ポニョってなに? | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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宮崎駿監督の手がけた作品の中でも、

『崖の上のポニョ』

という物語は、

私にとって、

どこか摑みどころのない作品として、

印象に残ってたのですチュー



監督曰わく、

「5歳の子供が初めて観る映画として作る」

というのが制作の動機らしいのですが、

そこが、

頭の硬い大人には、

素直に楽しめない理由なのかも知れませんねタラー




しかし、

この映画が一体何なのか・・・?

何のために作られたのか・・・?

それを知りたくて、

ここのところ頻繁に映画を見返したり、

こんな書籍を借りてみたりしているんです〜

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宮崎駿監督の対談での内容がまとめられた一冊なのですが、

ポニョの制作についてだけでなく、

自身の過去について語る箇所などから、

何故この映画が誕生したのかが、

ジワジワと理解できて来そうな気がするのですOK

まさに、

インタビュアーの勝利という感じですねニヤリ

穏やかに進んでいく対談も、

魅力の一つです。




さて、話を本題へ戻しますが、

この『崖の上のポニョ』という映画について、

そんなふうに、

あれこれと調べていく内に、、、

あることに気がついたのですびっくりハッ

それは、

宮崎監督の厳しい一面がこの映画にも入っている、

ということなのです!

宮崎監督の映画には、

常に、

この彼特有な厳しさが反映されています。

それは、

子供をターゲットにしているとは思えないほどの、

現実世界の厳しさが、

生々しく作品世界の背景へ投入されているのです。

(これがジブリの魅力であり、あの強烈なリアリティーの要因でもありま!




では、

『崖の上のポニョ』にとっての、

宮崎駿監督の厳しさとは、

どこに表現されているのか・・・・?

それが、

あの、

津波のシーンなんです!!




一匹の小魚が、

人間の少年を好きになり、

人間になりたいと願い、

衝動的な行動にでるのです。

その大胆な想いが、

あの大津波を生み出し、

世界の様子を一変させたのですチュー

つまりは、

小魚が人間になるための代償として、

あれだけの自然災害が起きたと言えるのです!

小さな魚の無茶な願望のエネルギーに等しいものとして、

あの大津波や、

太古の海の壮大なエネルギーが、

描かれているんですね爆笑

これは、

相当な厳しさですよねアセアセ




でも、あのポニョは、

ごく当たり前の様に、

自然界の摂理を捻じ曲げてやるぞ、

と実に無邪気なんですよねぇ。

その考えの魅力や尊さ・・・。

貫き通す信念の清々しさ・・・。

代償を恐れない勇気・・・。

そして、

その代償を受け止めざるを得ない周囲・・・。

このあたりが、

作品のテーマになっていくのでしょうね照れ




摑みどころのなかった映画が、

今は、

少しは・・・理解できた様な気がしています〜チュー

色々とこの映画の知識を入れてみて、

その後、

5歳児の気持ちになって鑑賞し直した時に、

そんな様々なところに、

「こりゃぁ、タイヘンだぁ〜!

とワクワクして鑑賞している自分に気がついたのです。




やっぱり、

監督の言われた通り、

これは、

5歳児が初めて観るための作品なんですね。

子供の目にならないと、

本当の魅力に気がつかない映画だったんですね。




あの年齢にて、

ポニョを活躍させる監督は、

まさに恐ろしい人です。

ちょっと激し過ぎますねギザギザ爆笑




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山中