一本締めに秘められた日本語の〈間〉 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

先月は、

 

ほとんど、

 

こちらのブログに触れるコトなく過ごしていたのですが〜アセアセ

 

その間、

 

結構、私らしく無い「夏」を体験していたのです〜照れ

 

その一つが、

 

地元のお祭りへの参加でしたグッ

 

今年より、

 

住んできるマンションの理事会メンバーになったこともあり、

 

どっぷりとご近所付き合いをしてみようと考えたのです。

 

これは、

 

今までの私には起こり得ない決断ですね。

 

(意外と消極的なんですよねぇ・・・タラー

 

さて、

 

お祭りをサポートする内容とは、

 

祭り装飾の飾り付けから、

 

出し物の準備、

 

テキ屋の準備、

 

その後の片付け(これがすごい大変・・・ニヤリ)など、

 

それはそれは忙しい数日を過ごしていたんです〜〜!

 

櫓(やぐら)まで建設してしまう規模のお祭りですから、

 

それはそれは、中々の大仕事なんですよねぇ〜〜。

 

 

 

そんな地元の大イベントを経験して思うのは、

 

お祭りには、

 

「日本人らしさが詰まっている」という感想でしょうかね〜グッ

 

猛暑の中、

 

汗を流しているベテラン(おじさん&おばさん)達は、

 

それは楽しそうに会話をしながらテキパキと働きます。

 

まるで私のドラマCDに登場する江戸の町人達を彷彿とさせる光景でしたねウインク

 

中には、

 

江戸っ子顔負けの気風の良い方もいて、

 

私などは、タジタジさせたれたりもしました〜〜チュー

 

とにかく、

 

楽しく有意義な時間でしたね。

 

今にして思えば・・・

 

最も敬遠している場所に飛び込むのも、

 

悪くは無いものだということですOK

 

 

 

 

さて、

 

そんな祭りの後片付けが終了した時のことです。

地元の顔役の一声で、


全員で一本締めをすることになったのですニコニコ

あの、

「よおぉぉ~~~、ポンッ」

というやつです照れ

(本当は一丁締めと言うそうですが〜)




60人人ほどの人間が大きな輪になって、

 

盛大に一本締めをやるのです。

 

これは、ちょっとした光景ですよねぇ〜キラキラ
 

そして、

 

その大人数による均整の取れた〈動き〉に、

 

私は、

 

とてもとても感動してしまいました〜!!

 

「一人の掛け声に合わせて、皆で両手を打つ」

 

ただ、これだけのことなのですが、

 

その仕草には、

 

些細な狂いもないのですからニヤリ

 

ビシッと、

 

拍手の音が揃った時には、

 

一種の快感さえ沸き起こる仕草なんです。

 

 

 

 

私は、


この一本締めにこそ、

日本語演技の極意が含まれていると思えてなりません。

つまりは、

この仕草には、

 

日本語にあるべき「間」の原点を知ることが出来るということです。




日本で生まれ育った者ならば、

誰でも、

「よおぉぉ~~~」と掛け声が始まると、

絶妙な間合い(タイミング)で、

「ポンッ」

と手を打つことが出来るものですグッ

そして、

大抵の場合は、

 

その直後、心の中で、


「気持ちいぃぃぃ~~~キラキラ

とつぶやくはずです。

 

これは、一体、何が気持ち良いんでしょうかね〜??

つまりは、

この日本語の象徴する「間」に、

心地よさを感じているんですよね〜照れ

 

 

 

外国の方では、

 

この間を計ることはでいないと思います。

 

この国で生まれたから、この文化で育ったから、

 

教わるでもなく自然と知っている「粋な間」なんですよねグッ
 

 

 

私は、

 

これが、

日本人による日本語演技の基礎となるものだと思っています。

日本語のセリフには、

全ての行、全ての単語、全ての句読点に、

この心地良い間が存在するべきなのです。

事実、大御所声優たちの演技には、

 

一分の隙なく、このが存在しています!!


 

 

この無音とも言い換えることができる、

『間』

というものを操ってこそ、

一流のプロ声優なんだとつくづく思いますね〜照れ




私の使命は、

ここを楽しんでいる役者に出会い、信頼され、共に作品作りすることだと信じています。

私が演技を追求する理由も、

ここの真髄を知りたいという欲求を抑えられないからですニコニコ

ですから、

日本人らしい台詞を書き、

日本人らしい日本語を操る役者さんと時間を過ごさなくてはならないのです。



シンプルなはずが・・・・

難解である・・・・

日本語の間



これからも翻弄されるのでしょうが、

本物を求めて、

いつまでも追いかけて行きたいと思います〜〜おねがい

 

 

 

 

★オーディオキネマ制作作品

豪華声優陣による長編時代劇ドラマCD

上下巻で全4枚のCDとなります。

 

 

オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

◆◆◆twitter◆◆◆

 @audiokinema