み込みを進めていきますので、

 

お互いの間に、

 

自然と、独特な作品への付き合い方が生まれてくるのですニヤリ

 

その粘り厳しさが、

 

大御所声優さんの演技表現にある、

 

隠されたこだわりをあらわにしてくれるのです!

 

(この手の発見には、毎度、とても興奮させられますッキラキラ

 

 

 

 

 

中でも驚いたのは、

 

中尾隆聖さんの演じられた串田慎之介というキャラクターです。

 

ストーリー上、

 

終盤へかけてとても大切なキャラクターになってくるのですが、

 

この人物の本質へ対する中尾さんの表現が、

 

実は、

 

シナリオの半ばあたりからすでに始まっているということなのです!

 

 

 

 

大ベテランの演技を観察すると、

 

セリフ終わりの何気ない節回しにこそ、

 

人物の心情というのが籠ってくるのですが、

 

中尾さんの節回しの表現には、

 

すでにキャラクターの終わらせ方(仕舞い方)までが表現されていたのです照れ

 

これには、本当に驚きましたッ!!

 

どのキャラクター達も、

 

登場シーンから表現されてきたものを、

 

最後の出演シーンに合わせて終わらせる(仕舞う)ことが大切です。

 

(広げた風呂敷を閉じていく作業ですね〜ニコニコ

 

中には、

 

その完結シーンに、

 

お客さんへ強烈なメッセージを残す人物もいます。

 

この効果は、

 

声優さんの役への理解役作り物語のテーマへの理解が、合わさって生み出されるものです。

 

とても難解で知的な作業ですが、

 

ここが練り上がっているからこそ、

 

お客さんは、

 

登場人物にリアリティーも感ることが出来るし、

 

架空のキャラクターにすら影響されることもあるのですウインク

 

 

 

 

ブレないキャラクターには、

 

人物の本質(芯)が必要です。

 

そして、声優は、

 

その本質に沿って、

 

全セリフの演技表現を熟考していくことが重要なのです。

 

中尾さんの表現には、

 

その作業が行き着くとことろまで行き、

 

ついには、

 

まだまだ物語の中盤でありながら、

 

そのセリフの節回しに、

 

既にキャラクターのエンディング(仕舞い方)を予見させるような心情が描かれているのです〜チュー

 

これほどの心情表現の完成度があるでしょうかね!!

 

私も色々な可能性を盛り込んで、

 

いくつかのセリフを串田役に用意しました。

 

しかし、

 

これほどの質の高さ、アイデアの豊かさで表現する方法があったとは考えもしませんでした。

 

そして、その手段が、

 

実に情熱的で、見事に詩情が香り立つ方法なんですよね〜おねがい

 

 

 

 

短いセリフの、

 

言い終わりのちょっとした節回しに、

 

壮大なドラマを暗示しておく声優技術・・・照れ

 

作った私本人でさえ、

 

今までずっと聴き逃していた表現があったのです。

 

今回のワークショップは、

 

シナリオの読み込み訓練とは別に、

 

参加者と共に、

 

このような高度な声優技術を発掘する時間でもあったのですねウインクOK

 

 

 

 

「絶対に表現を逃さない」

 

という今回のワークショップで生まれた雰囲気が、

 

この学びを与えてくれたのだと思います。

 

二人して格闘してきた甲斐があったというものですね。

 

必死でやってきて本当に良かったです〜照れ

 

これで、

 

この新人声優さんの今後の活躍が続けば言うこと無しですねグッ

 

私も、

 

出来る限りサポートして行きたいと思います〜。

 

ぜひ、頑張っていただきたいですね〜。

 

大変、お疲れ様でした〜〜爆  笑キラキラ

 

 

 

★11月開催のWS

『プロ声優に必要なシナリオの読み込みを知る』

 

プロに必要な〈シナリオの読み込み〉を行い、

その深いシナリオ読解を元に、

〈プロ表現へにじり寄る演出〉を受けて頂きます。

この行程を丁寧に具体的に体験して頂くことで、

アフレコ現場に必要な本当の基礎スキルについてご理解頂けます。

【月曜・火曜・木曜クラスがスタートします】

 

右差し詳しいレッスン内容と目的については、

http://dramacd.moo.jp/201811_ws.pdf

 

 

 

★オーディオキネマ制作作品

 豪華声優陣による長編時代劇ドラマCD

 

 

   

 

オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

◆◆◆twitter◆◆◆

 @audiokinema

◆◆◆facebook◆◆◆