長台詞や長い会話は、何故に悪者みたいに扱われるのか? | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

声優ワークショップ

「シナリオの読み込みをプロレベルにする!」

金曜夜クラス   11/18スタート
残り枠1名です

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ドラマの面白さとは何なのか・・・

これは、

ドラマ制作に関わる者にとっては、

永遠の謎かもしれません



キャラクターの魅力や構築、

物語展開の妙技、

クライマックスの充実感、

エンディングの始末のつけ方、

作品テーマの内容やその盛り込み方、

などなど・・・・

様々なことがドラマの面白さとなって、

観客の方々を満足へと導くのだと思います




しかし、

そんな中で、

あたかも御法度のように扱われているものに、

長台詞長い会話というものがあるのです

何故かと言えば、

ダラダラとした会話をジィ~~~ッと聴いてくれるほど、

観客の方々は忍耐強くはないという理由からのです

いや、そうであると制作側が信じているからでしょうかね・・・

または、

これを成立させるためには、

声優側も制作側も、

現場にて大変な苦労をせねばならぬという嫌悪感から避けている現状かもしれません。




しかし、

私は、

この長台詞、長い会話というものが大好きな性分なのです

特に、

名優による、日本語による、長い会話ほどゾクゾクされられるものはありません。

これこそが、

上質なエンターテインメントであると思っているのです

ですから、

それを納得するレベルで実現することが、

私のドラマ制作における隠しテーマだったりもするのです~




声優さんにとっても、

長い台詞というのは、

大きな困難があると思います。

(それは、十分に承知しているつもりです・・・

ただし、

シリアスなシーンでは、

しばしば長い会話が緊張感や緊迫感を増幅させる効果があるものです。

また、

作品のテーマに突っ込んでいく場面でも、

長い台詞が必要とされる時があります。

お客さんにとっては、

注意力が散漫になりそうになる危険性はありますが、

作品の重厚感のためには、そのリスクを犯してこそ・・・という見方もあるのです。

作品の面白さというのも、

色々な種類、カタチがあるということですね




そんな長台詞を上手に成立させるには、

シナリオの質、言葉(セリフ)の質が不可欠なのはもちろんですが、

声優さんのスキルというのも重要になってきます。

制作側が、

どうしたって後者へ期待を寄せるのは、

情けないですが・・・当然のことですよね

ですから、

本当に演技の上手い方の出演が必要なのです

つまりは、

長台詞や長い会話を使うという選択は、

贅沢な選択ということにもなるのです。



たとえば、

こういった方々ならば、

長さなどは一向に気にならないシーンを作り出すことが可能だと思います。

納谷五郎さん、

永井一郎さん、

大木民夫さん、

山田康夫さん、

大林隆介さん、

榊原良子さん、

などがそうではないでしょうか~

この方々ならば、

15分くらい喋り続けていても私は大満足できるでしょうね

(是非とも聞きたいところです~




そんな長さが持つ醍醐味に、

どんどんと挑戦していくことはとても重要だと思います。

若い制作陣、若い声優たちこそが、

引き込む力があるセリフ・・・・

離さない魅力がある演技・・・・


ここへの追及を続けていかなくてはならないと思いますね。




会話演技というものが、

様々に存在するドラマの面白さの要素から後退してしまっては、

日本語の持つ魅力は永遠に失われてしまいますからね。


我々の世代が、

これを復活させるべきなのです




オーディオキネマ

代表  山中(脚本・演出)
◆◆◆Workshop◆◆
残り枠1名です
声優のための3ヶ月間ワークショップ
「シナリオの読み込みをプロレベルにする」
金曜夜クラス(19時~22時)

詳細はコチラ

◆◆◆◆◆◆