愛されるジブリ映画 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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先日、

 

深夜放送にて、

 

スタジオジブリの『レッドタートル』が上映されましたね。

 

とても穏やかな流れの中で、

 

愛おしさや美しさ、残酷さが描かれた作品で、

 

クライマックスの「救い」のような感動は、

 

何度観ても心を揺さぶられますねぇ〜〜おねがい

 

 

 

さて、

 

新春のジブリ映画ですから、

 

私としては、

 

本編の映画よりも待っていたものがあったのです〜!

 

そうです。

 

鈴木敏夫プロデューサーによる、

 

スタジオジブリの近況報告なのです〜ニコニコ

 

そして、

 

狙い通り・・・やっぱり・・・ありましたねっグッ

 

映画終了後に〜〜キラキラキラキラ

 

 

 

 

今回は、結構なロングインタビューだったと思います。

 

いつもは、2分くらいのコメントみたいなものですが、

 

しっかりと10分くらいあったでしょうか。

 

これは嬉しい特典でしたねぇ〜!!

 

 

 

さて、

 

そのインタビューにて、

 

とても興味深いことがありましたよ〜。

 

鈴木さんが、

 

ジブリが愛され続ける理由を尋ねられて、

 

それに答えている場面でのことです。

 

彼は、

 

この問いに、こんな回答をしていましたニコニコ

 

「残念ながら、

 

人間の歴史の中で、

 

我々人間は、だんだんと人間じゃなくなってきている。

 

非人間化してきているんです。

 

そんな中で、

 

ジブリの映画の芯にあるものは、

 

人間的である、ということだと思うんです」

 

鈴木さんにこう語られると、

 

妙にズシリときてしまいますねぇ・・・。

 

 

 

 

人間じゃなくなってきている・・・・

 

これは、

 

実は、皆が薄々気が付いていることですよねショボーン

 

しかし、

 

収まりようのない非人間化の大津波に、

 

仕方なく、翻弄されてしまえと諦めているから、

 

次第に言葉にしなくなってしまったことだと思います。

 

 

 

 

さらに、

 

こんなことも言っていました。

 

「我々というのは、

 

この人間らしさというものが好きですよね。

 

つまりは、

 

デジタルかアナログか・・・どちらが好きか?

 

ということですよね。

 

これはどちらか決まっていますよね。

 

みんな、アナログが好きに決まっているんです。

 

だから、

 

ジブリ作品が好きな理由は、

 

ジブリが、アナログゆえじゃないですかねぇ」

 

こう強くおっしゃる鈴木さんの言葉に、

 

癒されると同時に、

 

なにやら勇気みたいなものをもらった気分になるんだから不思議です爆  笑

 

でも、

 

この話が聞けたから、

 

私のようなものも、

 

また作品作りがしたいとモチベーションが上がってくるのですグッ

 

良い内容のドラマを模索すると、

 

結局は、

 

人間さしさの根底にたどり着くことになるし、

 

それを自らの手で作り上げようとすると、

 

とことんアナログな作業を繰り返すことになると思います。

 

デジタルに処理されて、

 

そこから生まれるものには、

 

今はまだ、

 

生々しい血肉は流れていないように思われるからです。

 

 

 

 

スタジオジブリ、

 

ジブリ映画、

 

高畑勲監督、

 

宮崎駿監督、

 

鈴木敏夫プロデューサー

 

この存在が、

 

日本のドラマ界の大黒柱であることが、

 

まだまだ、頼もしく感じられますよねぇニコニコ

 

 

 

このロングインタビューですが、

 

他にも、

 

『魔女の宅急便』のエンディング変更騒ぎについての制作秘話など、

 

とても充実した内容でした〜〜ウインク

 

もっともっとお話を聞きたくて名残惜しいですが・・・・

 

まだまだ今月は、

 

ジブリ映画の放送が続きますよね。

 

きっと、

 

また別の鈴木さんのお話が流れるのではないでしょうか〜おねがい

 

期待して期待して、

 

録画したいと思います〜〜キラキラキラキラキラキラ

 

 

 

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